シロチドリ

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シロチドリ
シロチドリ
シロチドリ(夏羽) Charadrius alexandrinus
保全状態評価
LEAST CONCERN
(IUCN Red List Ver.3.1 (2001))
ファイル:Status iucn3.1 LC.svg
分類
: 動物界 Animalia
: 脊索動物門 Chordata
亜門 : 脊椎動物亜門 Vertebrata
: 鳥綱 Aves
: チドリ目 Charadriiformes
亜目 : チドリ亜目 Charadrii
: チドリ科 Charadriidae
: チドリ属 Charadrius
: シロチドリ C. alexandrinus
学名
Charadrius alexandrinus
Linnaeus, 1758
和名
シロチドリ
英名
Kentish plover

シロチドリ(白千鳥、Charadrius alexandrinus)は、動物界脊索動物門鳥綱チドリ目チドリ科チドリ属に分類されるチドリ。

目次

[編集] 分布

アゼルバイジャンアフガニスタンアメリカ合衆国アラブ首長国連邦アルジェリアアルバニアアルメニアアンティグア・バーブーダイエメンイスラエルイタリアイラクイランインドインドネシアウクライナウズベキスタンエクアドルエジプトエストニアエチオピアエリトリアオーストリアオマーンオランダカザフスタンカタールガーナカーポベルデカメルーンガンビアカンボジアギニアギニアビサウキプロスキューバギリシャキルギスグアテマラクウェートグルジアクロアチアケニアコスタリカコートジボワールコロンビアサウジアラビアジブチジャマイカシエラレオネシリアシンガポールスイススウェーデンスーダンスペインスリランカスロバキアスロベニアセネガルセントクリストファー・ネイビスセントビンセントおよびグレナディーン諸島ソマリアタイ大韓民国タジキスタンチェコチャド中華人民共和国台湾香港含む)、チュニジア朝鮮民主主義人民共和国チリデンマークグリーンランド含む)、ドイツトーゴドミニカ国ドミニカ共和国トリニダード・トバゴトルクメニスタントルコナイジェリア日本ネパールハイチパキスタンパナマバハマバルバドスバーレーンハンガリーバングラデシュフィリピンブータンフランスグアダルーペ含む)、ブルガリアブルキナファソブルネイベトナムベネズエラペルーベルギーボスニア・ヘルツェゴビナポーランドポルトガルホンジュラスマケドニア共和国マリ共和国マルタマレーシアミャンマーメキシコモーリタニアモルドバモロッコ西サハラ含む)、モンゴルモンテネグロヨルダンラオスリビアリベリアルーマニアレバノンロシア南部

北アメリカ大陸、ユーラシア大陸中緯度地方で繁殖し、冬季になるとアフリカ大陸北部や北アメリカ大陸南部、ユーラシア大陸南部に南下し越冬する。南アメリカ大陸西部、西インド諸島などでは周辺生息する。日本では夏季に繁殖のため飛来する(夏鳥)、もしくは本州以南に周年生息(留鳥)する。南西諸島では越冬のため飛来する(冬鳥)。

[編集] 形態

全長15-17.5cm。翼開張42-45cm。上面は灰褐色、下面は白い羽毛で覆われる。額は白い羽毛で覆われる。眼上部に入る眉状の斑紋(眉斑)は白い。嘴から眼部を通り後頭部へ続く斑紋(眼過線)がある。胸部側面に斑紋が入り、左右の斑紋が胸部で繋がる個体もいる。風切羽に白い斑紋があり、飛翔時には帯状に見える。

嘴の色彩は黒い。後肢の色彩は黒や黒褐色。

幼鳥は上面の羽毛の外縁(羽縁)が淡褐色。夏羽は眼過線や胸部側面の斑紋が黒いが、冬羽は眼過線や胸部側面の斑紋が褐色で不明瞭。オスの夏羽は頭頂が黒、後頭がオレンジ色の羽毛で覆われる。またメスやオスの冬羽は頭頂が灰褐色の羽毛で覆われる。

[編集] 分類

13亜種に分かれるとされる。

  • Charadrius alexandrinus alexandrinus Linnaeus, 1758

[編集] 生態

砂浜干潟、中流域の河川敷などに生息する。非繁殖期には数十羽からなる中規模な群れを形成するが、時に数百羽からなる大規模な群れを形成することがある。

食性は動物食で、昆虫節足動物ゴカイなどを食べる。ジグザグとした移動と静止を織り交ぜて素早く獲物に詰め寄り捕食する。

繁殖形態は卵生。砂地に浅い窪地を掘って産座に小石や貝殻などを敷いた巣を作り、日本では4-7月に1回に3個の卵を産む。雌雄交代で抱卵し、抱卵期間は23-29日。親は巣に外敵が近づくと翼を広げて身を屈め傷ついた振り(擬傷)をして巣から離れ、外敵の注意を巣から反らす。雛はその間じっとして動かず、保護色により周囲の小石と区別がつきづらくなる。雛は孵化してから27-31日で飛翔できるようになり、その後に独立する。生後1-2年で性成熟する。

[編集] 人間との関係

三重県の県鳥に指定されている。(1972年6月20日指定。)

[編集] 関連項目

ウィキメディア・コモンズ

[編集] 参考文献

  • 安部直哉 『山渓名前図鑑 野鳥の名前』、山と渓谷社2008年、165頁。
  • 桐原政志 『日本の鳥550 水辺の鳥』、文一総合出版2000年、184頁。
  • 黒田長久監修 C.M.ペリンズ、A.L.A.ミドルトン編 『動物大百科8 鳥類II』、平凡社1986年、156頁。
  • 高野伸二 『フィールドガイド 日本の野鳥 増補改訂版』、日本野鳥の会2007年、130-131頁。
  • 中村登流監修 『原色ワイド図鑑4 鳥』、学習研究社1984年、86、90、201頁。
  • 真木広造、大西敏一 『日本の野鳥590』、平凡社、2000年、215頁。
  • 『小学館の図鑑NEO 鳥』、小学館2002年、52頁。

[編集] 外部リンク

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最終更新 2009年10月31日 (土) 16:07 (日時は個人設定で未設定ならばUTC)。
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