シャボン玉
シャボン玉の最新ニュースをまとめて検索!
シャボン玉(シャボンだま)は、主に子供を対象とする遊びの一つ、もしくはその操作によってできたシャボン膜から生成される球体のことである。空中で作る泡と言っても良い。
石鹸(シャボン)などを水に溶かした液体(シャボン液)をストローなどの先端に付け、ストローの他方を口で吹いてシャボン膜(薄い膜)を膨らませ、球体を作る。さらに勢い良く吹くか、ストローを適当に動かしてシャボン膜とストローを切り離すと、シャボン玉を飛ばすことができる。
シャボン玉が壊れた場合にシャボン液で足元を滑らせたりすることがあるため、屋外で行うか、屋内から屋外に向けて飛ばすことが多い。
目次 |
[編集] 歴史
『守貞漫稿』二十八には、サボン玉売について、「三都ともに夏月専ら売レ之、大坂は特土神祭祀の日専ら売来る、小児の弄物也、サボン粉を水に浸し、細管を以て吹レ之時に丸泡を生ず、京坂は詞に、ふき玉やサボン玉、吹ば五色の玉が出る云々、江戸は詞に、玉ヤ玉ヤ玉ヤ玉ヤ」とあり、江戸時代から行われていたことが知れる。
[編集] 道具
シャボン玉を作るため、次のような道具が用いられる。
- シャボン液
- 市販の製品もあるが、石鹸(台所用中性洗剤)、ポリビニルアルコール、グリセリン、砂糖、ガムシロップなどを水で薄めて自作することもできる。家庭用の液体洗剤のみで作成可能である。シャボン玉を長持ちさせるための調合方法がいくつか考案されている。
- ストロー
- 口で吹くことによってシャボン玉を生成する道具である。市販のものもある。
- 枠
- 口で吹く方法の他、針金で作った枠にシャボン膜を貼り、その枠を動かすか口で吹くかしてシャボン玉を飛ばす方法もある。シャボン液を多く染み込ませるため、枠に毛糸などを巻き付けることが多い。
[編集] 種類
- さわれるシャボン玉
- 通常のシャボン玉は数秒から数十秒で壊れてしまう。そこで多糖類などを用いて、作ったシャボン玉が固まるようなシャボン液が市販されている。
- シャボン玉発生装置
- パーティー会場、舞台などでシャボン玉を飛ばして演出を行うため、大量のシャボン玉を自動的に発生させ、飛ばす装置がある。
[編集] 応用
- 理科の実験などで水素の燃焼を示す際に、水素ボンベを使って金属板などの上に水素入りのシャボン玉を作り、点火すると大きな爆発音を残して燃焼する。水素の発生源への引火に注意。
- イベントなどで使われるシャボン玉発生装置の中には、水だけで泡を発生させる特殊装置を使い、周囲への影響を残さないようにしているものもある。
- フラフープ等を用いて、シャボン玉の中に入ることもできる。
- 手袋を着用した状態で軽く準備体操を行ったりするなどして静電気を起こし、シャボン玉を風船のようにうまく触れることができる。(日本テレビ『投稿!特ホウ王国』栗間太澄の手力シリーズより)
- シャボン玉は氷点を越えると表面の薄い石鹸膜が凍るようになる。このため、小さいものはほとんど綺麗に丸まったまま、凍って落ちる。なお、気温・気圧・性質上等の理由から大きめのものは作れない(作ろうとすると途中で破裂して、薄い石鹸膜が飛び散る)。
[編集] 関連項目
- 表面張力
- 界面活性剤 - 石鹸、洗剤(合成洗剤)
- 構造色(薄膜干渉)
- こどもの文化
- しゃぼん玉(曖昧さ回避のためのページ)
- 島田珠代 - 吉本新喜劇女優。「男なんてシャボン玉」のセリフで有名(恐らく元ネタは山下久美子のシングル曲『バスルームに愛をこめて』の1フレーズからと思われる)。
- 杉山兄弟 - ギネス公認の最大のシャボン玉を作った兄弟
[編集] 参考文献
- C.V. Boys 『しゃぼん玉の科学』 矢田義男訳、槙書店、1959年、ISBN 4-8375-0145-1。
- ボイズ 『シャボン玉の科学 新装版』 野口広訳、東京図書、1987年、ISBN 4-489-00194-0。
- 海老崎功 「シャボン玉の探検」『RikaTan』2007年4月号、14-18頁、星の環会。
[編集] 外部リンク
- シャボン玉の安全基準について - 「全国シャボン玉安全協会」 国内のシャボン玉製造メーカーによる任意団体
- シャボン玉の安全性について - 全国シャボン玉安全協会員・(有)友田商会のサイトより
- シャボン玉(書籍・ビデオ)(見世物広場)
- よく弾むシャボン玉(不思議科学実験室)
- ミラクルシャボン玉!(米村でんじろうサイエンスプロダクション)
フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 Text is available under GNU Free Documentation License.
最終更新 2009年8月27日 (木) 02:28 (日時は個人設定で未設定ならばUTC)。
【シャボン玉】変更履歴





