ザイデル収差
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ザイデル収差(ザイデルしゅうさ)[1])[2]は、幾何光学においてレンズや鏡で像をつくるときに生じるボケやゆがみを分類し説明したものである。単色収差(単一の波長の光でも生じる収差)に含まれる。19世紀の研究者ルートヴィヒ・ザイデルにちなむ。
ザイデル収差には以下の5種類がある。
- 球面収差 - 光軸上の1点からでた光が像面において1点に集束しない収差。入射点の光軸からの距離によって集光点の光軸方向の位置が変わるために起こる。
- コマ - 光軸外の1点から出た光が像面において1点に集束しない収差。入射点の光軸からの距離によって像の倍率が変わるために起こる。
- 非点収差 - 光軸外の1点から出た光線による子午像点と球欠像点のずれる収差。
- 像面湾曲 - 平面の物体の像面が湾曲してしまう収差。
- 歪曲 - 方形の物体が方形の像を結ばず、樽型・糸巻型などになる収差。
通常はこれらのすべての収差が複合して発生する。これらはレンズ面に対する光線の入射角 αに関してsin α をテイラー展開した3次の項の係数としてそれぞれ表される。このため3次収差とも呼ばれる。
ザイデル収差は幾何光学的な分類方法だが、波動光学においても収差は波面収差として説明される。
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最終更新 2009年3月7日 (土) 15:54 (日時は個人設定で未設定ならばUTC)。
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