ジェリー・マギー

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ジェリー・マギー
基本情報
出生名 Gelard James McGee
出生 1937年11月17日(72歳)
出身地 アメリカ合衆国ルイジアナ州ユーニス
ジャンル ロック
職業 ギタリスト
シンガー
担当楽器 エレクトリックギター
  

ジェラルド・ジェームズ「ジェリー」・マギー (Gelard James "Gerry" McGee, 1937年11月17日 - ) は、アメリカ合衆国ギタリストルイジアナ州ユーニス出身。ベンチャーズのリードギター兼ベース、ボーカル。

目次

[編集] 来歴

父親がケイジャンミュージック界で名の知られたバイオリン奏者ということもあり、幼少期からケイジャンミュージックやカントリー、ブルースといった音楽に囲まれた環境で育つ。この原体験が彼の音楽性の基礎と言っていい。やがてギターを学んだ彼はスタジオミュージシャンとなり、エルヴィス・プレスリーウィリー・ネルソンジョン・メイオール等幾多のレコーディング、セッション、ツアーをこなすようになる。やがて伝説のバンドと呼ばれる「デラニー&ボニー」に参加して活躍するが、1968年ノーキー・エドワーズが脱退したベンチャーズのオーディションを受けてみないか、との友人の誘いを受け(それ以前にロサンゼルスの「シー・ウィッチ・クラブ」に出演していた際にメル・テイラーの実弟であるラリー・テイラーと共に「バンビーノース」として活動していた為、必然的にベンチャーズとの人脈は出来ていた)、結果加入する事になり、デラニー&ボニーを離れる。ジェリーが脱退したデラニー&ボニーの後釜に座ったのが誰あろうエリック・クラプトンであるが、ジェリーの在籍時に残した音源を聴いて非常に感銘を受け、カントリーミュージックやアメリカ深南部のブルースに開眼する事になるのは、有名なエピソードである(今も尚二人の交友は続いており、時折セッションやステージで共演する事もあるらしい)。

ベンチャーズに加入後は、それまでに無かったリズム&ブルースブルース、そして「京都の恋」や「雨の御堂筋」といった日本の歌謡曲的なメロディをもたらす等、ベンチャーズのそれまでのスタイルに新しい息吹を吹き込んだ。

その後ノーキーの復帰に伴い、スタジオやセッションに再び活動の場を移すが、「ベンチャーズとは違う音楽性に挑戦してみたい」という意向でベンチャーズを離れたメル・テイラーから声を掛けられ、ビル・リンカーン、ジョン・ダリル、そして現在ベンチャーズのツアーに参加しているボブ・スポルディングらと共に1973年に「メル・テイラー&ザ・ダイナミックス」を結成。来日当時、“二つのベンチャーズが来日”と話題を呼ぶが、思ったような評価は得られなかった。

1984年、ベンチャーズにボブ・ボーグルが急病でツアーに参加できなくなったことから、ジェリーに白羽の矢が立てられ、ベーシストとしてツアーに参加。この年のライブではノーキーとのギターデュオや、リードギターをノーキーとスイッチするシーンが見られた。そして翌年、ノーキーが再びベンチャーズを離れる事になり、ジェリーは現在もベンチャーズのリードギタリストとしてステージに立っている。なお余談ながら、ジェリーはベンチャーズ自体は好きだったそうだが、意外な事にそれまでノーキーとは一度も会った事が無く、面識は無かったのだが、この時のツアーで初めてノーキーと出会っている。しかしアーティスト同士すぐに馬が合い、関係がギクシャクする事はまったく無かったらしい。

ベンチャーズの活動としての他にも、自らの「ジェリー・マギー・ブルースバンド」として、ジャパン・ブルースカーニバルに出演する他、B.B.キングと共演するなど、ベンチャーズとは一味違う演奏を披露している。ジャパン・ブルースカーニバル出演時には、自身の子息であるケイン・マギー(Pedestrianというバンドで活動、2009年現在脱退している模様)がドラムで参加している。

ソロアルバムは現在までに三枚リリースしている。ソロデビューとなった"Frends Of Distance"では、ゲストにリタ・クーリッジボビー・ウーマック等をゲストに迎えて、自身のルーツであるブルースケイジャンミュージックなどを深く掘り下げ、スライドギターブルースハープ等も披露している。またその後もジャズやカントリーといった彼のルーツミュージックを幅広く取り上げた、枯れた味わいのある渋い演奏を聴かせている。

[編集] 演奏スタイル

カントリーミュージックに深く根ざしたノーキー・エドワーズとは、元々の音楽経験が違うこともあり、ブルースの影響が大きい。しかしそれでいて、スタジオミュージシャンでもあったことから音楽的な引き出しが多く、演奏しているギターの端々からその影響が感じられる。 ピックはサムピックを使用するが、ベースを演奏する際にはフラットピックを使用している。レコーディングの際にはピックを使わず、指だけで弾く事もある。ピッキングのタッチがとてもまろやかな為、その点でもノーキーとの違いが出て来るが、ジェリー・マギーならではの味わいのあるトーンとして熱心なファンがいる。近年長らく愛用しているエリック・クラプトンモデルのストラトキャスターの機能を高く評価しており、楽曲に合わせてミッドブーストやトーン、ボリュームをこまめに調整して、音色のバリエーションを持たせている。基本的にギター自体の持ち味を殺さないクリーンな音を重視した音作りになっており、ベンチャーズに於いては殆ど歪んだ音を使う事は無い。

[編集] 使用機材

[編集] その他

  • 本国アメリカでは、テレビドラマや映画などでの端役として、俳優業を行っていたそうだが、あくまでも片手間仕事でやっていただけで、俳優業に本腰を入れるつもりは全くなかったと言う。
  • ベンチャーズのライブのハイライトのひとつである「朝日のあたる家」の演奏中には、ワイヤレスシステムを使用して、会場の客席通路を歩きながら演奏するのが近年の定番である。
  • 日本食が好きである。特に天丼親子丼が好物。元々彼の故郷であるルイジアナ州の食事には、日本の様に米を炊いて作るもの(Steamed Rice)があるため、その点では日本食に対してそれ程違和感が無かったという事である。

最終更新 2009年10月15日 (木) 08:06 (日時は個人設定で未設定ならばUTC)。
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