シーガイア

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シェラトン・グランデ・オーシャンリゾートから見たオーシャンドーム

シーガイアSEAGAIA)は、宮崎県宮崎市山崎町浜山にあるリゾート施設。現在の正式名称は「フェニックス・シーガイア・リゾート」。名称は、英語を意味する「Sea」と地球を意味する「Gaia」を組み合わせた造語。

目次

[編集] 概要

総合保養地域整備法(リゾート法)の第1号指定である「宮崎・日南海岸リゾート構想」の中核施設「宮崎シーガイア」として建設された。運営会社はフェニックスリゾートで、宮崎県や宮崎市の出資で第三セクターとして高層ホテルや世界最大級の室内プール「オーシャンドーム」などを備えて設立。2000年7月にはサミット外相会合も開かれた。

オープンに備え、大規模なテレビコマーシャルなどの広告展開を行い、キャンペーンソング・CMキャラクター・こけら落とし音楽コンサートにスティングを採用した。

初期の大規模PRの際に荻野目洋子を起用したが、同時期に全日空沖縄旅行キャンペーンで当時人気絶頂だった森高千里を起用するという不運に見舞われた。第2期にはスティングを起用した。

隣接するアクセス手段のひとつでもある一ツ葉有料道路は絶景のオーシャンビューロードとして知られる。

[編集] 経営状況

当初680億円とされていた建設費用が2000億円にまで膨れ上がったうえ、利用客数の低迷もあいまって毎年200億前後の赤字が発生、2001年2月に第3セクターとしては過去最大の負債3,261億円で会社更生法の適用を申請した後、リップルウッド・ホールディングスが買収した。

2005年度決算は12億円の損失、累積損失は78.9億円となっているが、償却前利益(EBITA)が会社設立18年目にして初の1.38億円の黒字となり経営は改善の兆しをみせている。

75億円を投じてゴルフ施設と温泉施設を整備するなど富裕層をターゲットにした経営再建を進めた事により客単価を向上させることに成功した。交通の便がよいにも関わらず地元の利用者が少なく苦戦したが、近年は韓国中国からの観光客誘致や宣伝を積極的に行い、国内集客にもテコ入れを行い稼働率は上昇しつつある。

2007年3月期決算の営業利益が2億2,200万円となり、1993年の施設オープン以来初の営業黒字となったが、中核施設のオーシャンドームが2007年9月30日に閉鎖された。

[編集] 主な施設

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[編集] ホテル

  • シェラトン・グランデ・オーシャンリゾート - 高さ154m・43階建ての高層ホテル。ホテル・オーシャン45としてオープンし、買収後シェラトンブランドにリファインされた。
  • サンホテルフェニックス - 一ツ葉海岸の樹海に囲まれたホテル。
  • ラグゼ一ツ葉 - コンドミニアムタイプの長期滞在型ホテル。
  • コテージ・ヒムカ - 一戸建てやグループタイプなど14棟72室で構成されるコテージ
  • ホテル北郷フェニックス - フェニックス・シーガイア・リゾートから南に車で約1時間の丘の上にあるホテル。

[編集] アミューズメント

  • 松泉宮 - 温泉テーマパーク。大浴場「月読」、中浴場「新月」、離れ湯「5棟」がある。
  • バンヤンツリー・スパ フェニックス・シーガイア・リゾート - シェラトン・グランデ・オーシャンリゾートの39階にあるリラクゼーション施設。
  • フェニックスボウル - 36レーンの大型ボウリング場。
  • シーガイアテニスクラブ - 国際大会が開催可能なセンターコートなど20面(うち4面は屋内)のコートを持つテニスクラブ。

以下は宮崎市フェニックス自然動物園管理株式会社が管理・運営する施設

[編集] ゴルフ施設

  • フェニックスカントリークラブ - 日本最高峰の名門コース。ダンロップフェニックストーナメント開催コース。
  • トム・ワトソンゴルフコース - トム・ワトソン設計のコース。
  • フェニックスゴルフアカデミー - 「2007ゴルフダイジェストアワード」において「レッスン・オブ・ザ・イヤー」に選ばれた鶴見功樹が教えるゴルフアカデミー。
  • 北郷フェニックスカントリークラブ - ホテル北郷フェニックスと同じ丘にある18ホールのコース。
  • 高原カントリークラブ - 宮崎市西部の高岡町の高原にある36ホールのコース。

[編集] コンベンションセンター

2000年には先進国首脳会議も開催された、日本屈指の超大型コンベンションセンター群が存在する。国際会議や学会、コンサートなどに利用されているが、「大都市から遠く離れた観光地」というイメージが残る土地柄、その機能を最大限に発揮するイベントの誘致はなかなか難しい現状にある。

主な会場
  • ワールドコンベンションセンターサミット - 仕切を取り払うと最大5,000人の収容を可能とする、日本最大規模のホール。
  • 宮崎国際会議場 - 3,000人以上を収容可能な、日本有数の国際会議場。
  • 多目的広場 - 1haを超える屋外スペース。

[編集] オーシャンドーム

オーシャンドーム

[編集] オーシャンドームの概要

オーシャンドームは、開閉式の屋根を持つ全天候型プール。シーガイアリゾートのランドマーク的存在で、全面オープンに先立つ1993年7月30日に先行オープンした。10万本の松の木を伐採して造った長さ140mの人工ビーチや造波プールを持ち「世界最大の室内ウォーターパーク」としてギネスに登録されている。

しかし、大きく予想を下回った入場客数は、巨額な累積赤字という形で表面化。2001年リップルウッドは、オーシャンドームの将来の閉鎖に含みを残したまま買収することとなったが、結局2007年9月30日に閉鎖された。2006年・2007年は閑散期を除いて営業していた。

[編集] 建設の背景

訪れる観光客は暖かい南国の海岸にある全天候型プールに違和感を覚えるが、シーガイア付近の海岸は浅瀬が少なく、通年波も荒い。また「だし」と呼ばれる強烈な引き潮も存在している。この引き潮に呑み込まれて死者も出ていたため、安全な海水浴場で子供を泳がせることが一部の地元の隠れた悲願であり、オーシャンドーム建設のきっかけとなったとされる(後に小規模な海水浴場も開発されており、地元では利用されている)。

一方で、宮崎の海は波が大きいためサーフィンに適しており、オーシャンドームに流れて浜辺に海水浴客もいないことから、日本でも有数のサーフスポットとなっている。

[編集] 集客

初年度入場者目標は250万人と設定したが、初年度から目標の半分を下回る惨憺たる結果となった。最大年間入場者数は、1995年に記録した約124万人。

平日は閑散としている反面、土日祝日や夏季観光シーズンになると人出で賑わう。偏った入場者数の平準化が開場以来の課題となっていた。プール以外のエンターテイメントや施設整備に注力し集客を図る努力が払われていた。

[編集] 入場料金の推移

地方の施設にしては入場料が高額という批判を受け、健康ランドと遜色のないレベルにまで入場料金が引き下げられた。

  • 1993年 - 大人4,200円、子供(小学生まで)2,000円
  • 2001年 - 大人2,500円
  • 2005年 - 大人2,000円、子供(中学生まで)1,000円

別途、宮崎県民割引や半年パスの設定があった。

[編集] 交通アクセス

オーシャンドーム前に停車中の宮崎交通のシャトルバス

[編集] 施設の各種利用

[編集] サッカーキャンプ地

国内有数のプロサッカークラブキャンプ地でもある。古くは初期ヴェルディ川崎に始まり、日本代表も数回合宿を行っている。2002年日韓ワールドカップの際のドイツ代表のベースキャンプ地でもある。Jリーグクラブでは、2006年は横浜F・マリノスサンフレッチェ広島が、隣接の国際海浜エントランスプラザではコンサドーレ札幌ベガルタ仙台セレッソ大阪がキャンプを行っている。

[編集] テレビ番組・ゲームソフト

[編集] 関連項目

[編集] 外部リンク

最終更新 2009年9月10日 (木) 11:18 (日時は個人設定で未設定ならばUTC)。
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