ゲッターロボ

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ゲッターロボ』は、永井豪石川賢原作のマンガ、及び、アニメーションである。1974年(昭和49年)4月4日から1975年(昭和50年)5月8日までフジテレビ系で毎週木曜日19時 - 19時30分に全51話が放送された、東映動画(現・東映アニメーション)製作のロボットアニメ

目次

[編集] 概要

巨大ロボット作品中、「合体・変形ロボット」作品の元祖と位置づけられるもの。3人の操縦者によって、「ゲットマシン」と呼ばれる3機の飛行機様の乗り物が合体し、「空中用」、「地上・地中用」、「海中用」の3種のロボットに変化するコンセプトは、その後の続編などにも引き継がれている。

マジンガーZ』という「ロボット」ヒーロー、『仮面ライダー』という「変身」ヒーローを大成功させた東映のプロデューサーが、「ロボット」+「変身」という新たなコンセプトのヒーローを生み出そうと永井豪率いるダイナミックプロに企画を依頼したのが誕生の発端とされる。


注意以降の記述で物語・作品・登場人物に関する核心部分が明かされています。


[編集] ストーリー

[編集] アニメ版

早乙女研究所で開発されていた宇宙開発用のロボット、ゲッターロボ。しかし、太古の昔、人類よりはるか以前に地上を支配していたハチュウ人類[1]が長き眠りより目覚めて地上奪回を目指して侵攻を始めた。ゲッターロボのエネルギー源として研究されてきた、人類にとっては未知の宇宙線、ゲッター線は実はハチュウ人類を地底へと追いやった元凶だったのである。ゲッター線開発を阻止すべく恐竜帝国帝王ゴールは早乙女研究所を襲った。テストパイロットと共に実験機を失いピンチに陥る早乙女研究所だったが、浅間学園に通う正義感溢れる3人の高校生、流竜馬神隼人巴武蔵の協力によって戦闘用に改装されたゲッターロボが恐竜帝国の魔の手に立ち向かうのであった。

[編集] 漫画版

太古の昔、地上に降り注いだゲッター線。その未知なるエネルギーは現在早乙女研究所において新エネルギー源として研究されていた。しかしゲッター線はそれを苦手とする恐竜帝国に狙われていた。ゲッター線を守るには恐竜帝国と戦うしかない。早乙女博士はハチュウ人類の弱点であるゲッター線をエネルギーとするスーパーロボットを開発した。が、あまりの高出力に機体を操縦できる者がいない。早乙女博士は空手の全国大会に殴り込んだ空手家の流竜馬、革命を目指して学校の一部を支配していた学生運動家、神隼人をスカウトし、来たるべき恐竜帝国の侵略に備えた。幾度かの戦いのすえ志願してゲッターロボに乗り込んだ柔道家の巴武蔵を3人目に迎え、果てしない防衛戦を繰り返すのだった。

※学年誌版ではアニメ版のコミカライズもある。
※企画自体はアニメ化が先であるため、石川賢による漫画連載を「原作」と呼ぶのは正確ではない。

[編集] メディア展開

1970年代初頭はメディアミックスの定着期であり、この作品もその一角において強い存在感を示している。

本作は1974年4月4日から、作品としてのメイン展開において、TVアニメと週刊少年サンデー小学館)での連載漫画の二本立てとしてスタートした。アニメと漫画はほぼ平行してスタートしているが、ダイナミックプロによる企画であるため、アニメのクレジットでも漫画を原作として位置づけている。TVアニメは1975年5月8日に全51話放映で終了し、『ゲッターロボG』となる。

前番組は『ドロロンえん魔くん』であるが、『マジンガーZ』の大成功から「この時間枠もロボットアニメで仕掛ける」というフジテレビの意向が強く出た結果となった。

東映動画が考えた最初のアイディアでは「3人が合体して一つのロボットにならないか?」ということだった。

これにスポンサーのポピーの杉浦幸昌が「ジャンボマシンダーがひとつでこんなに売れたんだから、ひとつの番組で3体出せばもっと売れる」というようなことを言って、「複数のロボットを登場させてほしい」と注文した。

初期設定では「チェンジロボット ゲッター3」と仮タイトルがつけられ、3人の中学生、流竜之介犬神隼人巴武蔵が主人公で、サイボーグとなって戦うという設定であった。ゲッターへの変形もサイボーグ化された3人が人間ピラミッドを組み、頂点となるのが誰かで3種類のロボットに変身するというもので変形ロボのイメージは少なく、変身合体という構想であった。流竜之介(リュー)が頂点となると腹部にアストロビームを装備したゲッター3に、犬神隼人(ハヤト)が頂点となるとマントをブーメランに変形させて戦うスピードファイター、ゲッター2に、巴武蔵(ムサシ)が頂点となると胸からアストロング砲を撃つパワータイプのゲッター1に変身する(機体番号の振り方が企画初期では3-2-1となっており、放送された1-2-3とは逆になっている)。3人が操る地底戦車タイプのマシンにはゲットマシンと名前が付けられている。このコンセプトはそのまま引き継がれゲッターロボの元となった。なおこの初期設定のゲッターは3機ともマントを装備した人間型で目に瞳が(2を除いて)描かれている。

その後設定は、サイボーグからレーシングマシンへと合体の主体が変わり、最終的には、合体したときタイヤが付いているのでは絵的にみっともないということで、戦闘機が空中で合体するというアイデアに決まった。

石川賢による漫画と、アニメなどでは、同じ主人公の設定・経歴や他の登場人物なども一部異なっている。以降の続編に相当する漫画、及び、TVアニメ作品も多い。また、本作品に限ったことではないが、TVアニメでは、対象年齢が下げられている。そのため、キャラクターの設定や言動も漫画とアニメではかなり異なっている。

時系列的に述べるなら、放送当時の劇場版アニメは、『グレートマジンガー』などと共演という形式で、特別編的な要素で成り立ち、近年の各OVA作品はパラレルワールド的な意味合いが強い。

『ゲッターロボ』は先立つダイナミック企画作品『デビルマン』の対異生物戦争、『マジンガーZ』の対異文明戦争の両方をミックスした「恐竜帝国」との戦いというモチーフ。

『ゲッターロボG』は「百鬼帝国」という神話伝説の「鬼」をモチーフとした。当時の設定では、そこに科学的設定を加え、一種の脳改造のシンボルとして角が生えていることとなった。そのために異生物設定は影を潜めている(原作・アニメとも)。

ただし漫画版『ゲッターロボG』終盤部においては、新たな敵である「アトランティス帝国」が登場し、前述の「百鬼帝国」と三つ巴の争いの設定となる。

この時に登場した、アトランティス製の巨大ロボット「ウザーラ」は、後のOVAに登場する、「真ゲッタードラゴン(最終形態)」のデザインの基礎になっている。

ゲッターロボ號』は企画の初期段階では、プロフェッサー・ランドウが率いるメタルビースト軍団が敵である。そのためもあって、作品ではゲッターロボが本来持つ「ゲッター線」というモチーフがまったく登場しない。実際に後年原作者によって言及されたところでは、ゲッター線ではないエネルギーで動いている設定であった。

アニメ終了後も続いた原作漫画ではそこを逆手に取る。メタルビースト軍団は初代の恐竜帝国にのっとられるところとなり、それに対抗するためゲッター線で動く「本当のゲッターロボ」真ゲッターロボが登場、これが後に繋がる「サーガ」の幕開けとなる。

[編集] マンガ作品

年代は連載開始の年であり、ストーリー上の時系列順に並んでいる。

以上4作品は1999年から2000年にかけて発行された『ゲッターロボサーガ』シリーズで読むことが可能。

『ゲッターロボG』の途中までについては、当初、1974年から1975年にかけて小学館から刊行された学年誌、「小学一年生」や「小学四年生」などにも、石川賢作画のマンガが連載されていたが、『サーガ』には編入されず、別の形式で単行本化されている。

『號』よりさらに後の物語であり、「双葉社文庫名作シリーズ」において、先述の4作とあわせ正式にゲッターロボサーガに加わった。これによって、文庫版で再編されたサーガは全9巻が存在している。『アーク』や『真ゲッターロボ』には、未来の宇宙でゲッターエンペラーという謎の存在も登場する。
石川の没後に描かれた作品。
  • 偽書 ゲッターロボ ダークネス:ヤングアニマル嵐白泉社)2009年No.6にて『偽書 ゲッターロボDASH』導入部を「エピソード.0」として別冊付録化、およびプロローグ「エピソード0.5」を掲載。No.7より連載開始予定。

アンソロジーコミックも多数存在する。石川の没後に出版された『ゲッターロボアンソロジー〜進化の意思〜』(発行:幻冬舎 ISBN 978-4-344-81272-7)では永井豪清水栄一下口智裕津島直人今石洋之などが参加・寄稿した。

[編集] TVアニメ作品

年代は放映開始の年であり、放映された時系列順に並んでいる。

  • ゲッターロボ(1974年)
ボディーカラーが白一色の「プロトタイプ」が登場。後年のアメリカ合衆国などでの放映時のタイトルは、『Space Robot(スペースロボット)』。
  • ゲッターロボG(1975年)
当初制作会社では『ゲッターロボ』から通しナンバーが引かれた同一作品のマイナーチェンジであったが、後年著作権が明確になるにつれて、別作品に分離。英語タイトルは『Jet Robot(ジェット ロボット)』。
漫画版と違い、先の『ゲッターロボ』『G』とはストーリー上の接点は一切ない。中盤に神隼人を登場させることで世界観を繋げる案があったが、キートン山田のスケジュールの都合で実現しなかったというスタッフの証言がある。

[編集] 劇場アニメ作品

東映まんがまつりで公開された。

[編集] OVA作品

年代は発売された年。設定、時間などは作品毎に独立している。

ゲッターロボ、ブラックゲッター、ゲッターロボG、真ゲッターロボ、真ゲッタードラゴンが登場する。
ゲッターロボ、ネオゲッターロボ、真ゲッターロボ、神ゲッターロボ(設定画ではヨロイゲッターとなっている)が登場する。
ゲッターロボ、プロトタイプゲッターが登場する。この作品のゲッターロボは全く新しいデザインで、旧デザインのゲッターロボが「プロトタイプゲッター」の名前で登場する。

[編集] ドラマCD作品

  • スーパーロボットミュージアム ゲッターロボ対ゲッターロボG
同名の漫画エピソードのドラマCD版。一部原作漫画から変更があり、アニメ版と漫画版の複合設定と成っている。また、ゲッターチームのキャストはTV版の準じている。

[編集] 小説作品

2001年電撃文庫から発売された。著者はたかしげ宙。漫画版を基にしているが、時代設定が21世紀初頭になったため、ハヤトのプロフィールが大幅に変更されている。第1巻が発売されたのみで未完のままになっている。カバーイラストと挿絵は石川賢による描き下ろし、ゲストイラストを村枝賢一が寄稿している。

[編集] 英語版タイトル

TVアニメの設定中では、初代「ゲッターロボ」は「戦闘用ロボット」ではなく、「宇宙開発用として研究、製造されたロボット」であることから、当初の海外放映時タイトルは『Space Robot(スペースロボット)』となっている。近年は『Getter Robot』という名称を用いられることが多い。

また1990年代半ばには漫画版『ゲッターロボ號』の初期エピソードが北米ビズメディア社から『VENGER ROBO』のタイトルで英訳出版されている。

[編集] 最終回

ゲッターロボは現在でいうところのメディアミックス作品に該当するものであり、少年誌の他に小学館発行の子ども向け学年誌にも掲載されていたため、複数の最終回が存在する。

[編集] 漫画

  • 少年誌版
メカザウルス「モバ」との戦闘により記憶喪失となり百鬼帝国に捕らえられていた竜馬は、ゲッターを操縦する力を失っていた。そこに恐竜大隊が襲撃してくる。武蔵は新ゲッター完成までの時間を稼ぐために一人で出撃し、損傷したゲッター1の腹部からゲッターエネルギータンクを引きずり出して自爆し、恐竜帝国空軍を壊滅させる。その光景を目にした竜馬は記憶を取り戻す。 ゲッターロボは失われていると油断したゴールは最前線に向かうが、早乙女研究所と新ゲッターにより仕掛けられていた復讐の罠にはまる。辛くも脱出したゴールはメカザウルス海軍のもとへ急ぐが、その部隊は百鬼獣によって壊滅させられていた。恐竜帝国はゴールを見捨てて去ってゆく。死を覚悟したゴールはゲッターロボと刺し違えようとするが、百鬼獣の手によって命を絶たれる。
  • 学年誌版1
恐竜帝国との決戦で傷を負ったゲッター1は特にベアー号の損傷が激しく武蔵も重傷を負う。死を覚悟した武蔵はベアー号を分離させ、メカザウルスの群れへ捨て身の攻撃を行い戦死する。その後に完成した新ゲッターロボがゴールを倒す。
  • 学年誌版2
メカザウルス「モズ」の攻撃によりゲッター1は左足を損傷し武蔵も重傷を負う。死を覚悟した武蔵は研究所の最上部から「モズ」の口にゲッター3で突撃し、怪力を活かしてその口をこじ開けてゲッターミサイルを叩き込み、モズとともに四散する。

[編集] アニメ

  • テレビアニメ
巨大なメカザウルス「無敵戦艦ダイ」に対しての攻略として、ゲットマシンによる三段式ゲッターロケット弾をダイの体内に撃ち込む作戦が計画・実行された。しかし、武蔵の不手際で失敗し、ゲットマシンは撃墜された上に竜馬と隼人が重傷を負ってしまう。早乙女博士やミチルは高性能ミサイルを積み込んだコマンドマシンで再度攻撃を仕掛けようとするが、ゲットマシンが撃墜されたことの責任を感じた武蔵はこれを押し留め、自身がコンマドマシンに乗り込んで恐竜帝国に攻撃を仕掛ける。無線通信の会話で武蔵は攻撃を成功させて無事に帰還することを誓う。しかし、メカザウルス「ザロ」の迎撃を受けたコマンドマシンは炎上、操縦不能に陥ってしまい、ミサイルも切り離す事ができぬままダイの体内に突入し、制御部を破壊されたダイは暴走、地上に拠点を築いたばかりの恐竜帝国をその巨体で破壊し尽くし、帝王ゴールも大魔神ユラーも滅びる。
公開は『ゲッターロボ』テレビシリーズの最終回放映から2か月あまりが経過した7月。
謎の宇宙船に早乙女研究所が襲われて出撃、武蔵は分離状態のベアー号で戦闘中、空魔獣「グランゲン」が放った光線の直撃を受けてしまい、グランゲンを回避できずに空中衝突、グランゲンもろとも爆死する。
早乙女研究所及び残りのゲットマシンも大破、早乙女博士は極秘に開発していた新型ゲッターロボと予備要員の車弁慶の投入を決意する。
なお、本作では物語序盤にこのイベントは発生する。
ゲッターロボ原作最終盤の武蔵の死という物語上重要なイベントが、本作では物語冒頭のエピソードとして起きており、「最終回」の範疇には含まれないが、この武蔵の最期はOVAのストーリー展開に大きく影響するため、併記する。
ニューヨークに出現し都市を壊滅寸前に追い込んだ帝王ゴール率いる恐竜帝国、そして無数のメカザウルス。早乙女研究所において建造中の新型ゲッターロボ「真ゲッターロボ」は完成直前であり、従来のゲッターロボが立ち向かう。しかし、竜馬は重傷を負って記憶を失っており、出撃不能の状態であった。ゲッターチームに出撃命令は下りず、これに業を煮やした武蔵が単独操縦でニューヨークへ出撃したものであった。早乙女博士と隼人は真ゲッターロボの完成を待って出撃することを決め、竜馬を真イーグルに乗せた上で真ゲッターロボの起動を試みたが、なぜか起動しない。
一方、ニューヨークへ単身出撃し孤軍奮闘するものの、圧倒的な敵戦力の前に傷ついていくゲッターロボ。メカザウルスに取り囲まれ、覚悟を決めた武蔵はゲッター炉心を暴走させ、ニューヨークの街、そして自らの命を引き替えに恐竜帝国に大打撃を与え、帝王ゴールにも深傷を負わせて撤退させることに成功する。しかし、竜馬の記憶は戻ったものの、真ゲッターロボは遂に起動しなかった。
この事件をきっかけとして国際社会の圧力によりゲッター線の研究開発は凍結され、真ゲッターロボも封印されることになった。そして、武蔵の死にショックを受けた流竜馬は早乙女研究所を去り一人修行の旅に出る。一方、神隼人も研究所を離れネイサーに入り、プラズマ駆動で動く、すなわち、ゲッター線を使用せずにゲッターロボと同様の運用が可能なネオゲッターロボの開発に注力することになる。
つまり、初期アニメ版の武蔵だけは他の作品と大きく異なり、敵を倒して無事に帰還する意志を示しながらも死亡しており、戦死の内であっても、限りなく事故死に近い死に方でその最期が描かれている。

[編集] キャラクター:キャスト

[編集] ゲッターチームと早乙女研究所

長野県浅間高原にある。

流竜馬:神谷明
  • アニメ版
17歳。愛称はリョウ。浅間学園に通う高校生。サッカー部のキャプテン。サッカー部のコーチであった早乙女達人が恐竜帝国との戦いで戦死したため、その敵討ちを誓い、イーグル号とゲッター1のパイロットの座を達人から引き継ぐ。性格は真面目で責任感の強い熱い優等生タイプ。ゲッターチームのリーダーをつとめる。九州の剣術道場の息子で、剣術の心得もある。学校の寮では隼人、武蔵とはルームメート。妹を交通事故で亡くしている。父母は顕在だが60代でかなりの遅子。唯一正規のパイロットスーツを着用している。
  • 原作漫画版
TV版とは全く正反対の性格。父(流一岩)を締め出した空手界に復讐するため大会に乱入してぶち壊した。言動も荒々しいが初対面の人間に対して敬語を使うぐらいの礼儀はある。敵に対しては全く容赦せず、完膚なきまで倒す(ただし、敵以外には非情ではなく、恐竜帝国の基地内で人体実験に使われていた人々を見つけた際、戦いに巻き込むことを拒んでいる)。空手大会への乱入で見せた闘志と戦闘力が早乙女博士の目にとまり、試験としてけしかけられた殺し屋を倒したところを拉致されてゲッターのパイロットにされた。そのため最初は反発していたが、恐竜帝国の非道と早乙女博士の覚悟を見て戦うことを決意する。
神隼人:山田俊司
  • アニメ版
17歳。ジャガー号とゲッター2のパイロット。浅間学園の生徒。スポーツ万能で主将である竜馬(サッカー部)、武蔵(柔道部)からも入部を勧誘されていた。ニヒルな一匹狼的性格だが、それと相反するような「おれはボインちゃんが大好きでな」という台詞でも有名。趣味はハーモニカを吹くことで、母の形見の十字架を肌身離さず持っている。当初はかなりの自信家で実際に竜馬の能力を上回る描写も度々視られた。しかし、やがて博愛主義の竜馬に心を動かされサブリーダーとしてサポートして行く事になる。早乙女ミチルに亡き母の面影を見つけ、ひそかに慕っていたが、百鬼帝国との決戦で、死地におもむく際についに告白する。家族は父と姉。父は神重工業の社長。戦闘服は自前のライダースーツとヘルメット。
  • 原作漫画版
旧校舎を根城にする学生運動のリーダーで、命令を破った部下の耳や鼻を素手で引きちぎるなど狂気をはらんだ人物として登場した。スポーツ歴は器械体操であり野獣のように身が軽く戦闘力も竜馬に引けを取らない。やがてゲッターロボのパイロットに任命され自分達の学生運動の規模の小ささに幻滅し、侵略者である恐竜帝国、百鬼帝国との戦いに身を投じていく。必要とあらば自分を含め犠牲を出すことをいとわず、恐竜帝国によって人体実験に使われた人々を巻き込んででも敵を倒そうとしたり、自分の体が乗っ取られそうになったときは自分の舌を噛み切ったりしようとした。ミチルとの恋愛関係は一切なく、後の作品で婚約した女性も目の前で爆死してしまう。ゲッターサーガでは武蔵をはじめとするゲッターチームの仲間達の死を見届けることとなり、竜馬の配慮で真ゲッターから下ろされた時は「また俺を生き残らせるのか」と悲痛な叫びを上げる。
巴武蔵:西尾徳
  • アニメ版
17歳。ゲッター3及びベアー号のパイロット。友人である流竜馬と同じく浅間学園に通い、柔道部の主将を務める。当初はは虫類が苦手という弱点もあったが、努力によって克服。能力、性格は共に対照的な隼人からは前半ではかなり批判されていたが、後に信頼も得る様になる。ミチルへの愛情は誰よりも強い。得意の柔道技である「大雪山おろし」を使うなど、ゲッター3のパイロットとして成長したが、TV版最終回にて単身コマンドマシンに乗り、生きて帰ることを望みながらも無敵戦艦ダイの口内に突入して相討ちになるという壮絶な最期を遂げる。劇場版である『グレートマジンガー対ゲッターロボG空中大激突』ではオープンゲットで離脱中に空魔獣クランゲンと相討ちの形で戦死している。戦闘服は工事現場用のヘルメットと剣道の赤胴を着用。なお、背中の日本刀は本物であり、敵キャプテンとの決闘の時に竜馬に貸し与えたこともあった。北海道出身で母のみ登場した。当初はコメディリリーフ(お笑い担当)であったが大枯文次の登場で次第に文次にバトンタッチする事になる。
  • 原作漫画版
原作版では戦いに巻き込まれた際ゲッターにほれ込み、新たなパイロットとして自分を売り込んできた。しかし、知能指数や運動神経、持久力は人並みだったことから断られるも、無理やり乗り込んでの初陣で竜馬、隼人が気絶してしまう状況でも一人ぴんぴんしていたほどの体力を買われて正式なパイロットになった。TV版と違い、別には虫類は苦手ではないがアニメ版と比べ一番性格に変更がなく、スポーツ歴(柔道)もアニメと共通している(「大雪山おろし」の設定も共有)。単身ゲッター1で出撃してゲッターの腹部を裂いて取り出したゲッター線増幅装置をオーバーロードさせて自身もろとも恐竜帝国を道連れにした。なお、後年加筆されるまで漫画版ではゲッター3を操縦していなかった(但しゲッター3への合体は試みられたが武蔵が重症のため合体は失敗に終わる)。子供の元気に優しい面やミチルに惚れているところはアニメ版と共通している。
早乙女博士:富田耕生
ゲッター線研究の権威である科学者。ゲッター線の平和利用のために宇宙開発を目的としたゲッターロボを開発するが、恐竜帝国の進撃で長男の達人が死亡し、竜馬たち新生ゲッターチームとともに恐竜帝国、そしてゲッターロボGでは百鬼帝国と戦うことになる。普段は優しく気さくな性格だが当初チームワークが悪かったゲッターチームを叱責することも度々あった。原作漫画版同様、2回ほど(2話と最終回の51話)欠員が出来た場合ゲットマシンに乗り込もうするが2回とも武蔵の奮起で出撃には至らなかった。
  • 原作漫画版
TV版と比較してするとゲッターのパイロットにスカウトするための試験として竜馬に殺し屋を差し向けるなど、マッドサイエンティストな一面が強調されている。また、達人が助からないと知るや、自ら焼き殺し、さらに自分と竜馬だけでも助かればいいと発言してミチルに非難される。もっとも、心中では「ゲッターさえ完璧に動けば……」と呟いており、ただ非情なだけの人物というわけでもない。関係者(早乙女研究所)には厳しいが民間人に対しては保護も考える。3機揃ってのゲットマシン初陣には、まだパイロットが決まっていないベアー号を操縦しゲッター3でも戦った。「ゲッターロボG」の時期はマッドサイエンティストとしての一面はなりを潜め、コミカルな描写もなされるようになっていたが、「真ゲッターロボ」で弁慶の行方不明をきっかけとして豹変する。
早乙女ミチル:吉田理保子吉田美保(スーパーロボット大戦シリーズ)
17歳。ゲッターチームの一人で、早乙女博士の娘。作中ではコマンドマシンやレディコマンドを操縦してゲッターロボの支援にまわっている。浅間学園のマドンナ的存在で、巴武蔵や大枯紋次に好かれていたが、最終的には隼人といい関係になっていた。ゲッターロボGの終盤では行方不明になった隼人の代わりにゲッターライガーに搭乗した。
  • 原作漫画版
特に戦闘には参加していない。やむをえず兄(達人)を殺した父(早乙女博士)を「残酷な人」と呼んだ。
早乙女元気:菊池紘子
早乙女博士の二男で小学生。当初チームワークが悪かったゲッターチームに意見するなど、しっかりした面も持っている。武蔵とは特に仲が良い。愛称は「元気ちゃん」。
  • 原作漫画版
登場はしていたが特に目立った活躍はない。
早乙女和子:菊池紘子、第20話のみ千々松幸子
早乙女博士の妻。親元から離れているゲッターチームの母親的存在で自宅で食事を御馳走することもある。戦時中の空襲で父母を亡くしトラウマとなっている。
  • 原作漫画版
未登場。
早乙女達人:野田圭一
早乙女博士の長男。浅間学園のサッカー部コーチでゲッターロボの正規パイロットであったがメカザウルス・サキの攻撃により練習機のゲットマシンに搭乗中に他の正規パイロット共々殺されてしまった。
  • 原作漫画版
リョウのパイロットとしてのトレーナーだったが、研究所への恐竜帝国の奇襲により洗脳されてしまい、父親の早乙女博士に火炎放射器で殺されてしまった。

[編集] その他関係者

ジョーホー:富田耕生
武蔵の後輩で浅間学園の柔道部員。毬栗頭で丸眼鏡。不登校気味で自宅で奇妙な発明をしている。リョウや隼人に後れを取る武蔵に献身的につくす。後に文次に弟子入りする。
大枯文次:矢田耕司
浅間山の発明狂を自称し、ゲットマシンの航空路に自宅研究所があるため騒音を抗議し当初、早乙女研究所とは反目していた。がミチルに惚れてしまい以後「ミチル姫」と付きまとうようになりゲッターチーム(特に武蔵)と諍いが絶えなくなる。後にゲッターナバロン砲の砲撃手となる。登場後は主に武蔵に代わってギャグメーカーを務める事になる。
ドラマCD「スーパーロボットミュージアム ゲッターロボ対ゲッターロボG」では、早乙女博士をゲッター線研究に集中させたいというミチルの頼みで、早乙女研究所の副所長に就任していた。また、この際に早乙女博士からゲッター線学を学び、「早乙女博士の一番弟子」を自称していた。
浅太郎:緒方賢一
文次が発明した万能ロボット。意志を持っており文次を「先生」と呼ぶ。便器から歯磨き、洗顔までの機能がある。あたまのプロペラで飛行も可能。
神大造:矢田耕司
神隼人の父で、神重工業株式会社の社長。隼人が中学生の時に妻(明日香と隼人の母親)が病死しているが、その時にも仕事一辺倒だったこともあり、隼人は常に彼に反発し冷徹な態度をとっていた。しかし、ゲッターロボGでは建設中だった神重工業ゲッター線研究所を犠牲にしてまで息子の隼人を助けた。
神明日香:菊池紘子
神隼人の姉。第16話では恐竜帝国の手により、催眠術で操られてゲッター計画の設計図を奪うことになる。ゲッターロボG第6話では婚約者の坂崎と共に新早乙女研究所を訪れるが、百鬼帝国の手によりにより坂崎を失うことになり、第29話でパリに留学していたが、帰国時に百鬼帝国の攻撃で重傷を負うなど不幸が多い。隼人が父に対して冷徹な態度をとっていたのに対し、姉の明日香とは仲がよい。
流竜作:神弘無八奈見乗児(ゲッターロボG)
アニメ版での竜馬の父親。剣術道場を継がせるために、竜馬を連れて帰ろうとした。隼人と武蔵が2人がかりでも勝てない程の達人。性格は竜馬を上回る頑固。『G』では現役で剣道大会に参加している。劇中のテレビ紹介では65歳となっていた(『ゲッターロボG』)。
  • 原作漫画版
流一岩
原作漫画版での竜馬の父親。既に故人でありリョウに抱かれて遺影として登場。狂人空手家として異端児呼ばわりされ空手界を追放されていた。竜馬に幼少からスパルタ教育で空手を仕込んだ。
巴タケ
巴武蔵の母。武蔵がガールフレンドが出来たと集合写真に細工(ミチルとのツーショットの様に)し母に手紙を送ったため、誤解し研究所にやって来た。それが嘘だとばれると武蔵に激怒した。なお、武蔵は恐怖感に蝕まれる(戦闘中など)と「お母ちゃ〜ん」と彼女を思い出す。
敷島博士
原作漫画版のみに登場する、早乙女研究所の兵器開発部門の主任。元日本軍の兵器開発者。マッドサイエンティストであり、その狂気は自分の作った兵器で殺された相手の死体をじっくりと観察するほど。最大の目的は自分の作った兵器で自分自身が殺される事。
ナレーター:野田圭一(第1話のみ)
ナレーター:山田俊司
次回予告の締めは「テレビ スイッチオン!」であった。

[編集] 恐竜帝国

帝王ゴール:神弘無/内海賢二(スーパーロボット大戦シリーズ)
太古の昔、地上を支配した恐竜帝国の帝王。ハチュウ人類を再び地上に戻らせるために、地上人類に対し戦争を仕掛ける。任務に失敗した者や裏切り者はマグマに突き落として処刑する冷酷な性格であるが、王女であるゴーラに対して愛情を向ける一面もある。また、原作漫画版の粗暴な性格とは違い綿密な作戦を立てて指令を発することが多い。最終話にてゲッターチームを退散させ、勝利したかに見えたが、武蔵が無敵戦艦ダイに突入したことによるダイの暴走に巻き込まれて死亡した。
スーパーロボット大戦シリーズでは代役として、真ゲッターロボ対ネオゲッターロボのゴールと同じキャスティングされている。
  • 原作漫画版
娘ゴーラや大魔人ユラーは登場しない。任務に失敗した者をマグマに突き落とすようなことはしない(任務に失敗=ゲッターロボに殺されるため)。しかし人類を「猿」呼ばわりし性格も粗暴である。竜馬が行方不明になった直後に、百鬼帝国の出現等から最大の脅威である、ゲッターロボ撃破を急ぎすぎ、恐竜帝国は戦力の大半を武蔵の特攻で失い、自身の手で早乙女研究所にトドメを刺そうと、自らメカザウルスで出撃したが、新型ゲッターロボ、ゲッターロボGによって乗っていたメカザウルスを破壊され、脱出艇で帝国に逃げ帰ろうとするも、百鬼帝国の奇襲を受けていた恐竜帝国はすでにマグマ層に撤退を始めており、地上において行かれる。最期はゲッタードラゴンに挑もうとするが、百鬼獣の横槍で死亡する。
バット将軍:緒方賢一
恐竜帝国の将軍で、キャプテンを統率し、自らもメカザウルスに乗る勇猛な将軍。14話からガレリイ長官と共に唐突に登場した。第50話ではメカザウルス・ゴダに搭乗してゲッターに挑んだが、敗れてゴダとともに深海に散った。実は心臓が弱く、第18話で甥のザンキに命を狙われた際、右胸に予備の心臓を移植していたことが判明する。何れは帝王の座も狙っていた。
名前、性格ともにジョージ・パットンに酷似し。
  • 原作漫画版
アニメ版の様に身体の特徴は語られていないが一族繁栄を重んじ野心などはなく、ただ帝王ゴールの補佐に専念している。初めから道連れ目当てのゲッターロボの武蔵の捨て身の攻撃を畏怖し装備が完璧でないメカザウルスの撤退を提案した。ゴールの独断的な命令を諌めるも聞き入れられず、ゴールの出撃中に、百鬼帝国の襲撃を受け帝国存亡のためにゴールを見捨て、恐竜帝国をマグマ層に撤退させた。数十年後の『ゲッターロボアーク』の時代まで生きていたが、かなりの老人となっており、ボケが進行し隠居していた。
ガレリイ長官:山田俊司
恐竜帝国の科学技術長官。様々なメカザウルスや新兵器を開発した。最終回では勝利の宴で酒に酔った姿を見せた。バット将軍とは作戦失敗の責任の擦り合いでしばしば対立する。
  • 原作漫画版
アニメ版同様に科学技術長官であり、役所は変わっていない。バット将軍と共に生き残ったが、『ゲッターロボアーク』の時代では、竜馬たち初代ゲッターチームと戦っていた時期の幹部がバット将軍のみとされているため、マグマ層での潜伏期間中に死亡したようだ。
キャプテン・グラン:田中亮一
第8話に登場した最初の恐竜帝国のキャプテン。超高速メカザウルス・ギロを駆りゲッター2に挑むが隼人の知略に敗れる。断末魔に「地上征服のためには、まずゲッターロボを倒すこと」とゴールに警告して散って行った。容姿はギロと瓜二つ。なおギロは原作漫画版にも登場したが、やはり相手はゲッター2であった。
キャプテン・ラドラ:緒方賢一
第9話に登場した恐竜帝国のキャプテン。栄光か死を選べという帝王ゴールの命により、メカザウルス・シグでゲッター1に挑んで敗れ、戦闘能力を失って溶岩に落ちそうになっているところを竜馬に救われる。 その後、ゲッターロボを救ったためにゴールの仕掛けた爆弾により命を落とすが、自身は栄光を手に入れたと確信した。
キャプテン・ザンキ:野田圭一
第18話に登場した恐竜帝国のキャプテン。バット将軍の甥で、それまで武者修行をしていた。早乙女達人の友人に化けて早乙女研究所に潜入。空中戦用のメカザウルス・ゼンを陸戦用のゼン2号に改造してゲッターロボに勝利し、バット将軍直属の参謀に任命されるが、さらなる地位を望んで叔父のバット将軍暗殺を謀るが、失敗して帝王ゴールにより処刑された。
大魔人ユラー:矢田耕司
アニメ版にのみ登場する帝王ゴールの上に立つ、恐竜帝国の影の支配者。後半からゴールの地上制覇の進行の遅さに業を煮やして登場した。10m以上の巨体を誇りゴール以外にはその存在は知るものはなく、ゴール以外には謁見は許されていないが、終盤に恐竜帝国の真の長として姿を現す。ゴールに作戦を授けるもバットやガレリイの足の引っ張り合いなどにより悉く失敗に終わる。武蔵の突入によって暴走した無敵戦艦ダイに踏み潰されて死亡した。
スーパーロボット大戦シリーズに全く登場しないため、恐竜帝国は漫画版同様にゴールが支配者となっている。
早乙女ミユキ/ゴーラ王女:つかせのりこ天野由梨(スーパーロボット大戦シリーズ)
第22話に登場した早乙女博士の長女(養女)で早乙女ミチルの義理の姉。5年前、突然失踪していたが、実は恐竜帝国の帝王ゴールの娘ゴーラで、恐竜帝国のスパイとしてゲッターQの設計図を盗み出していた。しかし、人間への情が移ったゆえにゲッターロボと戦うのに躊躇し、恐竜帝国の成人の日である皆既日食の日にハチュウ人類の姿に戻るため、別れを告げるために早乙女一家の元へ5年振りに戻ることになる。そして皆既日食で、元の姿に戻った後、ゲッターQに乗ってゲッターと戦うが、最後はメカザウルス・ギンの攻撃からゲッター1をかばい死亡する。
女竜戦士ユンケ:菊池絋子
第34話に登場した大魔人ユラーの秘蔵子で帝王ゴールをも脅かす女竜戦士。自らも巨大化しメカザウルス・ウビに跨りゲッターロボに挑む。リョウの死んだ妹の姿に化け近づき洗脳し、ゲッターナバロン砲の砲身をゲッター1に切断させた。しかし、リョウの様子の可笑しさを疑われ、隼人と武蔵に正体を見破られる。最期は火山からゲッター1を助けようとするが、裏切り行為とみなされメカザウルス・アローに処刑されてしまう。
  • アニメ版
恐竜人
恐竜帝国に属する種族の総称を指す。帝王の寿命は100年以上だが一般兵は50年ほど。知的生物で科学も発達しており文明も高い。ゲッター線を弱点をとする。
恐竜兵士
恐竜帝国の一般兵。戦闘爆撃機に搭乗したり、キャプテンの操縦するメカザウルスにも便乗する事もある。容姿は緑色で面長顔と統一している。
  • 原作漫画版
爬虫人類
恐竜帝国に属する種族の総称を指す。こちらは獣的な要素も多く人類を食する野蛮な輩もいるが同じく高度な文明を持ち、ゲッター線を弱点をとする。人間を「猿」と蔑み実験用のモルモット程度にしか思っていない。
  • アニメ版、原作漫画版 共通
地竜一族
恐竜帝国の中でも特殊な能力を持ち帝王ゴールからも恐れられ、地下で強制労働を強いられている。が、ゲッターロボに苦戦するために利用される羽目になる。原作漫画版では特殊能力は明かされたがアニメでは普通のキャプテンとしてメカザウルスを操縦するのみだった。原作ではキャプテン・二オンが長。
ドラマCD『スーパーロボットミュージアム ゲッターロボ対ゲッターロボG』では、後の『ゲッターロボ號』に登場する、女帝ジャテーゴ率いる新生恐竜帝国の工作員部隊として登場。ゲッターロボGを強奪する他、ネオメカザウルスジャキオーで竜馬達が乗るゲッターロボと対決する。
メカザウルス
恐竜帝国の主力兵器で恐竜から改造されている。翼竜角竜首長竜など様々な種族から改造され空陸海を自在に戦える力を持っている。当初は意志を持っているとされ、搭乗者であるキャプテンの設定はなかったがアニメ版では8話のキャプテン・グランから正式に恐竜人が搭乗している設定になった。原作漫画版では地竜一族の長であるキャプテン・二オンなどが搭乗していたがアニメ版と比べるとキャプテンの設定自体は重要視されていなかった。原作漫画版では製造の過程の年月を語られ、ゴールの命令でゲッター線防御壁が完璧でないものも実戦投入され終盤に大攻勢をかけた。アニメ版でもゲッター線防御壁が完璧であるとゲッタービームの直撃にも耐えられる描写も多数視られた(1話、メカザウルス・サキ戦など)。
  • アニメ版
マシーンランド
恐竜帝国の母体にして恐竜人の住居。巨大な母艦でマグマ層を自在に移動出来る。またゲッター線が及ばない海底でも活動可能。しかし地上に浮上するとゲッター線の為に長時間の活動は不能である。49話でゲッターチームの策略により地上に浮上させられゲッタービームの連射を受けて大破した。しかし大魔人ユラーが所持する予備のマシーンランドも存在しており、ゴール達を保護し50話で無敵戦艦ダイを投入し最終決戦を挑んだ。
無敵戦艦ダイ
大魔人ユラーが帝王ゴールに与えた最終兵器。全長400mと言うゲッター1の10倍以上の巨大メカザウルスで二体の首長竜に巨大な甲板が乗っている姿。バリヤ装置も装備しており全てのゲッターロボの兵器を全く受け付けない。主砲の集中砲火の為に接近戦に持ち込む事も困難である。内部に4機のメカザウルスと200機の戦略爆撃機(スーパーコンドル)を積載して最終決戦に挑む。しかし、未完成の為かマグマ層に帰る装備はなく、ゴールもユラーから必勝を義務付けさせられた。
スーパーコンドル
ガレリイ長官が最終決戦に備えて製作した強力な戦略爆撃機。100kg爆弾を積載し選り優りの4人のキャプテンが200機編隊を指揮し早乙女研究所を攻撃する。
  • 原作漫画版
恐竜大隊
原作漫画版での「マシーンランド」の呼び名であるが容姿や機能に大きな差異は視られない。最後は百鬼帝国の追撃を受け帝王ゴールを地上に残したまま、マグマ層に沈んでいった。後年加筆された漫画版では「マシーンランドウ」と言う名称に変更されアニメ版に準じた名称になっている。

[編集] スタッフ

  • 企画:別所考治、勝田稔男
  • 製作担当:大野清
  • 原作:永井豪石川賢
  • 脚本:上原正三雪室俊一田村多津夫松岡清治
  • 音楽:菊池俊輔
  • 背景:スタジオコスモス、アトリエローク、サンアートスタジオ、スタジオアイ、プロダクションアイ、アートペアー、現代制作集団
  • 撮影:町田賢樹、平尾三喜、高橋宏固、武井利晴、細田民男、目黒宏、緒方範生、片山幸男、藤橋秀行、菅谷信行、金田顕一、佐藤隆郎
  • 編集:古村均、松原千佳子、町田孝子、鳥羽亮一、本山収、田中修、神原直美
  • 録音:波多野勲
  • 効果:石田サウンドプロ
  • 選曲:宮下滋
  • 製作進行:岸本松司、松浦錠平、井上ふみ子、飯岡真理子、的場節代、社方徹夫、西村哲一、井内秀治、成川裕子、桜井利行、山田美裕、柳井純、坂本巌、猪狩肇、宮合秀武、佐藤しげ子、多田康之、片岡修二、竹澤裕美子
  • 記録:的場節代→伊達悦子
  • 現像:東映化学
  • 美術設定:辻忠直
  • 美術:辻忠直、福本智雄、伊藤岩光、下川忠海、秦秀信、遠藤重義
  • キャラクター設計:小松原一男
  • 作画監督:小松原一男、野田卓雄、森利夫、白土武、増谷三郎、菊池城二、中村一夫、川島明、飯野皓、神宮さとし
  • 演出:勝間田具治、生頼昭憲、川田武範、落合正宗、山口康男、山口秀憲、森下孝三葛西治、田宮武、小湊洋市、奥田誠治、山本寛巳
  • 制作:フジテレビ東映動画

[編集] 主題歌

OP 『ゲッターロボ』 作詞:永井豪 作曲:菊池俊輔 唄:ささきいさお
ED 『合体!ゲッターロボ』 作詞:和泉高志 作曲:菊池俊輔 唄:ささきいさお、コロムビアゆりかご会

[編集] 主な登場メカ

プロトタイプゲッターロボ(練習機)
ゲッター練習機とも言う。アニメ第1話登場のマシンで白基調のモノトーンカラーの機体。早乙女達人と研究所員が乗り込んだ。変形テストには成功したものの恐竜帝国の襲撃で破壊されてしまう。宇宙開発用で武装されていないとされる[3]。ゲットマシン時の名前は不明。
ゲッターロボ
初代ゲッターロボ。イーグル号ジャガー号ベアー号の3機のゲットマシンが合体する巨大ロボット。3機の組合せでゲッター1、ゲッター2、ゲッター3の3タイプがある。組み合わせは以下の通り。アニメでは正規パイロットが練習用ゲッターロボには武装がなくメカザウルスに応戦できずに死亡。正規パイロットが死亡してしまったため、リョウが同乗して貰うためにハヤト、ムサシに呼びかける。原作ではその性能からくる負荷に乗りこなせるものがいなかったことから、それに耐えられる常人離れした体力を持つリョウマらがゲッターのパイロットに選ばれた。各ゲットマシンのコクピットの開口部が合体後に上方を向くため、ゲットマシン時は直接視認(有視界)、ロボ形態では間接視認(モニター)で操縦されていたが、その弱点を恐竜帝国に看破されロボ形態時のカメラのある頭部への攻撃を受け危機に陥ったことがある。そのため頭部となるゲットマシンのコクピットのみ頭部へ移動するという改修が加えられた(アニメ版・学年誌漫画版)。なお、ゲッターロボGではコクピットは常に頭部になるようにデザイン段階で配慮されている。なお、作中では3形態ごとに重量が異なっている。
分離の際のかけ声は「オープン・ゲット」。変形する際だけでなく、ゲッターロボの状態での回避動作を行っていては間に合わない際の緊急回避、敵に絡め取られて動けない状態になってしまった時の脱出などでも状況を立て直す際に使うことが多い。ちなみに戦闘終了の確認合図は「オープン・フォーメーション」である。
ほとんどすべてのゲッターロボはパイロットが3人に満たなくても操縦可能。その場合、パイロット不在のゲットマシンは自動操縦となる。しかし、その状態ではパワーが半分以下になる弱点がある。
元々は宇宙開発のために開発された作業用ロボットであり、戦闘用ロボットではない。そのため、映画『グレートマジンガー対ゲッターロボ』では戦闘用ロボットである、グレートマジンガーに比べ、非力さを見せていた。武装が少ないのもそのためで欠点はゲッターロボGで改善されることになる。最終決戦で大破し、続編ゲッターロボG第1話冒頭で戦死した武蔵の葬儀と並行して、破棄され爆破された。一方マンガ版では一応宇宙開発用途の名目ではあったが実際には恐竜帝国との戦いを見越した早乙女博士によって戦闘用に開発されていた(そのため、アニメ版の様に弱さを見せることはなかった)。漫画版では戦闘用ロボットのため、パイロットにかかる負荷が凄まじく、竜馬達がスカウトされるまで誰も乗りこなせなかったとされている(これは漫画版シリーズの全てのゲッターロボの欠点とされている。また、漫画版を原型とするOVAシリーズにも継承されている)。最終回で武蔵の特攻で自爆するが、後に完全に修復され、浅間山の博物館に寄贈されたが、恐竜帝国残党によるゲッターロボG強奪事件を機に、再び実戦に投入される。
イーグル号
ゲッターロボを構成するゲットマシンの1号機。運動性の高さが特徴。武装はロケット弾と小型ビーム砲。後に他のゲットマシンと共に対戦闘機用の機銃が追加装備された。パイロットは流竜馬。
ジャガー号
ゲッターロボを構成するゲットマシンの2号機。空力性に優れた機体。加速力はゲットマシンでNO1を誇る。初期武装は小型ミサイル。パイロットは神隼人。
ベアー号
ゲッターロボを構成するゲットマシンの3号機。安定性に優れた機体。初期武装は大型ミサイル。パイロットは巴武蔵。
  • ゲットマシンは全て最高速度がマッハ0.9に統一されている。だが加速度や運動性が各機違っている。ゲットマシンの連携技としてはゲッタースカイネットがある。
ゲッター1
空陸戦を得意とするゲッターロボの第1の形態。イーグル号:頭部、ジャガー号:腕部と腹部、ベアー号:脚部で合体後完成するゲッターロボ基本形。六角形の組み合わせが顔になるという斬新なデザインを持つ(原作アニメ版と漫画版では、肩の色や脚部の赤いライン、顔の亀甲模様の数が異なり、簡略化されている。[4])。デザインモチーフは「亀の甲羅」である[5]。最強の武器である「3万度の熱戦」ゲッタービームを放てるのはこの形態のみとされている。他にもゲッタートマホークやゲッターレザー(未使用)などの武装がある。またトマホークブーメランによって5km離れた敵も攻撃することが出来る。格闘の技としてゲッターキック、ダブルキックなどもある。ミサイルマシンガンやゲッターマシンガンなどの射撃武器を携行する作品もある。なお、アニメ版ではゲッタービームは頻繁に無効化されていた(メカザウルスに装備されていたゲッター線防御壁のため)。そのため、アニメ版ではビームで敵にトドメを刺す際にはゲッタービーム・フルパワーを使用している。ゲッターウィング(別称、反重力マント)というマント状の翼を背部から出し、飛行できる。最高飛行速度はマッハ2。漫画版とOVA版のゲッターウィングは布のようにたなびく。全高38.0m、重量220t。
ゲッター2
陸での高速移動及び地中活動が可能なゲッターロボの第2の形態。ジャガー号:頭部と腕部、ベアー号:腹部、イーグル号:脚部で合体後完成するゲッターロボ。左手がドリルアーム、右手がショベル状ゲッターアームという、宇宙開発用であることが偲ばれる形態。地上・地中戦向けで加速性能に優れており、ゲッタービジョンという高速移動による分身の術が使える(移動速度は最大マッハ3)。また、ゲッタービジョンは円形状に走行し敵の虚を突いて攻撃することもできる(27話のバボ戦で使用)。最高走行速度に達するときはゲッターマッハと呼称される。ドリルで地中に潜って掘り進むことができる上にドリルストームという竜巻をおこすことができる。ドリルは発射して遠距離攻撃武器としても使用可能である(TV版ではドリルパンチ、OVAではドリルミサイルと名称が異なる。漫画版では「ドリルロック」または「ジェットドリル」と呼ぶ)。原作のマンガ作品では、地中で目から、ゲッタービームを発射している描写がある上、水中でも使用されている。敵の本拠地「マシーンランド」を追撃するためにゲッター線銃が追加装備される。同時に耐熱被膜装置も装備されマグマ層も短時間なら行動出来るようになった。全高38.0m、重量200t。
ゲッター3
重量戦及び水中活動に適したゲッターロボの第3の形態。ベアー号:頭部と腕部、イーグル号:腹部、ジャガー号:下半身で合体後完成するゲッターロボ。主に不整地や水中など歩行の難しい場所用に開発されたキャタピラを持つ形態。水圧にも強いが限界がある。形態では最強の90万馬力を誇り両手を振り回して怪力を活かしたゲッタースマッシュなどもある。腕は多関節のジャバラ状で後のアニメ化作品では伸縮自在という演出がされていた。マニピュレーターの出力の高さを活かした格闘戦が得意。この形態のメインパイロットである巴武蔵の柔道技「大雪山おろし」を再現できる。ゲッターミサイルを放つことができる唯一の形態。また、空を飛べない唯一の形態でもあるが後に改良され短時間なら飛行できるようになった。OVAでは、ジャガー号機首部分に機関砲が追加装備されている。外伝作品の『月面十年戦争』ではリョウ、ハヤト、ムサシが一機ずつ操縦する3機のゲッターロボがゲッター3を中心に合体し、ゲッター3のジャガー号機首からゲッタービームを放つ、という描写がある。全高20.0m、重量250t。
  • 3タイプで重量が異なる点に関しては「質量保存の法則から見ておかしい」という指摘も存在する(同じ3機が合体変形するのだから3タイプとも同じ重量になるはず)。近年東映ビデオから発売された『ゲッターロボメモリアル』では3タイプともゲッター1の「220t」に統一されていた。
コマンドマシン
ゲットマシンと同じデザインラインを持つ早乙女ミチルの愛機。偵察・援護用の機体である。漫画連載時の掲載誌にはコマンドマシンとゲットマシンが合体できるかどうかの質問が寄せられていた。漫画やOVAには未登場。武装はコマンドミサイルのみ。
ゲッターQ
ゲッタークイーンと読む。分離変形しないゲッターロボのパートナーロボ。早乙女博士が設計したが設計図を恐竜帝国に奪われゲッターの敵となった。パイロットは恐竜女王ゴーラ早乙女ミユキ)。『スーパーロボット大戦』シリーズでは、威力は弱いがゲッター1とほぼ同様の武装が装備されている。
テキサスマック
アメリカ製のスーパーロボット。キング博士の開発した戦闘用ロボットであり、ゲッターロボより戦闘力は高い。名前の通りテキサスのカウボーイのようなスタイルであり、頭部のハットマシンは分離して盾になったり透明コートを発生させ溶解液を防いだりする。手持ちの銃が変形し距離に応じて使い分ける。パイロットはジャック・キング(本体)とメリー・キング(ハットマシン)の兄妹。アニメ版ではきちんとした日本語を話しているが、二人とも『スーパーロボット大戦シリーズ』では怪しげな抑揚の日本語を話している(なお、本当は原作通りに流暢に日本語を話せるが、わざと怪しい日本語で話しているという事実が『第4次スーパーロボット大戦』で明かされている)。なお、この特徴は『真ゲッターロボ対ネオゲッターロボ』に逆輸入されている。
ゲッターナバロン砲
早乙女研究所防衛のために設置された。威力は直撃なら一撃でメカザウルスを粉砕できる。他、地区防衛のためゲッターロボが出払うことを想定して造られた。砲撃手は大枯文次。
早乙女ゲッター線研究所
略され「早乙女研究所」と呼称される事が多い。内部にイーグル号、ジャガー号、ベアー号、コマンドマシンを格納しているゲッターロボの基地。タワー上部にはゲッター線収拾装置がありゲッターロボの活動元のエネルギー蓄積している。バリヤ装置もあり熱線銃など多少の武装がなされている。ゲッター線を弱点とする、恐竜帝国にとっては最大の癌であり、集中的に攻撃を受けた事も度々あった。所在地は長野県浅間山の近郊。

[編集] 放送リスト

話数 サブタイトル 登場敵メカ
1 無敵! ゲッターロボ発進 *メカザウルス・サキ
2 決戦! 三大メカザウルス *メカザウルス・ザイ
*メカザウルス・バド
*メカザウルス・ズー
3 恐竜帝国レインボー作戦 *メカザウルス・バジ
4 燃ゆる血潮の南十字星 *メカザウルス・ゴル
5 闇をつらぬけゲッターチーム *メカザウルス・ギガ
6 恐竜! 東京ジャック作戦 *メカザウルス・リボ
*恐竜艇
7 悪を許すな突撃ラッパ *メカザウルス・ベラ
8 危機一髪ゲッター2 *メカザウルス・ギロ
9 栄光のキャプテンラドラ *シグザウルス
10 急降下! ゲッター3は行く *メカザウルス・バス
11 激突! ドリル対ドリル *メカザウルス・ギリ
12 吠える! 不死身のウル *メカザウルス・ウル
13 一本勝負! 大雪山おろし *メカザウルス・メサ
*メカザウルス?(名称不明)
14 紅の空に命を賭けろ!! *メカザウルス・ギイ
15 悠子に捧げるバラード *メカザウルス・シバ
16 恐竜帝国の謎を追え *メカザウルス・ゲル
17 狙われた設計図 *メカザウルス・ジガ
18 恐竜帝国のすごい奴 *メカザウルス・ゼン
19 リョウ最後の出撃! *メカザウルス・ドド
20 大空襲! 突然の恐怖 *メカザウルス・ヨグ
21 アメリカから来たロボット *メカザウルス・ゴラ
22 悲劇のゲッターQ *メカザウルス・ギン
*ゲッターQ
23 浅間山の大発明狂 *メカザウルス・ギラ
24 大要塞に向かって撃て *メカザウルス・ギギ
25 合体! 風速100メートル *メカザウルス・バム
26 帝王ゴール大噴火作戦 *メカザウルス・メガ
*メカザウルス・バリ
27 大魔人ユラーの怒り *メカザウルス・バボ
28 襲撃! 地竜族三人衆 *メカザウルス・ゴド
29 洪水地獄の死闘 *メカザウルス・バル
30 不死鳥の甦る時 *メカザウルス・ダグ
31 危機! ハヤトよ立ち上がれ *メカザウルス・ヤバ
32 恐怖! 赤い霧の罠 *メカザウルス・ブル
33 果てしなき大空に誓う! *メカザウルス・ガル
34 女竜戦士ユンケの涙 *メカザウルス・ウビ
*メカザウルス・アロー
*女竜戦士ユンケ
35 ムサシ! 男はつらい *メカザウルス・ザリ
36 要塞撃滅! トロイ作戦 *メカザウルス・ダダ
*メカザウルス・モギ
37 悪の指令! 博士を狙え *メカザウルス・マグ
38 魔の海からの脱出!! *メカザウルス・ナダ
39 悲しみは流れ星の彼方に *メカザウルス・ドゲ
40 日本列島凍結作戦! *メカザウルス・ベド
41 姿なき恐竜空爆隊 *メカザウルス・グダ
42 北極に進路をとれ! *メカザウルス・ゾリ
43 奪われたゲッターロボ *メカザウルス・ガモ
44 ムサシ! 怒りの海底 *メカザウルス・ガダ
45 脱出! 宇宙の墓場 *メカザウルス・モア
46 恐るべき氷竜族の侵略 *メカザウルス・グマ
47 帝王ゴール地上に現わる! *メカザウルス・バグ
*メカザウルス・ゾン
48 マグマの恐竜帝国へ突入! *メカザウルス・ゾル
*メカザウルス・ヤモ
49 大爆発! くたばれ恐竜帝国 *メカザウルス・ヌイ
50 帝王ゴール決死の猛反撃 *無敵戦艦ダイ
*メカザウルス・ガイ
*メカザウルス・ゴダ
51 恐竜帝国のほろびる日 *無敵戦艦ダイ
*メカザウルス・ザロ
*メカザウルス・モバ

[編集] 映像ソフト化 

  • 2003年8月8日に全話収録のDVD-BOXが発売。
  • 2005年5月21日〜同年5月21日に単品のDVDが発売。全4巻で13話(最終巻のみ12話)収録。

[編集] 特記

  • 「永井豪らが運転した自動車の三重衝突事故が発想のきっかけとなった」と石川賢はエッセーマンガ(『ゲッターサーガ』所載)で冗談めかして述べているが、同時に「ウソです」とも書いているため、真偽は定かではない。なお、この時期に永井が自動車の運転を始めたことは、『マジンガーZ』の乗り込み型巨大ロボットという発想にも関わっているという。
  • 原作者2名でゲッターロボのデザインを考案中、永井豪の提案で、「多少形態の変化に無理があってもかまわない」という発想の元で作られた。このことは後年、獣神ライガーCDドラマにおいてネタにされている。主にゲッター1は石川賢、ゲッター2、3は永井豪色が強い[5]
  • 「ロボットのおもちゃをより多く売るために3体作られた」という、企業側による企画上の思惑があったともいわれている[5]。しかしながら、2番目の理由で、初代ゲッターロボ、ゲッターロボG共に変形プロセスが玩具では上手く再現できるものはなかった。現在でも再現しようという試みは存在し、その試みを具体化した玩具もマニア向けだが発売されている[1]
  • 後年、完全変形合体(一部差し替え)を目的に制作された玩具をもとにデザイン・制作されたのがゲッターロボ號。
  • 作画(マンガ)は石川賢が担当してきたため、永井豪はゲッターロボを描くのが苦手である[要出典]
  • ゲッター1/2/3は、同じ3機が合体するのであるから、形態は違っても理論上は全て同じ重量でなければならない。ところが設定上、ゲッター1/2/3で重量が違うことになっており、学年誌連載版漫画でも「一番重いゲッター3」という表現が出てくる。こういう間違いが生じたのは、初期設定で変身のような変形をする設定であったため、という説がある。ちなみに各ゲットマシンはイーグル号80t、ジャガー号80t、ベアー号90tとなっている。『ゲッターロボG』では全機同じ重量となっている。
  • ゲッターはもともとサッカーがモチーフであり、ゲッターの名前はポイントゲッターから、倒すべき敵はゴール、主人公の一人竜馬は浅間高校のサッカー部キャプテン、となったという[5]
  • 主人公3名のキャラクターは、「典型的な熱血ヒーローのリーダー(赤)」、「リーダーと双璧をなし、ライバル関係になるクールでニヒルで影のある、端正な顔立ちのナンバーツー(青)」、「格好いいところはいつも前の二人に取られてしまう、肥満体のギャグ担当(黄色)」という編成であり、この3人に、レギュラー陣であるミチル(女性)と元気(少年で女性の弟または弟分)を加えると、時間的には本作と相前後するため、どれがヒントになったのか必ずしも明らかでなく、偶然の一致の可能性もあるものの、『科学忍者隊ガッチャマン』(1972年放映開始)、『秘密戦隊ゴレンジャー』(1975年放映開始)およびそれに続く所謂スーパー戦隊シリーズ、『超電磁ロボ コン・バトラーV』(1976年放映開始)といったアニメーション・特撮作品におけるチーム編成と同一の形となっており、現在まで連綿と続く「チーム」像の基本形を踏襲しているといえる。

[編集] ゲッター線とは

ゲッターロボの動力は大多数の機体が「ゲッター線」と呼ばれる架空の放射線である。宇宙から無限に降り注ぎ、恐竜を絶滅させた(恐竜はゲッター線に弱いことになっている)とされるほか、哺乳類の進化を促したとされている。さらにはOVA『真(チェンジ!!)ゲッターロボ 世界最後の日』に登場した宇宙生物インベーダーのエネルギー源でもあるが、インベーダーはゲッター線を過剰に吸収すると体が耐えきれずに崩壊するため、ゲッターロボによる攻撃の効果は認められる。

ゲッターロボの駆動には「ゲッター炉心」と呼ばれる反応システムを用いる。この炉心は原子炉同様、臨界を越えるとメルトダウンを起こし、高熱を発して溶け出す。また、どんな影響があるのかは不明であるが、「ゲッター線汚染」という、一種の放射能汚染を引き起こす場合もあった。ゲッターエネルギーは宇宙からゲッター線が無くならない限り無尽蔵であり、宇宙開発には最適のエネルギー源であったが、前述の理由により対恐竜帝国用の切り札的な兵器として戦闘用に転用される。対恐竜帝国に絶大な効果を発揮した「ゲッタービーム」は、ゲッター線の戦闘への転用の典型例である。

人工的な核融合を引き起こすことも可能であり、OVAでは15個の衛星を吸い込み、質量を増やした木星に暴走させたゲッター炉心を撃ち込み、核融合を起こす「ゲッター線の太陽」が生み出された。

ゲッターロボが変形することができるのもゲッター線による効果であり、ゲッター線によって金属が延び縮みしたり、金属チップが増殖するという現象を引き起こす。それにより(形状構造的に考えれば無理のある)変形合体も可能となっている。ちなみに、各種設定資料等によるとゲッターロボの装甲は『ゲッター合金』と呼ばれる一種の形状記憶合金で出来ている。漫画版では「特殊金属」とも呼ばれたこの合金が用いられているのは外装だけのようで、OVA版では不自然に曲がったり延びたりしない骨格があり、合体パターンによって外装が入れ替わる(金属チップが整列する)という演出が取られている。

ゲッター線には未解明の部分も残されている。ゲッター搭乗者が見る「夢」や機械ですらも進化させることができる能力については、作中でも謎のままである。ゲッター線研究の第一人者であった早乙女博士ですら、ゲッター線の全貌を解き明かすまでには至っていない。

漫画版『ゲッターロボ號』においては、主人公の一文字號がゲッターの意思と接触した際の対話で、物質、時空間、自然物、進化、生命全てを司る存在であることをうかがわせており、同時にゲッター線が生命を宇宙に広げていく機構としての側面を果たしていることも明らかにした(作中では生命を生み出す根源の力ゲッター線を種子に喩え、「種子の散布=宇宙に置ける生命の拡大」として説明した)。なお、死んだ生命(魂)も再びゲッターの元に帰っており、帝王ゴールや大帝ブライは死後に早乙女博士や竜馬の前に、ゲッターの使者として姿を現した。

拡大機構の具体的な例として、真ゲッターロボが北極圏で繰り広げた最後の戦いの際、核ミサイルを手始めに、恐竜帝国の兵器「デビラ・ムウ」と乗っていたハチュウ人類全てを吸収し、直後に超光速火星へと跳躍、一瞬でのテラフォーミングを敢行しており、その数刻後には火星で微生物の誕生が確認できる状態となっていた。なお、この戦いで生存していた橘翔らは吸収せずに地球に残していくという取捨選択を行っている。

石川賢によるシリーズ最終作、漫画『ゲッターロボアーク』では、2500年以上先の未来で宇宙へと進出した地球人類は、既に忘れ去られた星系であった太陽系から現れたゲッターエンペラーとの接触を果たしており、エンペラーの庇護下に置かれていた。人類は「ゲッターが人類のみの味方であり、選ばれた種である」という強固な選民思想を打ち立て、ゲッターエンペラーと共に宇宙制覇に乗り出ている。この際にゲッターが「大いなる意思」によってもたらされた生物の本能の意義を示しているほか、「人間の存在理由」「進化の理由」「人間同士が殺しあう理由」、更に「宇宙の存在理由」に関わっていることが判明していた。なお、これらと同様の表現は、同じ用語を用いて石川賢の別作品『真説・魔獣戦線』にも登場しており、石川の持っていたテーマ性の一端が伺える。

[編集] 脚注

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  1. ^ 正確にはテレビアニメ劇中では一度もこの名称「ハチュウ人類」は使われず、別の総称が登場している。
  2. ^ 他の続編との差別化として、「初代ゲッターロボ」「旧ゲッターロボ」という呼称も、一部で用いられる。
  3. ^スーパーロボット大戦シリーズ』にも登場し、威力は弱いもののゲッターロボとほぼ同じ武装が施されている。
  4. ^ 後年描かれたイラストや新エピソードでは、顔がアニメ版に近い形になっていることが多い。
  5. ^ a b c d 岩佐陽一編『ゲッターロボ大全』双葉社、1998年10月発行、ISBN 4575288853

[編集] 関連項目

フジテレビ 木曜19:00枠
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ゲッターロボ

最終更新 2009年9月16日 (水) 12:22 (日時は個人設定で未設定ならばUTC)。
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