ジャマダハル
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ジャマダハル(jamadhar)は、武器(刀剣)の一種。主に北インドで使われていたもので、ブンディ・ダガーとも呼ばれる。切るよりも刺すことに特化した特徴的な形状を持つ武器である。
この武器は西洋においては普通カタール(Katar,Kutar)と言われるが、これは誤りであって、カタールとは本来ショートソードの一種である。このような誤解が生じたのは、ムガル帝国のアクバル大帝に仕えたアブルファズルが著した歴史書『アーイーネ・アクバリー』(16世紀)において、カタールとジャマダハルの挿絵が取り違えられていたためである。
ジャマダハルの特徴は、通常の短剣の柄とは大きく異なったその握りにある。この握りは、刀身とは垂直に、鍔とは平行になっており、手に持つと拳の先に刀身が来る様な造りになっている(図参照)。従って、あたかも拳で殴りつけるように腕を真っ直ぐ突き出せば、それだけで相手を刺すことが出来る。そのため力を入れやすくなっており、他の短剣に比べて鎧を貫通しやすいとされる。
[編集] フィクションでの扱い
フィクション作品で登場の際は、主流の武器として登場することは滅多にないが、インパクトの強い特異な形状であるためか比較的登場数の多い武器である。登場する作品の世界観はインドおよびアジアにとらわれず、西洋ファンタジーである場合も多い。
上記のように、その際の名称はジャマダハルよりも「カタール」とされることが多い。また、パタのように長剣型や籠手と一体化したものであっても、ジャマダハルやカタールと呼ばれる場合がほとんどである。
有名なコンピュータゲームである『ドラゴンクエスト』シリーズで登場する「ドラゴンキラー」の設定イラストにおけるデザインはジャマダハルをモチーフとしている(ただし、近年の作品では通常の刀剣型の場合が多い)。
[編集] 関連項目
最終更新 2009年10月14日 (水) 17:48 (日時は個人設定で未設定ならばUTC)。
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