シャドー (映画)
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| シャドー Tenebre |
|
|---|---|
| 監督 | ダリオ・アルジェント |
| 製作総指揮 | サルヴァトーレ・アルジェント |
| 製作 | クラウデイオ・アルジェント |
| 脚本 | ダリオ・アルジェント |
| 出演者 | アンソニー・フランシオーサ ジュリアーノ・ジェンマ ダリア・ニコロディ |
| 音楽 | シモネッティ=ピニャテッリ=モランテ |
| 撮影 | ルチアーノ・トヴォリ |
| 配給 | 日本ヘラルド映画社 |
| 公開 | 1982/10(日本公開1983/6) |
| 上映時間 | 101分 |
| 製作国 | イタリア |
| 言語 | イタリア語 |
| 次作 | フェノミナ |
| allcinema | |
| IMDb | |
『シャドー』 (Tenebre) は、イタリアの映画監督、ダリオ・アルジェントによるサスペンス映画である。監督自身がアメリカで体験した変質者によるストーカーと殺人予告が本作のモチーフになっている
目次 |
[編集] 概要
「サスペリア」、「インフェルノ」とオカルト・ホラー色を強めていたダリオ・アルジェントがジャッロに回帰した意欲作。単なる原点回帰にとどまらず、これまでダリオ作品の特徴であった重厚で陰鬱な町並みや建造物、原色の照明、不吉を予感させる動物や昆虫といった要素を一掃。近代的で無機質な建物を主な舞台として、雑踏の死角を縫って白昼堂々殺人が起きるなど新たな展開を見せる。 被害者の家の壁を登り、屋根を越えて侵入口まで到達する犯人視点の映像をクレーンを使用しワンショットで撮影する斬新なカメラワークも話題を呼んだ。「13日の金曜日」などの大量殺人鬼映画のヒットの影響か、殺害される人数も従来の作品に比べ大幅に増えている[1]。
[編集] ストーリー
注意:以降の記述で物語・作品・登場人物に関する核心部分が明かされています。
ニューヨーク在住の人気ミステリー作家ニールが新作「暗闇の祈り」のプロモーションの為にローマを訪れるが、同じころその小説を万引きした若い女性が自宅で何者かに喉を斬られて殺害された。 刑事の訪問を受けたニールは殺害現場に「暗闇の祈り」が散乱していたこと、殺害の手口が小説と同じ事を聞かされ困惑するが、そこへすぐ近くにいると思われる犯人から電話が鳴る。 内容はさらなる殺人予告であった。 予告どおりにニールにインタビューした文芸記者のティルデと同居人のマリオンが最初の被害者と同じ手口で惨殺され、ニールの元にラテン語の脅迫状が届く。
その後ニールは出版エージェント、ブルマーの紹介により書評家ベルティのTVショーに出演するが、収録の後コンドミニアムに戻るニールはなぜかニューヨークにいるはずの婚約者ジェーンを目にするのだった。
その晩、ニールが滞在するコンドミニアムの管理人の娘マリアが狂犬に追われた末に連続殺人犯の自宅へ迷い込み、犯行の証拠を持ち帰ろうとしたものの帰宅した犯人と鉢合わせし惨殺されてしまう。
ニールは独自に調査を開始し、犯人は脅迫状の文面から自分の作品に対する異常なまでの関心を抱くインテリであることを察知、マリアの死体発見現場にも程近いところに屋敷を構える書評家ベルティに疑惑の目をむける。 アシスタントのジャンニ青年とともにベルティ邸に侵入を図るが、二手に分かれたジャンニ青年の目の前でベルティは頭を斧で割られて殺害され、ニールも鈍器で頭を殴られ気絶してしまう。
あまりの危険におそれをなしたニールはブルマーに帰国を告げ空港へ向かうが、その直後ブルマーの元をジェーンが訪れる。 二人は不倫関係にあった。 いったん別れた後ブルマーはジェーンと公園で待ち合わせていたが、白昼堂々何者かに腹を滅多刺しにされ殺害され、ベルティの殺害現場を再び訪れたジャンニ青年も自動車の中で絞殺された。
ブルマーの死に恐怖を感じたジェーンは秘書アンに助けを求めるが、ジェーンは滞在先の別荘で斧で腕を切り落とされた上に滅多打ちにされ、そこに駆けつけた女性も同じく惨殺された。
殺人鬼はニールだった。好意を持っていたアンを殺害してしまったと思い込んだニールは呆然とするが、そこにやって来たのはジェルマニ刑事となんとアンであった。ニールが手を掛けていたのは一足先に聞き込みにやってきたジェルマニ刑事の相棒アルティエリ刑事だった。
ニールはジェルマニ刑事とアンに今回の事件のからくりを告白する。 最初の4人の殺人は書評家ベルティによるものだったが、ニールはそれに乗じて婚約者ジェーンの浮気相手だったブルマーを殺害、犯行に気づいたジャンニ青年も殺害していたのだった。
すべてを告白したニールは二人の目の前で持っていた剃刀を使い喉を切り自殺するが、無線で報告するためにアンとともに一度車に向かったジェルマニ刑事が現場に戻るとニールの死体は忽然と消えていた。 落ちていた剃刀は撮影用に血糊が噴き出すダミーだった。 いつの間にかジェルマニ刑事の背後に立っていたニールは斧でジェルマニ刑事を殺害、車に残っていたアンは異変を感じ再び建物に入ろうとする。
ニールはアンをも亡き者にしようと斧を振るうが、アンがドアを開けた拍子にジェルマニ刑事が倒れた際にドアに引っ掛かった金属製オブジェがニールを直撃。 オブジェに体を貫かれたニールはアンの悲鳴の中絶命した。
[編集] スタッフ
- 監督:ダリオ・アルジェント
- 製作:クラウディオ・アルジェント
- 脚本:ダリオ・アルジェント
- 撮影:ルチアーノ・トヴォリ
- 音楽:シモネッティ=ピニャテッリ=モランテ
[編集] キャスト
- ピーター・ニール:アンソニー・フランシオーサ
- ジェルマニ刑事:ジュリアーノ・ジェンマ
- 秘書アン:ダリア・ニコロディ
- ブルマー:ジョン・サクソン
- ジェーン・マッキャーロ:ベロニカ・ラーリオ
- 書評家ベルティ:ジョン・シュタイナー
- 殺人鬼の手:ダリオ・アルジェント
[編集] 関連項目
[編集] 脚注
- ^ 一例として、サスペリアPART2での死者は事故死、過去の回想も含め6人であったが、今作では主要人物のほとんどが死亡。回想も含め12人もの死者が出ている。
最終更新 2009年9月6日 (日) 09:55 (日時は個人設定で未設定ならばUTC)。
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