コンポーネントステレオ
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コンポーネントステレオ(component stereo outfit)とは、ユーザーが好みの製品(レコードプレイヤー・アンプ・チューナー・スピーカーなど)を別々に購入し、その組み合わせによって構築したステレオセット(オーディオシステム)のことである。単に「コンポ」とも略称される(ただし、その略称は現在では「ミニコンポ」を指す場合が多い)。アンプをプリメインアンプでなく、プリアンプとパワーアンプを別々に購入あるいは自作したり、スピーカーをウーファー・スコーカー・トゥイーターなどの単体ユニットを別々に購入して自作の箱(エンクロージャー)に収めるマニアも存在する。
それぞれの機器は「単品コンポ(略称=単コン)」とも総称される。レコードプレーヤー・チューナー以外の入力装置(テープ・CD・ビデオなど)はデッキと呼ばれる。
[編集] セパレート型からコンポーネントへ
1960年代から1970年代の初めにかけて人気があったのはセパレート型ステレオだった。家具のようなどっしりとしたデザインで、低音も豊かな、当時としては十分な音質を楽しむことができ、コンポーネントステレオを揃えるよりも安価であった。しかし拡張性がほとんどなく(テープデッキを接続できる程度)、また、一部の機能に修理不能の故障が発生した場合には、その部分のみを交換することも不可能だった。
1970年代になると、レコードプレーヤーに、ベルトドライブに代わってS/N比等の性能が非常によいダイレクトドライブが登場し、アンプの出力も年ごとに向上するなど、技術躍進がめざましくなり、とくにカートリッジを交換するだけで音質の変化を楽しめることも好評となり、コンポーネントステレオはセパレート型ステレオに代わるステレオセットの当時の主流になった。長岡鉄男などによるオーディオ関連の書籍も多く出版され、1977年には、NHK教育テレビの趣味講座で「オーディオ入門」が放映された。
[編集] システムコンポーネント
コンポーネントステレオは、自分の好みのものを構築できる反面、製品間の相性の問題があった場合には期待していた音質とはならない場合もある。そこで登場したのが「システムコンポーネント(略称=シスコン)」である。それぞれの製品を別々にも購入できるが、メーカーおすすめのセットを購入すれば、デザインも統一されており、十分な音質が楽しめる商品である。当時のシスコンのカタログには、「○○シリーズはコンポーネントステレオの組み合わせの一例です」等の記載がある(例:TechnicsのyouシリーズやVシリーズなど)。
[編集] ミニコンポ
現在では性能の向上により10cm程度の小口径のウーファーでもボリュームのある低音が再生できるようになり、大きめのラジオカセットくらいのサイズの「ミニコンポ」が主流となった。
最終更新 2009年6月10日 (水) 23:51 (日時は個人設定で未設定ならばUTC)。
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