ジャミトフ・ハイマン

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ジャミトフ・ハイマンJamitov Hymem 宇宙世紀?~0088年1月)は、アニメ機動戦士Ζガンダム』及び、OVA機動戦士ガンダム0083 STARDUST MEMORY』に登場する架空の人物。ティターンズの最高司令官。高齢であることは確実であるが、詳しい年齢は不明。しかし、連邦軍士官学校同期のメラニー・ヒュー・カーバイン会長が67歳であることから、同年齢の可能性がある[1]。(声優、TV版前半:池田勝、TV版後半・劇場版・0083版:西村知道


注意以降の記述で物語・作品・登場人物に関する核心部分が明かされています。


目次

[編集] 人物

出身地はフランス地区と言われている。彼は連邦軍財務担当高官[2]であり、一年戦争時、敵であるジオン公国ギレン・ザビの思想に強い影響(賛同した訳ではなく、激しい憎悪や侮蔑の結果似たとも)を受け過激な地球至上主義に染まったと言われている。それ故、エゥーゴ指導者ブレックス・フォーラには「第二のザビ家を目論む男」とも揶揄された。[3]

[編集] 劇中での活躍

宇宙世紀0083年、ジャミトフは地球連邦軍財務高官として准将になっていた。同年に起きたデラーズ紛争では、上司のジーン・コリニー大将と共謀し、デラーズ・フリートシーマ艦隊を地球永住権を餌に買収した。更に対立していたジョン・コーウェン中将を失脚させジオン軍残党狩りを目的とする特殊部隊「ティターンズ」を設立する。この“功績”も手伝い、この後彼はさらに大将に昇進した。彼は腐敗した連邦政府と軍首脳部を嫌悪しており(その根拠の1つに、ジーン・コリニーをその後謀略で退役させたことが挙げられる)、ティターンズ設立の真の目的は、独裁政権獲得による即効性の高い改革を断行する為の第一歩として、強力な戦力と特権による自由活動が可能な私兵集団を持つことであった。スペースノイドに対して常に差別意識と警戒感を持っていた連邦政府に、危険なスペースノイドの代名詞とも言える「ジオン軍の残党」を狩るという大義を掲げることによって、連邦内での勢力の拡大は容易となる。なお、勢力を拡大する前段階として全ての親族と絶縁しており、有事に累が及ばないよう配慮している。

宇宙世紀0087年、グリプス戦役が勃発するが、前線の指揮は腹心のバスク・オムに任せており、自身は連邦議会でティターンズの権限を引き上げる法案を可決させるなど政治活動に専念する。また、徐々に増長してきたバスクを牽制する狙いで、木星船団の指揮官であったパプテマス・シロッコを登用する。同年10月にアクシズが地球圏へ帰還してきてからは、ティターンズの宇宙拠点であるゼダンの門に構えて、ハマーン・カーンと会見を行う[4]など最高司令官らしい働きをするようになるが、ゼダンの門崩壊後、グワダンでのシロッコ、ハマーンとの会談中にシロッコによって暗殺された(張本人のシロッコは、グワダン脱出直後の演説でジャミトフはハマーンに暗殺されたと宣言する。但しティターンズの一般兵士や、後にニューディサイズを名乗る教導隊の青年将校といった連邦軍内のティターンズ支持派はジャミトフの死をエゥーゴによる暗殺と思い込んでいた)。

軍の司令官としては有能とは言えないが、権力者としての度量は持ち合わせており、ゼダンの門脱出の際には部下の安否を心配する一面も見られた。一方、政治家としては極めて有能で、流れを読み適した方便を提供し、連邦議会も利用して連邦軍の全権を掌握する寸前にまで権限を拡大した。血判をもって忠誠を誓ったシロッコに対しては不信感を持っていた。少数でハマーンと会見したあたりは危機意識が低かった面があり、それが命取りとなった。

ティターンズの特徴であるアースノイド偏重思想(選民思想)をジャミトフ自身が抱いている描写は劇中に存在せず、寧ろティターンズの勢力拡大の方便として、スペースノイドとアースノイド間の対立を利用しただけのように見える。彼の理想は、環境汚染に苦しむ地球を守るために、戦争を利用して人類全体を粛清・統御することであった。彼にとって、ティターンズもアースノイドもこの理想を達成するための道具でしかなかった。

ティターンズと言う組織の性格上、ただの悪人と思われがちだが、30バンチ事件やグラナダへのコロニー落としなどバスクら武闘派の行きすぎた残虐行為は、結果がティターンズを利するものでもかなり苦々しく思っていたようである。

アナハイム・エレクトロニクス社のメラニー・ヒュー・カーバイン会長は、士官学校でジャミトフと同期であり、連邦軍に入ったジャミトフは、軍ではなく実業家として大成功したカーバイン会長に常に嫉妬していると小説にある。

[編集] 備考

ゲーム『スーパーロボット大戦シリーズ』や『携帯機SDガンダム GGENERATIONシリーズ』ではバスクと同等以上のアースノイド偏重思想に骨の髄まで染まった、ただの冷酷非情かつ傲慢な極悪人として描かれている。特に『スーパーロボット大戦α外伝』では外宇宙から迫ってくる衝撃波から地球圏を守るエネルギーシールド計画を乗っ取り、地球だけを守ってコロニーを全滅させようと企んだほどである。前記の『α外伝』では自らドゴス・ギアを直接指揮して、主人公部隊と直接対決をしたりもした。また、珍しい例では『スーパーロボット大戦GC/XO』では、あるサブシナリオを通るとティターンズ結成前に強化人間研究を初めとする数々の不正が明るみに出てしまい、バスク共々逮捕されたとインターミッションの会話で語られる(本人は登場しない)。

[編集] 指揮を執った艦船

[編集] 関連項目

[編集] 脚注

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  1. ^ ただ、近代国家で60代後半で現役の軍人というのは現実にはありえない。60才丁度で定年退官する。
  2. ^ 『データコレクション(4)機動戦士Zガンダム上巻』(メディアワークス・1997)P.2の記述による。
  3. ^ ジャミトフが一族による独裁を目論んだことは無い。
  4. ^ この時、ハマーンはゼダンの門における会談においてイヤリングに仕込んだ青酸ガスによってジャミトフを暗殺しようとしたが失敗した。戦闘員のジェリド・メサ中尉を側近にし、「お守り」といいながらハマーンを殺傷するブレスレットガンを渡すシーンもあったが、何故ジェリドを側近にしたのかは明らかにされていない。

最終更新 2009年9月30日 (水) 12:40 (日時は個人設定で未設定ならばUTC)。
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