ゴジラ×メカゴジラ

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ゴジラ×メカゴジラ』(ゴジラたいメカゴジラ)は2002年12月14日に公開された日本映画で、ゴジラシリーズの第26作である。GMGと略される。併映『とっとこハム太郎 ハムハムハムージャ!幻のプリンセス』。キャッチコピーは「砕け散るまで戦え!」「起動・共鳴・氷砕」。


注意以降の記述で物語・作品・登場人物に関する核心部分が明かされています。


ゴジラ×メカゴジラ
監督 手塚昌明
製作 富山省吾
脚本 三村渉
出演者 釈由美子
宅麻伸
小野寺華那
高杉亘
友井雄亮
水野純一
水野久美
中尾彬
音楽 大島ミチル
配給 東宝
公開 2002年12月14日
上映時間 1時間28分
製作国 日本
言語 日本語
興行収入 19億円
前作 ゴジラ・モスラ・キングギドラ 大怪獣総攻撃
次作 ゴジラ×モスラ×メカゴジラ 東京SOS
キネマ旬報
  

目次

[編集] 概要

第3期ゴジラシリーズ(ミレニアムシリーズ)の第4作。

ゴジラ2000 ミレニアム』以降の作品に共通する、第1作以外のゴジラ映画とのストーリー上の関連が一切無いという形は変わらないが、本作はゴジラシリーズ以外の『モスラ』や『フランケンシュタインの怪獣 サンダ対ガイラ』等、他の東宝怪獣映画作品との関連を持っており、作中に登場するメーサー殺獣光線車のデザインなどにその設定が表れている(パンフレットでは『空の大怪獣ラドン』や『大怪獣バラン』にも触れている)。

本作のゴジラは前々作と同様の造形に戻される。またメカゴジラは作中では「3式機龍」と呼ばれ、開発者の一人である湯原とその娘が愛称として「メカゴジラ」と呼ぶにすぎない。

音楽は大島ミチルの提案によりシリーズ初の海外録音が行われた(演奏はモスクワ・インターナショナル・シンフォニック・オーケストラ)。録音の模様はドキュメントとしてDVDの映像特典に収録されている。また平成のゴジラ映画で初めて伊福部昭の曲が使用されなかった。

本作は前作と違い、当初から『とっとこハム太郎』との同時上映が決まっており、その影響で上映時間が従来より15分前後短縮されている。また劇中では湯原沙羅とその友人がハムスターを可愛がるという『とっとこハム太郎』を意識したシーンがある。

本作と次作『ゴジラ×モスラ×メカゴジラ 東京SOS』ではタイトルロゴの「ゴジラ」の字体のデザインが変わり、それまで使われていた「角を斜めに切り落とした」スタイルではなくなっている(ただし本編中では従来のロゴも併せて使用されている)。

また「ゴジラ」のニックネームを持つ野球選手の松井秀喜が本人役で特別出演している。

[編集] ストーリー

1999年館山市からある物がトラックによって運び出された。その数日後、台風と共にゴジラが館山に上陸。対特殊生物自衛隊=通称「特生自衛隊」はゴジラ迎撃を開始するが、全く歯が立たない。

その戦禍、特生自衛隊員・家城茜は操縦するメーサー殺獣光線車を仲間の車両に激突させ、崖下に転落させてしまい、その車両は無残にもゴジラに踏み潰されてしまう。命は何とか助かったものの、茜は仲間を死に追いやったという自責の念を拭い去ることが出来ないまま、責任を問われる形で資料課への転属を命じられる。

一方、日本政府は柘植首相指揮の下、湯原ら日本有数の科学者達を招集して対G兵器の開発に着手、館山から引揚げられたゴジラの骨格を基に4年の月日を経て遂に機龍≪メカゴジラ≫を完成させた。そして、柘植首相は辞職し五十嵐隼人が新首相となった。

時を同じくして、いまだ心に様々な葛藤を残している茜の“機龍隊”への配属が決定、機龍のオペレーターに任命される。

そして機龍のテスト機動が開始された時、ゴジラが東京湾に出現。茜を含む機龍隊は機龍を発進させゴジラに向かう。

ゴジラは横浜・八景島に上陸し、その前に機龍が立ちはだかる。機龍はロケット弾とメーサーで徐々にゴジラを追いつめ「アブソリュート・ゼロ」でとどめを狙う。しかしゴジラが天に向かって咆哮、すると機龍がコントロール不能に陥ってしまう。その隙にゴジラは海中へと姿を消した。すると、機龍が突然街を破壊し始めた。ゴジラの声が機龍のコンピューターに干渉し、初代ゴジラの意識が目覚めてしまったのだ。目が赤く染まり、ゴジラの如く猛威を振るう機龍を止めるには体内のエネルギーが尽きるのを待つしかなかった。

機龍の暴走で八景島周辺は全壊。五十嵐首相にも責任を問う声が高まり、機龍隊の存続も危ぶまれていた。湯原は機龍のDNAコンピュータの塩基構造を変えることでゴジラの干渉を回避させるようにした。しかし五十嵐首相は再び暴走するのではないかと恐れ出動許可を下さないでいた。

東京湾から再びゴジラが出現。特自の攻撃をものともしないゴジラは品川に上陸し、市街地を火の海へと変えていった。この事態に五十嵐首相はついに機龍出撃を決断。人類の希望を背負って機龍は飛び立った。

ゴジラを倒すべく品川の街に降り立つ機龍。決死の覚悟で戦いを挑む茜。機龍、そして茜の戦いがここで始まった。

[編集] 興行成績

  • 興行収入 19億円
  • 観客動員 170万人

[編集] スタッフ

[編集] メインキャスト

[編集] カメオ出演

[編集] スーツアクター

[編集] その他

  • ゴジラが館山市に上陸した日は、シリーズ第1作(『ゴジラ』)の公開日の11月3日である。
  • 当初、ゴジラが東京タワーを破壊する予定だったが諸事情(実際の東京タワーに地上波デジタル放送用アンテナ増設工事によるカバーがかかっていたため、合成が困難だった)により実現せず、次作に持ち越された(パンフレットによる)。
  • 上半身のみの初代ゴジラの着ぐるみと、25分の1スケールの初代ゴジラの全身骨格が作られている。
  • アンギラスが登場し、機龍と闘う案もあったが没になった。
  • 首相官邸や機龍が工場を破壊するシーンは『ゴジラvsキングギドラ』、その他の街を破壊するシーンも『ゴジラvsメカゴジラ』のライブフィルムが流用されている。
  • 第1特報は前々作公開された『ゴジラ×メガギラス G消滅作戦』のライブフィルムを流用している。ナレーション立木文彦が演じており、ゴジラが史上最大のヒーローと語っている。

[編集] 映像ソフト化

  • DVDは2003年7月21日発売。
  • 2005年4月22日発売の「GODZILLA FINAL BOX」に収録されている。

[編集] 関連項目

ゴジラ映画作品
通番 題名 公開日 脚本
第1作 ゴジラ 1954年 村田武雄
本多猪四郎
なし
第2作 ゴジラの逆襲 1955年 村田武雄
日高繁明
アンギラス
第3作 キングコング対ゴジラ 1962年 関沢新一 キングコング
第4作 モスラ対ゴジラ 1964年 関沢新一 モスラ
第5作 三大怪獣 地球最大の決戦 1964年 関沢新一 ラドン
キングギドラ
第6作 怪獣大戦争 1965年 関沢新一 キングギドラ
第7作 ゴジラ・エビラ・モスラ 南海の大決闘 1966年 関沢新一 エビラ
第8作 怪獣島の決戦 ゴジラの息子 1967年 関沢新一
斯波一絵
カマキラス
クモンガ
第9作 怪獣総進撃 1968年 馬淵薫
本多猪四郎
キングギドラ
第10作 ゴジラ・ミニラ・ガバラ オール怪獣大進撃 1969年 関沢新一 エビラ
カマキラス
クモンガ
ガバラ
第11作 ゴジラ対ヘドラ 1971年 馬淵薫
坂野義光
ヘドラ
第12作 地球攻撃命令 ゴジラ対ガイガン 1972年 関沢新一 キングギドラ
ガイガン
第13作 ゴジラ対メガロ 1973年 福田純 ガイガン
メガロ
第14作 ゴジラ対メカゴジラ 1974年 山浦弘靖
福田純
メカゴジラ
第15作 メカゴジラの逆襲 1975年 高山由紀子 メカゴジラⅡ
チタノザウルス
第16作 ゴジラ 1984年 永原秀一 なし
第17作 ゴジラvsビオランテ 1989年 大森一樹 ビオランテ
第18作 ゴジラvsキングギドラ 1991年 大森一樹 キングギドラ
第19作 ゴジラvsモスラ 1992年 大森一樹 モスラ
バトラ
第20作 ゴジラvsメカゴジラ 1993年 三村渉 ラドン
メカゴジラ
第21作 ゴジラvsスペースゴジラ 1994年 柏原寛司 スペースゴジラ
第22作 ゴジラvsデストロイア 1995年 大森一樹 デストロイア
第23作 ゴジラ2000ミレニアム 1999年 柏原寛司
三村渉
オルガ
第24作 ゴジラ×メガギラス G消滅作戦 2000年 柏原寛司
三村渉
メガギラス
第25作 ゴジラ・モスラ・キングギドラ 大怪獣総攻撃 2001年 長谷川圭一
横谷昌宏
金子修介
バラゴン
モスラ
キングギドラ
第26作 ゴジラ×メカゴジラ 2002年 三村渉 機龍
第27作 ゴジラ×モスラ×メカゴジラ 東京SOS 2003年 横谷昌宏
手塚昌明
モスラ
機龍
第28作 ゴジラ FINAL WARS 2004年 三村渉
桐山勲
アンギラス
ラドン
エビラ
カマキラス
クモンガ
へドラ
キングシーサー
ジラ
ガイガン
カイザーギドラ

最終更新 2009年11月15日 (日) 15:09 (日時は個人設定で未設定ならばUTC)。
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