ジアゾジニトロフェノール

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ジアゾジニトロフェノール
DDNPの構造式DDNPの球棒モデル
形状 黄色の針状または板状の結晶
密度 1.63 g/cm3, 固体
融点 169 ℃
爆薬としての性質
爆速 6900 m/s, 仮比重 ?

ジアゾジニトロフェノール (diazodinitrophenol)、略称DDNPジアゾ化合物に分類される化学物質である。爆薬である。酢酸、アセトン、濃塩酸など多くの溶媒に溶けるが、水には溶けず、常温であれば水中では起爆しない。主に雷管起爆薬として使われて、他の起爆薬にたいして安全性が高く、威力も大きいので、多用される。発火点180℃。

[編集] 歴史

  • 1858年に Peter Griess が最初に合成した
  • 1922年に William M Dehn が起爆薬として使用し始めた
  • 1928年ごろから工業的に使用されるようになった

[編集] 製法

ピクリン酸苛性ソーダを加えてから硫化ナトリウムで還元するとピクラミン酸ナトリウムになる。これを塩酸酸性の水中で亜硝酸ナトリウムを加えるとジアゾ化してジアゾジニトロフェノールになる。これを濾過、水洗いして酸分を取り除いてから温風乾燥させる。さらに精製する場合には温めたアセトンに溶解してから冷水中に注入して再結晶する。結晶化した状態では仮比重が 0.27 しかないので、これを 240 Kgf/cm2 で圧搾して 0.86 にまで高める。

DDNP の合成

最終更新 2009年1月23日 (金) 01:34 (日時は個人設定で未設定ならばUTC)。
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