ゴールデン・デイズ

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ゴールデン・デイズ』は、高尾滋による日本漫画作品。

花とゆめ」(白泉社)にて2005年10号から2008年1号まで連載されていた。全47話。単行本は全8巻。

目次

[編集] あらすじ

異様に過保護な母親を疎ましく思う高校生の光也。そんな光也の心の拠り所は、入院中の祖父・慶光と、幼い頃祖父が与え、教えてくれたバイオリン

ある日、いつものように祖父の見舞いに行くと、祖父にはずっと悔やみ続けていることがあると言う。アルバムを見ながら物悲しそうな顔をする祖父。そこに写っていたのは、自分にそっくりな若き日の祖父と、眼鏡をかけた青年。

その夜、祖父危篤の知らせが入り、病院へ駆けつけた光也。祖父の言葉を思い出し、バイオリンを手にした瞬間、地震に襲われ、気を失ってしまう。

目を覚ました光也。自分を「慶光」と呼び、突然殴りかかってくる眼鏡の青年。周りの景色にも違和感を覚える。そこは大正10年8月。光也は16歳の頃の祖父になっていた……。

しかし、光也が何らかの間違いで大正時代へ来てしまったのならば、本物の祖父は一体どこへ行ってしまったのか。慶光が悔やんでいたこととは何なのか……。

[編集] 登場人物

[編集] 主要人物

相馬 光也(そうま みつや)
高校1年生。2歳の頃、誘拐された過去を持ち、それが原因で母親が過保護になる。
幼い頃から慶光にバイオリンを教えてもらい、卒業後は留学しプロのバイオリニストを目指していたが、母親の自殺未遂が原因で弾けなくなってしまう。
相馬 慶光(そうま よしみつ)
光也の祖父(最終話では「曾祖父」という設定に変わっていた[1])。
相馬子爵家の長男。3歳の頃両親を交通事故で亡くして以来、両親の友人である春日家で育つ。仁からは「みつ」と呼ばれる。学校(旧制高校)では才色兼備で人望が厚い。
春日 仁(かすが じん)
春日伯爵の孫。母親がイタリア人のため、瞳が緑色。慶光のことが好き。
相馬 慶(そうま けい)
光也の従兄。母子家庭で育った。両肩から肘まで刺青が彫ってある。
地震の際、光也と同じく大正時代へ来てしまった。行く当てもなく彷徨っていたところ、ヤクザに襲われていた喫茶店のマスターを助け、その縁でその喫茶店に用心棒も兼ねて雇われた。女給の節を好きになるが、「未来を変える恐怖」を抱き素直になれない。

[編集] 春日家

春日 亜伊子(かすが あいこ)
仁の妹。12歳。7歳の時、双子の兄弟・カイを亡くしている。
春日 アンジェ(かすが アンジェ)
仁と亜伊子の母親。イタリア人。元声楽家。息子・カイを亡くしたことで、亜伊子をカイだと思い込むようになった。
春日 真一郎(かすが しんいちろう)
仁・亜伊子の父親。アンジェと結婚したことで春日の名を貶めたと非難されている。
春日伯爵
仁の祖父。政治家。厳格な性格。
春日 常保(かすが つねやす)
仁の叔父養護施設を経営している。

[編集] その他

相馬 百合子(そうま ゆりこ)
慶光の姉。美人。画家を目指す国見のことを想っている。
国見 隼人(くにみ はやと)
百合子より7歳年上の幼なじみで、百合子の想い人。絵描きだが、絵の才能は今ひとつ。イギリスに留学していた。
節(せつ)
慶の喫茶店で女給をしている。慶のことが好き。
生方 祭(うぶかた まつり)
亜伊子の家庭教師の息子。
田辺 つゆ子(たなべ つゆこ)
幼い頃、慶光の両親の世話になった女性。借金を返すために浅草で遊女として働いていた。

[編集] 関連項目

[編集] 脚注

  1. ^ 連載終了後『季刊S』にて本作品が特集された際、筆者はインタビューにおいてこの点について説明している。(構想初期から慶光は光也の曾祖父と設定していたが、第一話内で「ひいじいちゃん」と呼ばせると同話内で人物相関を説明しきれないこと・実際に祖父にあたる人物は早くに亡くなっているとの設定も初期から決めていたことから、光也に慶光を「じいちゃん」と呼ばせたとのこと)(『季刊S』23号(2008年夏号)、飛鳥新社、26-31ページ)

最終更新 2009年2月14日 (土) 08:54 (日時は個人設定で未設定ならばUTC)。
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