『シクラメンのかほり』(シクラメンのかおり)は、1975年に発売された布施明のシングルである。
[編集] 解説
- 楽曲プロデュースを手掛けたのは、小椋佳。後に小椋もセルフカバーしている。布施版と小椋版とでは、AメロとBメロとがつながる部分のメロディに違いがある。
- この曲は、小椋本人によれば布施の新曲を渡せと言われて面倒くさがって、作りだめしていたお蔵入りしていた曲を流用したものであった。
- 布施は同曲で『第4回東京音楽祭』に出場した事がきっかけとなり大ヒット、1975年の『第17回日本レコード大賞』と『FNS歌謡祭』グランプリと年末の音楽番組の大型タイトルを総なめした。
- この曲が作られた時代のシクラメンには香りがほとんどなかったが、現在では品種改良により香りのあるシクラメンが開発されている。このように歌の後から品種改良が進む事例は松田聖子の『赤いスイートピー』でも同様のことがあった。なお、布施自身は当曲を歌うと決まった後に、シクラメンには香りがないことを知り、ずっと違和感を覚えながら歌っていたそうである(このエピソードは2006年10月に、布施がゲスト出演のNHKの[[『NHKのど自慢』富山県]]黒部市大会で、当曲を歌唱した出場者とのトークの際で語られた)。
- 2005年、NHKの第56回NHK紅白歌合戦』の出場者選考アンケートとしてNHKが実施した『スキウタ~紅白みんなでアンケート~』に白組80位にランクイン(なお、紅白では3回歌唱されているが、この年の紅白では、同年の布施のヒット曲『少年よ』が歌唱されたため歌唱されなかった)。
- 「歴史的仮名遣」では「かをり」が正しいとされるため、タイトルの「かほり」は誤りであると指摘されることもある。この主張に基づいて、この曲の題名においては、作詞・作曲を手掛けた小椋が妻である佳穂里氏に宛てた愛の賛歌であることからこの表記が使われたと推測する説がある。ただし、契沖以降の仮名遣いでは確かに「かをり」が正しいとされているものの、それ以前にスタンダードだった定家仮名遣では「かほり」が正しいとされており、必ずしもこの表記が誤りであるとは言えない。
[編集] 収録曲
- シクラメンのかほり
- 淋しい時
[編集] 注記
[編集] 関連項目
最終更新 2009年11月30日 (月) 11:12 (日時は個人設定で未設定ならばUTC)。
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