シボレー・ブレイザー

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シボレー・K5ブレイザー(Chevrolet K5 Blazer)は、GMが生産し、シボレーディビジョンで販売するSUVシリーズである。

フルサイズのブレイザーは、1969年当時、同社のトラック・シリーズでは最も小型の2代目シボレー・C/KピックアップトラックSUV化したモデルで、GMCディビジョンには「K5ジミー」が姉妹車として設定されていた。1995年シボレー・タホへと改称されている。

また、後に追加されたコンパクトサイズのいわゆる「S-10ブレイザー」は、同社の「S-10」シリーズ小型ピックアップをベースに日本製小型SUVに対抗して開発されたもので、フルサイズブレイザーとのつながりはない。やはり、GMCブランドで「S-15ジミー」が姉妹車として存在する。

目次

[編集] K5 第1世代(1969 - 1972年モデル)

初代ブレイザー

K5は元来、ホイールベースの短いトラックである。1969年に四輪駆動で登場し、1970年に二輪駆動モデルも登場した。パワー・プラントは250立方インチ(I6/4.1L)、292立方インチ(I6/4.8L)、307立方インチ(V8/5.0L)、350立方インチ(V8/5.7L)から選択が可能だった。ブレイザーはフォード・ブロンコに対抗してデザインされ、同じ市場にうって出た。ブレイザーの革新的なポイントは、ホイールベースを短くしながらも、車内のスペースを十分に確保し、プラットホームを共用することでコストダウンを実現したことにある。ブレイザーは瞬く間に人気になった。そのため、ライバル車も同じようなショート・ホイールベースのピックアップ・トラックにモデル・チェンジしていった。

[編集] K5 第2世代(1973-1991モデル)

第2世代ブレイザー
(1973 - 1982)
第2世代ブレイザー
(1983 - 1989)
写真は'81 / '82モデル
第2世代ジミー
(1990 / 1991)

1973年、モデル・チェンジが実施された。1982年までは後輪駆動のブレイザーも製造されたが、最も売れたのは四輪駆動車だった。1976年取り外し可能なコンバーチブル・モデルが登場し、この後はコンバーチブルのデザインが1991年まで採用されるようになった。1987年GMは新たにGMT400プラットホームを開発したが、ブレイザーは生産終了まで、古いプラットホームを使っていた。1989年、GMT400シリーズを利用したピックアップ・トラックに似たデザインに変更された。ブレイザーはオフロード・シーンでは非常に人気があった。その秘密は、力強いパワー・プラントとエンジン・バリエーションの多さにあった。この世代では400立方インチ(V8)エンジンのほか、6.2Lディーゼル・エンジン(V8)もラインナップしていた。1981年、オイルショックの影響で、305立方インチの350立方インチ並みにパワーが得られる高圧縮なエンジンを開発したが、アンダー・パワーだった。

[編集] K5 第3世代(1992 - 1994モデル)

第3世代

フル・サイズのブレイザーが1992年、新しいGMT400プラットホームを基に開発され、モデル・チェンジを果たした。パワー・プラントは1種類のみで、5.7L(V8)の210馬力を発するエンジンが搭載された。1995年、ブレイザーは新たにロングホイールベースの4ドアボディーを加え、シボレー・タホへと改称された。

[編集] S10 第1世代(1983 - 1994年モデル)

第1世代 S-15ジミー

1982年までいすゞベースのLUVが販売されていたが、それに代わってS-10ブレイザーが1983年、GMC S-15 Jimmyとともに発売された。スタイリングは第1世代のK5ブレイザーとJimmyをベースとしていた。この小型のブレイザーとJimmyは、先行販売されていた大型のブレイザーのように、2ドアのみが販売された。ベースとなったパワー・プラントはGMの2.0L OHVの4気筒エンジンで83馬力、オプションで2.8L(V6/110馬力)が搭載された。また、排気ガス規制のために、イスズ製1.9L(I4)エンジン、2.2Lディーゼル・エンジンが追加された。1985年、1.9L、2.0L、2.2Lディーゼル・エンジンに代えて2.5Lエンジンが搭載されるようになった。また1986年にはフューエル・インジェクション・システムが追加された。1990年、4ドアのS-10とJimmyが登場し、このためホイール・ベースが6.5インチ延長された。その後も、エンジン、電子装備、外観に若干の変更が加えられた。

[編集] S10 第2世代(1995 - 2005年モデル)

第2世代 S-15ジミー
第2世代 S-10ブレイザー
トレイルブレイザーパッケージ

1995年新たなブレイザーが発売された。今回のモデル・チェンジで、S-10シリーズではなく、先年にデビューしたソノマ・ピックアップ(S-10)をベースに、独自のモデルとして登場し、この年、ブレイザーは、トラックス・オブ・ザ・イヤーに選ばれる。1999年、シボレーは限定車としてトレイルブレイザーを発売、このパッケージはGMT360シリーズが登場する2002年まで販売された。同時に、ブレイザー・エクストリームがラインナップに追加された。この第2世代は2001年にGMT360モデル(トレイルブレイザー、GMCエンヴォイ)が発売されたために、販売は中止されたが、ブレイザーとJimmyの製造は2005年まで続けられた。

[編集] 日本での販売

当時の輸入元であるヤナセ1990年1月からS10 第1世代モデルを「S-10ブレイザー」として販売された。同年の11月に2ドアモデルも販売されたが、1991年11月に廃止された。それ以降は細かな改良は続けられたものの、ヤナセ自身も販売には積極的ではなかったせいかシボレーのモデルとしては地味な存在だった。

1995年4月には、S10 第2世代を「ブレイザー」として販売。当初は下位グレードのLSのみの販売だったが、同年10月には上位のLTと各グレードの8ナンバー車「フォレシエスタ」が追加された。1998年11月のマイナーチェンジにより、シボレーとしては初の右ハンドル車(全モデル)になった。2001年9月に「トレイルブレイザー」が導入されて以降も販売が続けられたが、2002年にブレイザーとしての販売が終了した。

[編集] 関連項目

最終更新 2009年10月18日 (日) 05:47 (日時は個人設定で未設定ならばUTC)。
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