ジル (自動車)
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ジル(ZILまたはZiL, 露:Завод имени Лихачёва (ЗиЛ) 、リハチョフ記念工場の意)はロシアの大手トラック、重機メーカーである。
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[編集] 概要
かつてはバスや装甲戦闘車両、エアロサン、そしてソ連の指導者向けの装甲車も製造していた。また、主にロシア政府向けのリムジンや高級車も手作業で製造している。ジルの乗用車はマイバッハやロールス・ロイスの自動車と同等の価格であるが、CIS外での知名度は低く、年に十数台しか製造されない。
[編集] 歴史
ジルは1916年にモスクワ自動車(Автомобильное Московское Общество (АМО))として設立され、フィアット F-15 1.5トントラックをライセンス生産する計画であった。しかし、10月革命やロシア内戦のため1号車であるAMO-F-15は1924年11月になって生産された。
1931年には「U.S. A.J. Brandt Co.」社の助けで規模を拡大して再設立し、当時の独裁者のヨシフ・スターリンの名を取った「第2スターリン記念工場(Zavod Imeni Stalina, ZISあるいはZiS、ジス)」となった。
第二次世界大戦中の1940年代にはアメリカの高級車でスターリンも好んでいたパッカードの旧型ボディプレスが、スターリンへの懐柔策としてアメリカ大統領フランクリン・ルーズベルトの仲介で譲渡され、しばらく旧型パッカード同型ボディを持つ高級車を生産した。以後も1960年代まで、乗用車デザイン・設計についてはパッカードを始めとするアメリカ製大型車を多くの面で模倣、1960年代後期以降はやはり同時期のアメリカ製高級車に類似した巨大な直線基調デザインのリムジンを生産してきた。
なお「第2スターリン記念工場」は、1956年のニキータ・フルシチョフによるスターリン批判の後、先代の工場長イヴァン・アレクセーエヴィチ・リハチョフにちなんで「リハチェフ記念工場」となり、略称も「ZIL」(ジル)となった。
[編集] 車種
[編集] リムジン
- ZIS-101 (1936年)
- ZIS-110 (1942年)
- ZIS-115
- ZIL-111 (1958年)
- ZIL-114
- ZIL-117
- ZIL-4104
- ZIL-41041
- ZIL-41047
- ZIL-4105
[編集] トラック
- AMO-F-15 (1924年)
- AMO-3 (1931年)
- ZIS-5、ZIS-6 (1934年、 Autocar 2 10-cwtトラックのコピー)
- ZIS-22、ZIS-42 (1941年?)
- ZIS-128
- ZIS-150 (1947年)
- ZIS-151 (1948年)
- ZIL-164 (1957年)
- ZIL-157 (1958年)
- ZIL-130 (1964年)
- ZIL-131 (1967年)
- ZIL-133 (1975年)
- ZIL-135 (19??年)
- ZIL-5301 "Bychok" ("Bull") (1992年)
- ZIL-6404 (1996年)
[編集] バス
- ZIS-8
- ZIS-16 (1941?年)
- ZIS-154
- ZIS-155 (1949年)
- ZIS-127 (1955年)
- ZIL-158 (1957年)
- ZIL-118 "Yunost" (1967年)
- ZIL-3250 (1998年)
[編集] スポーツカー・レーシングカー
- ZIS-101 スポーツ (1939年)
- ZIS-112/4 (1958年)
- ZIL-112 スポーツ (1960-62年)
- ZIL-412 S (1962年)
[編集] その他
- B-3 ハーフトラック
- ZIS-152 装甲兵員輸送車
- ZIS-458 水陸両用車
- ZIL-4906 水陸両用車
- ZIL-41041 セダン
- ZIL-41047 リムジン
- ZIL-4102 試作サルーン
[編集] 参考文献
- Zaloga, Steven J., James Grandsen (1984). Soviet Tanks and Combat Vehicles of World War Two, p. 44. London: Arms and Armour Press. ISBN 0-85368-606-8.
[編集] 外部リンク
最終更新 2009年7月3日 (金) 23:05 (日時は個人設定で未設定ならばUTC)。
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