コンダラ
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コンダラは、日本の俗語の一つ。グラウンドの整備などに使う「手動式の整地ローラー(手動式整地用圧延機、転圧ローラー)」を指し、「コンダラ」が手動式整地ローラーの正式名称であるとする都市伝説が広まるに連れて、俗語として定着していった。 他に、「コンダーラ」「コンダラー」「コンダーラー」との異称もある。
野球と日本に比較的高い関心を持つ者、すなわち、日本の野球関係者と愛好者[1]、野球関連の日本製創作作品の関係者と愛好者[2]、および、それ以外で関心を持つ者[3]の間で、広く通用する言葉となっている(理由は後述)。
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[編集] 語源
語源は、1968年(昭和43年)に放映が始まったテレビアニメ『巨人の星』のオープニング主題歌「ゆけゆけ飛雄馬」(作詞:東京ムービー企画)の最初のフレーズ、「思い込んだら 試練の道を」の「込んだら」であり、そのフレーズを聴いた視聴者が「重いコンダーラ(重いコンダラ)」と勘違い(ぎなた読み)したことが由来とされる。
都市伝説では「オープニングの『思い込んだら』の箇所で飛雄馬が整地ローラーを引いていた」とされる場合があるが、実際に放映されたオープニングアニメーションでは整地ローラーは一切登場せず、一徹・飛雄馬親子がうさぎ跳びをしているだけである。テロップ上の歌詞も漢字で書かれている(ただし、「こんだら」の部分は平仮名)。その一方で、第12話「鬼の応援団長 伴宙太」の劇中に整地ローラーが登場した折、背景音楽として「ゆけゆけ飛雄馬」が流されていたため、これによって誤解が生じた可能性もある。また、「重いコンダーラ 試練の道を」では文章として全く意味が通じなくなってしまうが、実際、「コンダラって何だろう」と思った当時の子供(1960年代生まれ)が多く存在したのは事実である。
「コンダーラー」や「コンダラー」などと語尾を伸ばした場合、英単語の語尾 "-er"、"-or" のようにも聞こえるため、この呼び方が定着しやすかったことも考え得る。
また、コンダラには砂の詰まったタイヤというバリエーションもあった。
[編集] コンダラの一般化
「コンダラ」が俗語として普及していく過程を当該事象で追う。
- 辻仁成の自伝的小説『そこに僕はいた』には、子供の頃(1970年代前期)の知ったかぶりの友人に「コンダラ」を知っているかなどと尋ね、内心でからかったという話が掲載されている。
- ラジオ番組『MBSヤングタウン』のパーソナリティであった谷村新司が、本件を元ネタとして、聞き間違いや思い違いに関する1企画「重いコンダラのコーナー」を立ち上げたところ、あまりにも多くの聴取者が元ネタをおもしろがって利用し続けた(1970年代)ことにより、反って、「コンダラ」と言えば「手動式の整地ローラー」を指すまでに一般化していったと考えられる。
- 漫才コンビのハイヒールは、売り出し当時(1980年代前期)、トンボをコンダラと思い込んでいた(1970年代後期以来)というネタを披露していた。
- 1990年代前期には、漫画家・江口寿史がギャグ漫画『江口寿史の爆発ディナーショー』の中で、「コンダラ」をタイトルとした『巨人の星』のパロディ短編を描いている。
- 1999年にリリースされたLinuxディストリビューションの一つである「Kondara MNU/Linux」に見る「Kondara」は、「コンダラ」の名に由来する命名である。
- コンピュータゲームソフトの『ときめきメモリアル2』(1999年)および『ときめきメモリアルONLINE』(2006年)には、「重いコンダラ」という野球部の部活動奥義(技)が登場する。
- 普及していることを示す実例の一つとして、2009年制作のテレビアニメ『大正野球娘。』の光ディスク[4]版に付属のショートストーリーがある。ここでは監督と選手一同が「有名な野球選手が足腰を鍛えるために使った道具らしい、“コンダラ”」についてその正体をあれこれ推測するという展開になっているが、「金沢弁で馬鹿」説や「肥溜め桶の内容物の方言名」説、「鱈に似た紺色模様の深海魚」説などが並立したまま、謎解きされることなく終わるという、「コンダラ」なるものが視聴者(少なくとも、商品購入者)に周知であることを前提とした物語構成になっている。
[編集] 脚注
[編集] 関連項目
[編集] 外部リンク
- 日本コンダラ製鉄株式会社 :ジョークによるウェブサイトであり、実在する会社ではない。
- コンダラの画像 :ウェブサイト「pya!」内へのリンク。
最終更新 2009年11月7日 (土) 00:43 (日時は個人設定で未設定ならばUTC)。
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