ゴジラ2000 ミレニアム

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ゴジラ2000 ミレニアム』 は1999年12月11日に公開された日本映画で、ゴジラシリーズの第23作である。

ゴジラ2000 ミレニアム
監督 大河原孝夫
製作 富山省吾
脚本 柏原寛司
三村渉
出演者 村田雄浩
阿部寛
西田尚美
鈴木麻由
佐野史郎
音楽 服部隆之
配給 東宝
公開 1999年12月11日
上映時間 1時間48分
製作国 日本
言語 日本語
興行収入 16億5000万円
前作 ゴジラvsデストロイア
次作 ゴジラ×メガギラス G消滅作戦
  

目次

[編集] 概要

第3期ゴジラシリーズ(ミレニアムシリーズ)の第1作。

当初の予定では、シリーズは21世紀に入ってから復活する予定だったが、1998年の『GODZILLA』の賛否によりファンから「日本のゴジラ」の復活を希望する声が上がり、予定が繰り上げられ、『ゴジラvsデストロイア』以来4年ぶりの新作公開となった。新しいシリーズの幕開けにふさわしく、背びれが大きく鋭く強調され凶悪なデザインに一新されたゴジラが登場。更に宇宙人ミレニアンとそれが怪獣化したオルガも登場する。主要襲撃地点は根室茨城東京

地震や台風のような自然災害的存在であるゴジラに対して人類がいかに対抗するかを描く事に重点が置かれた。内閣官房副長官が率いる危機管理情報局に加え、ゴジラ予知ネットワークという民間団体が登場する。

迫力のある映像構図へのこだわりが見られ、CGも効果的に使われた。その一方で、砂浜のゴジラの足跡はパワーショベルで実物大のものを再現するなど、実写にこだわったシーンもある。

アメリカ、香港、韓国でも公開された。アメリカでは『Godzilla 1985』以来15年ぶりに劇場一般公開されたゴジラシリーズ作品となったが、劇中のBGMが多数変更されている上、セリフもスラングを多用したり改変が行なわれた結果、ゴジラが人類の救世主のごとき扱いをされているという指摘がある。ただし、大人向きの映画にも関わらず、子役を起用して(アメリカでは「子供が登場する映画=子供映画」という偏見が強い)重要な配役に置いている点は評価されている(デビット・キャリシャー「社会的に観たゴジラ映画 -日米を通して-(下)」 『福岡市総合図書館研究紀要』第5号 2005年)。

ただし、『ゴジラ FINAL WARS』まで続くミレニアムシリーズは、昭和シリーズ平成vsシリーズとは異なり、各作品の世界観の連続性がない。

[編集] 登場怪獣

[編集] ゴジラ

詳細は「ゴジラ (架空の怪獣)」を参照

[編集] オルガ

宇宙人ミレニアンが、ゴジラの細胞の自己再生能力を司る「オルガナイザーG1」を吸収したが、制御できずに怪獣化してしまった姿。形状は左右非対称、いびつな姿をしているが、空中高くジャンプでき意外と身軽である。左肩の肩口から強力な光線を発射する波動攻撃と、周囲の物体を宙に浮遊させる超念動が武器。乗ってきたUFOも遠隔操作できる。

ゴジラと肉弾戦を繰り広げるが、その最中、噛みつくことでゴジラのエネルギーを吸収し、肌の色が緑色に近くなりうろこのようなものも生え始めた。その意図はゴジラと同等の生命体になることだった。最終的には、大きく裂けた口を開けてゴジラの体を包み込み、ゴジラとの同化を図り背びれまで獲得したが、ゴジラの体内放射で上体を消し飛ばされ死亡。

  • 身長:60メートル
  • 全長:75メートル
  • 体重:4万トン

ウルトラマンメビウス』に登場したディノゾールはオルガの没デザインを流用して制作された。そのためかディノゾールとオルガはどことなく似ている。

[編集] ミレニアン

UFOに乗っていた宇宙人。長い宇宙航行の間に肉体を変化させ、量子流体化している。海底にUFOと共に沈んでいたが、人間の探査船の照明により復活し、地球征服を企んだ。UFOがゴジラからオルガナイザーG1を吸収することで肉体を取り戻したが、ゴジラ以外の生物ではオルガナイザーG1を制御できず、怪獣オルガに変化した。

オルガに変化する直前には、タコのような風貌で半透明な体色をした姿を見せた。

  • 身長:40メートル
  • 体重:1万トン

ゴジラシリーズで唯一、人間の姿をしていない宇宙人である。

[編集] UFO

鹿島灘沖で発見された宇宙船。滅亡した母星に代わる新たな居住地を求めて、6千万年前に地球にやってきたが、海底に沈み、そのまま活動を停止していた。光をエネルギー源としていたので、太陽光の届かない深海では稼働できなかったのである。亜光速で空を飛ぶほか、発射口から強力な光線を発射する。銀色の装甲は非常に強固。最初は岩塊の姿で発見されたが、探査艇があてたライトの光で再起動。海面へと上昇し、日光を吸収してエネルギーを充填したうえで飛翔。東海村上空に飛来し、自衛隊と交戦中のゴジラを襲うが相撃ちとなる。その後、新宿に飛来。上陸したゴジラと再戦し、ワイヤーで捕縛したところを見えない触手でゴジラの体内からオルガナイザーG1を吸収し、そのエネルギーがミレニアンとなった。

ミレニアンがオルガに変異した直後、一時的に動きを止めていたところをゴジラの熱線によって両断されたが、オルガがゴジラと戦いを始めるとミレニアン=オルガの遠隔コントロールを受けて再起動、タックルや砲撃を行ったが最終的には各個撃破された。

  • 全長:200メートル
  • 全幅:130メートル
  • 重量:1万9000トン

[編集] 興行成績

  • 興行収入 16億5000万円
  • 観客動員 200万人

[編集] スタッフ

[編集] キャスト

※映画クレジット順

[編集] スーツアクター

[編集] 映像ソフト化

  • DVDは2000年12月21日発売。
  • トールケース版DVDは2008年6月27日発売。
  • 2005年4月22日発売の「GODZILLA FINAL BOX」に収録されている。

[編集] 関連項目

ゴジラ映画作品
通番 題名 公開日 脚本
第1作 ゴジラ 1954年 村田武雄
本多猪四郎
なし
第2作 ゴジラの逆襲 1955年 村田武雄
日高繁明
アンギラス
第3作 キングコング対ゴジラ 1962年 関沢新一 キングコング
第4作 モスラ対ゴジラ 1964年 関沢新一 モスラ
第5作 三大怪獣 地球最大の決戦 1964年 関沢新一 ラドン
キングギドラ
第6作 怪獣大戦争 1965年 関沢新一 キングギドラ
第7作 ゴジラ・エビラ・モスラ 南海の大決闘 1966年 関沢新一 エビラ
第8作 怪獣島の決戦 ゴジラの息子 1967年 関沢新一
斯波一絵
カマキラス
クモンガ
第9作 怪獣総進撃 1968年 馬淵薫
本多猪四郎
キングギドラ
第10作 ゴジラ・ミニラ・ガバラ オール怪獣大進撃 1969年 関沢新一 エビラ
カマキラス
クモンガ
ガバラ
第11作 ゴジラ対ヘドラ 1971年 馬淵薫
坂野義光
ヘドラ
第12作 地球攻撃命令 ゴジラ対ガイガン 1972年 関沢新一 キングギドラ
ガイガン
第13作 ゴジラ対メガロ 1973年 福田純 ガイガン
メガロ
第14作 ゴジラ対メカゴジラ 1974年 山浦弘靖
福田純
メカゴジラ
第15作 メカゴジラの逆襲 1975年 高山由紀子 メカゴジラⅡ
チタノザウルス
第16作 ゴジラ 1984年 永原秀一 なし
第17作 ゴジラvsビオランテ 1989年 大森一樹 ビオランテ
第18作 ゴジラvsキングギドラ 1991年 大森一樹 キングギドラ
第19作 ゴジラvsモスラ 1992年 大森一樹 モスラ
バトラ
第20作 ゴジラvsメカゴジラ 1993年 三村渉 ラドン
メカゴジラ
第21作 ゴジラvsスペースゴジラ 1994年 柏原寛司 スペースゴジラ
第22作 ゴジラvsデストロイア 1995年 大森一樹 デストロイア
第23作 ゴジラ2000ミレニアム 1999年 柏原寛司
三村渉
オルガ
第24作 ゴジラ×メガギラス G消滅作戦 2000年 柏原寛司
三村渉
メガギラス
第25作 ゴジラ・モスラ・キングギドラ 大怪獣総攻撃 2001年 長谷川圭一
横谷昌宏
金子修介
バラゴン
モスラ
キングギドラ
第26作 ゴジラ×メカゴジラ 2002年 三村渉 機龍
第27作 ゴジラ×モスラ×メカゴジラ 東京SOS 2003年 横谷昌宏
手塚昌明
モスラ
機龍
第28作 ゴジラ FINAL WARS 2004年 三村渉
桐山勲
アンギラス
ラドン
エビラ
カマキラス
クモンガ
へドラ
キングシーサー
ジラ
ガイガン
カイザーギドラ

最終更新 2009年11月4日 (水) 11:13 (日時は個人設定で未設定ならばUTC)。
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