コルチゾール

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コルチゾール

IUPAC名 11β,17,21-トリヒドロキシプレグナ-4-エン-3,20-ジオン
分子式 C21H30O5
分子量 362.465 g/mol
CAS登録番号 [50-23-7]

コルチゾール (cortisol) は副腎皮質ホルモンである糖質コルチコイドの一種であり、ヒドロコルチゾン(hydrocotisone)とも呼ばれる。炭水化物、脂肪、およびタンパク代謝を制御し、生体にとって必須のホルモンである。3種の糖質コルチコイドの中で最も生体内量が多く、糖質コルチコイド活性の約95%はこれによる。ストレスによっても発散される。分泌される量によっては、血圧血糖レベルを高め、免疫機能の低下や不妊をもたらす。

また、このホルモンは、過剰なストレスにより多量に分泌された場合、脳の海馬を萎縮させることが、近年PTSD患者の脳のMRIなどを例として観察されている[要出典]。海馬は記憶形態に深く関わり、これらの患者の生化学的後遺症のひとつとされている。

[編集] 医薬品としての利用

コルチゾール(日本薬局方にはヒドロコルチゾンの名称で収載)はステロイド系抗炎症薬(SAID)の1つとして臨床使用される。ステロイド系抗炎症薬は炎症反応を強力に抑制し、炎症の全ての過程に作用する。急性炎症慢性炎症自己免疫疾患アレルギー性疾患ショック痛風急性白血病、移植片拒絶反応などの治療に使用される。副腎皮質機能不全、クッシング症候群胃潰瘍などの副作用が現れる場合もある。

[編集] 参考文献

  • 伊藤勝昭ほか編集 『新獣医薬理学 第二版』 近代出版 2004年 ISBN 4874021018

[編集] 関連項目


最終更新 2009年1月30日 (金) 11:43 (日時は個人設定で未設定ならばUTC)。
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