コンポジット推進薬
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コンポジット推進薬(コンポジットすいしんやく、英: Composite Propellant)は、燃料と酸化剤が別の物質になっている推進薬である。
宇宙開発では現在でも過塩素酸アンモニウムを使用したコンポジット推進薬が使用され、燃焼時に大量の塩化水素が生じるため、発射後に毒性が強いガスが多量に拡散する問題を抱えている。 そのため代替品の開発が急がれている。
目次 |
[編集] JAXAのSRBが使用するコンポジット推進剤の燃料成分
| 酸化剤 | 過塩素酸アンモニウム | 68% |
| 燃料剤 | 末端水酸基ポリブタジエン | 14% |
| 助燃材 | アルミニウム粉末 | 18% |
[編集] 添加剤
燃料剤と酸化剤以外にも様々な添加剤が使用されている。
- 硬化剤
- トリレンジイソシアネート
- ヘキサメチレンジイソシアネート
- イソホロンジイソシアネート
- ジメリルジイソシアネート
- 可塑剤
- ジオクチルアジペート
- トリメチロールエタントリナイトレート
- 燃焼触媒
- 酸化鉄粉末
- オキサミド
- 金属燃料
- アルミニウム粉末
- ボロン粉末
- マグネシウムとナトリウムの塩化物
- 振動燃焼抑制剤
- 炭化ジルコニウム
- 酸化ジルコニウム
[編集] 製造法
モーターケースに直接注入する直填式と鋳型に注入してから推進薬の塊をモーターケースに入れるブロックポンディング方式がある。
[編集] 直填式の製造工程
- 前処理
- 燃焼室の壁面が火炎に触れないように内側に推進剤と同成分のライナを塗布する。
- 予混和
- 燃料剤と添加剤を混ぜて捏ね合せておく
- 酸化剤処理
- 酸化剤の粒子直径をそろえる
- 混和
- 燃料剤と酸化剤に硬化剤を添加して捏ね合せる
- この時に気泡の除去なども行う
- 注入
- 型に注入する、一般的には真空注入法が用いられる
- 硬化
- 温度を50℃~60℃に保った状態で硬化させる
- 離型
- 推進役の薬内孔を形成する型を引き抜く
- トリミング
- 設計通りの寸法になるように切断する
- 薬剤の表面処理なども行う
[編集] 製造メーカー
[編集] 関連項目
- モデルロケット(黒色火薬やコンポジット推進薬を使用した模型ロケット)
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最終更新 2009年10月23日 (金) 00:07 (日時は個人設定で未設定ならばUTC)。
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