サルファ薬

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一級スルホンアミドの一般構造式

サルファ薬(サルファやく、: sulfonamides)とはスルホンアミド (-S(=O)2-NR2) 部位を持つ化学療法薬の総称。サルファ薬はジヒドロプテロイン酸合成酵素(en)の基質であるパラアミノ安息香酸(PABA)に構造的に類似しており、PABAの代謝拮抗物質として作用して葉酸合成過程におけるジヒドロプテロイン酸合成を阻害することによって静菌的に作用する。ヒトでは葉酸の生合成系を欠いているため、サルファ薬は選択的に作用する。ジヒドロプテロイン酸合成酵素に対する親和性が変化することにより耐性菌が出現し、細菌が1種のサルファ薬に対する耐性を獲得すると他のサルファ薬に対しても耐性を示すようになる(交差耐性)。単独で使用すると耐性菌が出現しやすいことや相乗効果が期待できることから、サルファ薬は葉酸拮抗薬と併用されることが多い。プロカインは分解されるとPABAを生じるため、プロカインとの併用ではサルファ薬の作用は低下する。

[編集] 関連項目

サルファ薬のひとつ、スルファジメトキシン

[編集] 参考文献

  • 獣医学大辞典編集委員会編 『明解獣医学辞典』 チクサン出版社、1991年。ISBN 4885006104
  • 伊藤勝昭ほか編 『新獣医薬理学 第二版』 近代出版、2004年。ISBN 4874021018
  • 三木卓一監修 『医薬化学 第3版 生物学への橋かけ』 2002年 ISBN 4567461533

最終更新 2009年2月9日 (月) 17:46 (日時は個人設定で未設定ならばUTC)。
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