ジャガー・XJR-9

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XJR-9

ジャガーXJR-91988年世界スポーツプロトタイプカー選手権(WSPC)、及びIMSA用にトム・ウォーキンショー・レーシング(TWR)が製作したプロトタイプレーシングカーである。

[編集] 概要

デザインはトニー・サウスゲート。前々年型のXJR-6、前年型のXJR-8の発展型で、エンジンはWSPC用(グループC)がV型12気筒6.9L、IMSA用(GTP)が同6.0Lエンジンを搭載する。 生産車XJ-Sのエンジンを基本とし、TWRのエンジン部門がチューニングを担当した[1]

当初 1気筒当たり2バルブのSOHCエンジンであったが、1988年のWSPC第7戦ブランズ・ハッチより、DOHCヘッドを持つエンジンが投入された[1]

エンジンマネージメントシステムはザイテック(Zytek )製を採用した。

[編集] 戦績

1988年のIMSA開幕戦デイトナ24時間レースで、デビューウィンを飾る。WSPCデビューは開幕戦ヘレス。このレースでは優勝をザウバー・C9/メルセデスにさらわれるが、以降3連勝して第5戦ル・マン24時間レースに挑む。ワークスポルシェとの一騎討ちとなり、歴史に残る激戦の末、ジャガーXJR-9がジャガーに31年ぶり、イギリス車としては1959年 アストンマーチン以来29年ぶりの優勝をもたらした。ドライバーはヤン・ラマースアンディ・ウォレスジョニー・ダンフリーズ。この年はWSPC全11戦中6勝をあげ2年連続二冠チャンピオンに輝き、ドライバーズタイトルはマーティン・ブランドルが獲得している。一方、TWRジャガーとしては初参加となったIMSAでは2勝に留まりチャンピオンの座は日産に譲ることとなる。

1989年、引き続きWSPC、IMSAに参戦するがメルセデス、日産を相手に苦戦し、シーズン途中からV型6気筒ターボエンジン搭載のXJR-10(IMSA、3.0L)、XJR-11(WSPC、3.5L)にマシンをチェンジすることとなる。

[編集] 脚注

  1. ^ イアン・バムゼイ『世界のレーシングエンジン』(三重宗久・訳)グランプリ出版刊、1990年9月28日発行(115-126ページ)
ウィキメディア・コモンズ


最終更新 2009年5月11日 (月) 03:45 (日時は個人設定で未設定ならばUTC)。
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