シグナス (宇宙船)

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シグナス英語: Cygnus)はアメリカ航空宇宙局 (NASA) の商業軌道輸送サービス (COTS) の契約に則り、オービタル・サイエンシズ社 (OSC) の開発している国際宇宙ステーションへの物資補給を目的とした無人宇宙船である。

目次

[編集] 概要

COTSの第1候補としてK-1を開発していたロケットプレーン・キスラーが資金計画が不透明な中で2007年に資金調達に失敗し、それが原因でCOTS契約が終了されたことを受け[1]2008年にCOTSの第2次選考を行いスペースXドラゴンとともにシグナスが新たに契約された[2]

標準型2段式トーラスIIによって打ち上げられシグナスは宇宙ステーション補給機(HTV)と同様にグローバル・ポジショニング・システム(GPS)やTDRSを用い、ISSに自動でランデブーした後、カナダアーム2によってハーモニー(ノード2)の共通結合機構(CBM)にドッキングされる。

余談だが、宇宙ステーション補給機に使われた三菱電機の「近傍接近システム」がシグナス宇宙船にも採用されることが10月22日決まった。

[編集] 構成・諸元

シグナスは既存の技術を最大限活用し再構築することでリスクを抑え、低コストで信頼性の高いシステムを実現する。与圧物資補給用、非与圧物資補給用、物資回収用の3種類が計画されており、共通のサービスモジュール(SM)とそれぞれの仕様に沿った貨物モジュールの2つの部分で構成される。

[編集] サービスモジュール (SM)

SMはOSCの静止衛星用の衛星バスシステムSTAR Busの推進系や電源系、STAR Busを改修して用いた小惑星探査機ドーンのアビオニクスを流用して開発される。

主要諸元

[編集] 与圧貨物モジュール (PCM)

PCMは与圧物資補給用の貨物モジュールである。NASAが従来スペースシャトルでISSへの与圧物資補給に使用してきた多目的補給モジュール(MPLM)の技術を用い、タレス・アレーニア・スペースによって開発・製造が行われる。

主要諸元
  • 寸法 : ⌀ 3.1 m × 3.8 m
  • 全備質量 : 3,500 kg
  • ペイロード : 2,000 kg

[編集] 非与圧貨物モジュール (UCM)

UCMは非与圧物資補給用の貨物モジュールである。NASAが従来スペースシャトルでISSへの非与圧物資補給に使用してきたExPRESS補給キャリア(ELC)の技術を用い、開発が行われる。

[編集] 回収貨物モジュール (RCM)

RCMは与圧物資回収用の貨物モジュールであり、大気圏再突入能力をもつ。1,200kgの物資が回収可能となる予定である。

[編集] 予定

[編集] 出典・脚注

[編集] 関連項目

[編集] 外部リンク

最終更新 2009年11月14日 (土) 08:54 (日時は個人設定で未設定ならばUTC)。
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