サフラン

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サフラン

サフラン
分類
: 植物界 Plantae
: 被子植物門 Magnoliophyta
: 単子葉植物綱 Liliopsida
: ユリ目 Liliales
: アヤメ科 Iridaceae
: クロッカス属 Crocus
: サフラン C. sativus
学名
Crocus sativus L.
和名
サフラン
英名
saffron crocus
乾燥させたサフランのめしべ

サフラン(学名Crocus sativus L.、: saffron crocus: safran)は、地中海沿岸を原産とするアヤメ科多年草。およびそのめしべを乾燥させた香辛料

日本での栽培は江戸時代に薬として伝わり、明治19年、神奈川県大磯町(旧国府村)の添田辰五郎が病気の母親のため、球根の輸入と栽培を試みたのが始まり。明治30年に内務省横浜衛生試験所の認定を受け、商品化・輸出されるようになった。その後、大分県竹田市へ伝わり、現在、同地は名産地になっており[1]、竹田市で約8-9割が生産されているほか[2][3]宮城県塩竈市などで生産されている。風通しのよい室内で陰干しにする。

成分は、α、β、γ‐カロテン。他に色素配糖体であるクロシン(crocin)、無色の苦味配糖体ピクロクロシン(picrocrocin)、精油(8~10%、テルペン、テルペンアルコール、エステル)、クロセチン(crocetin)などを含む[4]

名称はアラビア語で「黄色」を意味する「アスファル」(aṣfar أَصْفَر)を語源とする「ザアファラーン」(zaʻfarān زَعْفَرَان)に由来する。

目次

[編集] 特徴

独特の香りを持ち、に溶かすと鮮やかな黄色を呈するため、南ヨーロッパ南アジア北部、中央アジア西アジア北アフリカにかけて料理の色付けをする際に使用される。プロヴァンス地方の名物料理ブイヤベーススペイン料理パエリアミラノリゾットモロッコ料理クスクスインド料理のサフランライスには欠かせない。香りの主成分はサフラナール。色素はクロシン。この色素は水溶性には溶けない。トルコのサフランボルではお湯に入れた「サフランティー」として飲まれている。

めしべは、生薬としては番紅花(ばんこうか、蕃紅花とも書く)と呼ばれ、鎮静、鎮痛、通経作用がある(日本薬局方に「サフラン」の名で収録されている)。

紀元前からヨーロッパで香料・染料として利用されていた。大変貴重でその分、1gあたり500~1000円程度と高価な香辛料である。古代ギリシアではサフランの黄色が珍重され、王族だけが使う事を許されるというロイヤルカラーになっていた時代もある[要出典]


[編集] 安全性

通常食事から経口で摂取する量ではおそらく安全と思われる。[4]

  • 堕胎作用、子宮収縮作用、通経作用に注意すること。「授乳中の安全性については充分な情報がないため、避けたほうがよい」「妊婦には禁忌である」との記述もみられる。
  • 大量摂取は危険と言われており、5g以上摂取すると重篤な副作用が出る。致死量は12~20gである。[5]
  • オリーブ属、オカヒジキ属、ドクムギ属の植物に過敏症がある人はアレルギー症状に注意。

[編集] 脚注

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  1. ^ サフランの花が里帰り (タウンニュース大磯・二宮・中井版2007年11月9日号)
  2. ^ 大分みどり地域本部 彩菜紀行 サフラン - JA大分みどり(2008年12月2日閲覧)
  3. ^ サフラン:全国一の竹田市、収穫期迎える - 毎日新聞(毎日jp)、2008年11月14日(2008年12月2日閲覧)
  4. ^ サフラン - 「健康食品」の安全性・有効性情報国立健康・栄養研究所
  5. ^ 健康食品データベース 第一出版 Pharmacist's Letter/Prescriber's Letterエディターズ 編 (独)国立健康・栄養研究所 監訳 ISBN 9784804110967

[編集] 関連項目

[編集] 外部リンク

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最終更新 2009年9月21日 (月) 04:56 (日時は個人設定で未設定ならばUTC)。
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