シャドウ (小説)

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シャドウ
Who's the shadow?
著者 道尾秀介
発行日 2006年9月29日
発行元 東京創元社
ジャンル 推理小説
日本
言語 日本語
形態 四六判仮フランス装
ページ数 284
ISBN 978-4-488-01734-7
  

シャドウ』 (Who's the shadow?)とは、道尾秀介による日本推理小説。第7回本格ミステリ大賞受賞作。

2007年このミステリーがすごい!で第3位、本格ミステリベスト10で第6位、週刊文春ミステリーベスト10で第10位にランクインした。

本作は「向日葵の咲かない夏」に寄せられた読者からの言葉への作者なりの回答であり、同作で伝え切れなかったことを伝えるつもりで執筆された作品である。

目次

[編集] あらすじ

人は、死んだらどうなるの? ――いなくなるのよ――いなくなって、どうなるの? ――いなくなって、それだけなの――。

小学5年生の我茂凰介は、進行性の癌で母・咲江を亡くす。それから間もなくして、幼なじみの亜紀の母親で咲江とも親友だった恵が、夫の勤める病院の屋上から飛び下り自殺、亜紀は交通事故に遭い、凰介の父親・洋一郎もまた異常を来していく。家族の幸せを願う鳳介が行き着く結末とは……。

[編集] 登場人物

我茂 凰介(がも おうすけ)
小学5年生。母が嫌うものを自分も無条件で嫌ってしまう傾向がある。
我茂 洋一郎(がも よういちろう)
凰介の父。相模野医科大学病院に勤務している。咲江の死後、ムンクの『叫び』の複製画を買い、寝室に飾るようになった。
我茂 咲江(がも さきえ)
洋一郎の妻、凰介の母。進行性の癌で亡くなる。都内の小学校でスクールカウンセラーをしていた。宮沢賢治の『よだかの星』が愛読書だった。
水城 徹(みずしろ とおる)
洋一郎の大学時代からの同級生。一浪しているため年齢は1つ上。相模野医科大学研究員。家庭は冷え切っていた。
水城 恵(みずしろ めぐみ)
徹の妻。咲江とは大学時代の同級生。保険のセールスレディ。咲江に薦められ、『よだかの星』を好きになった。相模野医科大学研究棟の屋上から飛び下り自殺した。
水城 亜紀(みずしろ あき)
水城夫妻の一人娘。凰介と同じ小学校に通う同級生。自分が「女」であることに嫌悪感を抱いている。
原野 房江(はらの ふさえ)
咲江の実姉。鳳介の伯母。
田地 宗平(たじ そうへい)
洋一郎と水城の大学時代の恩師。現在は相模野医科大学で講義をしたり、大学病院で精神科の非常勤医として働いている。サンタクロースのような白髭をたくわえている。
小山(こやま)
凰介のクラスメイト。亜紀のことが好き。
竹内 絵美(たけうち えみ)
洋一郎と水城の大学時代の同級生。都内の研究機関を経て、現在は相模野医科大学の精神科医。洋一郎が咲江と結婚する前、一時期付き合っていた。
隈島(くまじま)
平塚署の刑事。
西尾(にしお)
凰介の担任教師。
岩槻(いわつき)
亜紀の担任教師。あだ名は“ザビエル”。

[編集] 書籍情報

[編集] 外部リンク

最終更新 2009年8月28日 (金) 13:56 (日時は個人設定で未設定ならばUTC)。
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