コバトン

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コバトンとは、埼玉県の県の鳥であるシラコバトをモチーフにした、埼玉県のマスコットの鳥。

埼玉県立川越工業高等学校に在学していた竹腰博晃によってデザインされた。当初は2004年に埼玉県で開催された彩の国まごころ国体の大会マスコットとして登場したものだが、2005年より県のマスコットとなった。

2008年現在、県広報誌、イベント、県関連企業の催しなどで印刷物、グッズ、着ぐるみなどで登場し、県の公式サイトでもトップページで紹介されている。また、民間企業や市民にデザインの使用が開放されており、着ぐるみの貸し出しも行われている。

なおここでは、このキャラクターに関連するミドコバも併せて記述する。

目次

[編集] 歴史

[編集] 登場から定着まで

マスコットの発表当初は、「何なのか分からない」といわれたが、着ぐるみを帯同しての小学校、イベントへのこまめなPR活動と、コバトングッズの出張販売により徐々にキャラクターが浸透。知名度が高まった。このグッズ販売の目的には「彩の国まごころ国体」の運営資金を得ることがあった。「彩の国まごころ国体」開催準備の時期は景気後退のまっただ中で、会場建設規模を縮小するなど県の支出の抑制が図られており、その関係で国体運営費用の一部をグッズ販売による収入でまかなうことになっていた。グッズ販売の売上げは最終的に1億円に達し、収益のうち500万円は秋季大会開会式当日の夕刻に発生した新潟県中越地震義援金に充てられた。

2004年、彩の国まごころ国体実施に当たって西武ライオンズの松坂大輔選手が広報インタビューに応じた際、コバトンのぬいぐるみが2体寄贈された。そのうちの1体は西武のポストシーズンに帯同して全試合ベンチ入りし、同年の西武のパ・リーグプレーオフ優勝と、日本シリーズ優勝の胴上げにも参加。この時の写真には、伊東勤監督の胴上げのどさくさに紛れてコバトンのぬいぐるみを高々と掲げる星野智樹の姿が映っており、全国へコバトンの存在を知らしめることとなった。また、2008年に埼玉西武がパ・リーグレギュラーシーズン(表彰式のみ)・クライマックスシリーズ日本シリーズ・さらにアジアシリーズを制覇して渡辺久信監督が胴上げされた際にも、コバトンのぬいぐるみが再び星野に伴われて登場した。

サッカーでは、2004年コバトンが国体のPRに訪れた県内球団のうち、浦和レッドダイヤモンズはJ1セカンドステージを制覇し大宮アルディージャはJ1昇格を達成、L・リーグさいたまレイナスも逆転優勝を果たした。これにより、コバトンは「勝利を運んでくるマスコット」「勝利の鳥」ともされた。

この他にも県内のスポーツ関係イベントでコバトンが登場するケースは多い。2007年5月25日マンシングウェアオープン KSBカップ優勝報告のため埼玉県庁を訪れた松伏町出身のゴルフ選手石川遼に、上田知事がコバトンのぬいぐるみをプレゼントした。2008年4月10日第80回選抜高等学校野球大会準優勝報告のため聖望学園野球部員と監督が埼玉県庁を訪れた際、主将に知事からコバトンの特製ぬいぐるみが贈られた。

2008年に埼玉県で開催された全国高等学校総合体育大会(インターハイ)のマスコットとしてもコバトンが採用され、JR浦和駅西口の駅前広場には2004年の国体開催当時を彷彿とさせる各種競技をしているコバトンのイラストが描かれた広告版が設置された。埼玉県内のコカ・コーラ自動販売機には、シールが貼られていた。

[編集] 登場する場面

県のPR書類にはコバトンが多く存在し、クールビズ、ウォームビズ、2006年埼玉スタジアムで行われたバスケットボール世界選手権の県内PRにも一役かっていた。2005年から2006年3月までの埼玉県広報紙「彩の国だより」では、コバトンとじゃんけんをするコーナーが存在した。県内の学校給食では、牛乳のパッケージにコバトンを模したものや、コバトンパンなどが存在する。自治体レベルでも、所沢市の施設やポスター、秩父市和同開珎を模した商品券などにコバトンが描かれている。

2008年1月下旬、西武30000系電車山口県下松市日立製作所笠戸事業所から納車された際、コバトンのぬいぐるみが埼玉西武ライオンズのマスコットのレオと共に最後部の車両の運転台に飾られていた。2008年5月24日大宮総合車両センターで行われた「JRおおみや鉄道ふれあいフェア2008」では、Suicaペンギンと共に受付をした。

また埼玉スタジアム2002NACK5スタジアム西武ドームなどの埼玉県内の各種プロスポーツチーム(浦和レッズ・大宮アルディージャ・埼玉西武ライオンズ・さいたまブロンコス)の試合会場に、各チームのマスコットなどと共に度々登場している。

前述の通り、コバトンの使用は広く認められているが、埼玉県が作成する「コバトン デザインガイドマニュアル」があり、コバトンを使用する時はこのマニュアルに掲載されているデザインを使用することになる。マニュアルとはいっても民間に広く開放されており、規制についても行政にしてはかなり緩やかなものである。また県のマスコットになった後も毎年のように新デザインが追加されている。

コバトンのぬいぐるみ(着ぐるみ)では、夏祭りなどを盛り上げるため、コバトン専用のはっぴや、女の子バージョンの衣服などが存在する。コバトンはかなりの“衣装持ち”である。

[編集] グッズ販売

  • 2005年10月 埼玉県がぬいぐるみS・M、カレンダーを発売。(カレンダーは、2007年まで毎年秋に発売)
  • 2006年3月 埼玉県がステッカーを発売。
  • 2006年6月 2006年バスケットボール世界選手権の開催にともない、ファイナルラウンドの開催地であるさいたま市のアピールとして、埼玉県がバスケットをしているコバトンのピンバッジを発売。
  • 2006年12月 埼玉県が携帯ストラップを発売。
  • 2007年1月 埼玉県がぬいぐるみLを発売。
  • 2007年 西武ライオンズがぬいぐるみとパペットを発売。
  • 2007年10月 埼玉高速鉄道が制服コバトンを発売。
  • 2008年春 埼玉県がコバトンカンバッジ(6種)を発売。
  • 2009年3月 埼玉高速鉄道が浦和レッズバージョンのコバトンぬいぐるみを発売。即日完売となったが9月に再発売された。

[編集] ミドコバ

本来のコバトンは藤色だが、埼玉県内の優れた自然・歴史的景観を守るための運動「さいたま緑のトラスト運動」の一環として、コバトンを緑色にあしらった「ミドコバ」君が存在する。緑色と発表されたがどちらかと言えば黄緑色に近い。

2006年にSサイズとLサイズのぬいぐるみ「ミドコバ」君が製作された。このうちSサイズは、2006年初夏ごろに同運動の一般会員新規入会先着1000人にプレゼントされ、Lサイズは同じく法人会員に贈られた。また2007年初夏には、同じく同運動の一般会員新規入会者や紹介者先着1000人に「緑のコバトン」と書かれた「ミドコバ」君のストラップがプレゼントされている。仕様やポーズは一般市販されているコバトンストラップと同じであるが、紐の部分に「Saitama Greenery Trust」と書かれている。

「ミドコバ」君の着ぐるみは存在しないが、同運動のPRキャンペーンにコバトンが登場した時、コバトンが「ミドコバ」君Lサイズのぬいぐるみを持っていたり首にぶら下げていたりということが数例ある。

[編集] その他

鉄道むすめのイラストで埼玉高速鉄道運転士の少女・川口みそのがコバトンのぬいぐるみを持ってる。 

[編集] 脚注

  1. ^ コバトン星が誕生 狭山のアマチュア天文家が発見MSN産経ニュース 2009年10月16日)および夜空を見上げればそこにはコバトンが 太陽系を回る小惑星「コバトン星」が誕生(埼玉県公式サイト)

[編集] 関連項目

[編集] 外部リンク

最終更新 2009年11月15日 (日) 05:05 (日時は個人設定で未設定ならばUTC)。
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