スズキ・アルト

アルト (ALTO) はスズキハッチバック軽自動車ワゴンRが登場するまでは同社の軽自動車としての基幹車種であった。

2009年5月に発売30周年を迎えた。

目次

[編集] 歴史

型式はFF車の中から例を記す。仕様により型式が異なるものもある。型式末尾「S」はセダン、「V」はバン。

[編集] 初代(SS30V型・1979年-1984年、SS40V型・1981年-1984年)

スズキ・アルト
(初代)
[[ファイル:|250px]]
[[ファイル:|250px]]
メーカー
親会社
製造国
製造期間 1979-1984年
設計統括
デザイナー
乗車定員 2/4人
ボディタイプ 3ドアハッチバック
ハイブリッド {{{ハイブリッドシステム}}}
エンジン
モーター
最高出力/トルク
最高出力 28ps/5500rpm (T5B)
28ps/6000rpm (F5A)
最大トルク 5.3kg-m/3000rpm (T5B)
4.2kg-m/3500rpm (F5A)
変速機 4MT/2AT
駆動方式 FF/4WD
サスペンション
全長x全幅x全高 {{{全長x全幅x全高}}}
全長 3,195mm
全幅 1,395mm
全高 1,335 - 1,350mm
最低地上高
ホイールベース 2,150mm
車両重量 540 - 560kg
乾燥重量
総重量
最大積載量 200/100kg
燃料タンク容量
燃費
{{{自由項目1(項目名)}}} {{{自由項目1(内容)}}}
{{{自由項目2(項目名)}}} {{{自由項目2(内容)}}}
別名 {{{別名}}}
先代
後継
姉妹車/OEM スズキ・フロンテ
車台共有車
同クラスの車 {{{同クラス}}}
-自動車のスペック表-
1979年5月
フロンテライトバンとして発売[1]。型式は「H-SS30V」。
当時の税制で税負担の軽かった「商用車」としながら乗用車として用いられることを想定し、大衆ユーザー層の軽便な交通手段需要に適応させた、簡素で極めて廉価な「乗用バン」として当初から開発された。「軽ボンネットバン」と呼ばれる「節税型軽乗用車」ジャンルを創成したモデルである。当初はモノ(単一)グレードで展開されていた。
前輪駆動方式を採用した2ボックススタイルで車内容積はそれなりに広く、当時としてはそこそこ近代的な外観であった反面、機構的には従来モデルの旧型エンジン(T5A)から設計を流用した2ストロークエンジン(T5B)、リアサスペンションには廉価で軽量・コンパクトだが旧式な固定軸のリーフ式サスペンションを採用するなど、低コストに徹していた。排気ガス規制が緩い商用車であるため、コストやトルクの面で有利な2ストロークエンジンの採用が容易であった[2]。後部座席は商用車としての規制(荷台スペースを後部座席のスペースと同等以上にしないといけない)から折り畳み式のごく小型なものであり、実用上は子供の乗車程度が限度であった。
当時軽ボンネットバンを含む商用車物品税が無税で、15%を上回る高税率の物品税を課されていた乗用車よりも、税制上有利であった。スズキではそれを逆手にとって「軽乗用車としての軽商用車(軽ボンネットバン)」という位置付けにし、ターゲットも従来の商業関係者ではなく、セカンドカーとして主に買い物や子どもの送り迎えなどに使う主婦層を狙った。スズキでは開発に先立つ市場リサーチで当時「軽自動車の基本乗車人数は1〜2人」というデータを得てもいた。軽バンは法的には商用車であるから後部座席の居住性は良くないが、フロントシート2座席分は普通の軽乗用車並みの居住性が確保されるので、大方の軽乗用車ユーザーの使用環境なら問題は生じないと看破したのである。結果として正しい判断であった。
発売当時、日本の中古車市場では40万円から50万円程度の中古車の売れ行きが良好であったことから、そのクラスの需要層を狙い、45万円程度の廉価な新車を提供することを目標に開発が進められた。このためコストダウンを最優先に、安全上問題ない範囲で製造原価見直しが徹底追求された。ダッシュボードパネルは樹脂一体成形、ドアなどの内張りでも省けるものは省略して鉄板塗装、フロアマットは廉価だが必要機能は満たせるゴム製、バンパーも廉価で済むグレー塗装のスチール製、助手席側ドアの鍵穴は過剰装備として省略、ウィンドウウォッシャーも電動モーターを全く使用しない手押しポンプ式にするなど、それまでのデラックス化した軽乗用車とはまったく正反対の、機能性に徹した低コスト車開発が計られたのである。
その結果、当初目標であった45万円は達成できなかったものの、自動車業界初となる全国統一車両本体価格「47万円」という、1979年当時の新車の軽自動車としては驚異的な低価格が実現された。発表されると市場に衝撃を与え、ほどなく大量のバックオーダーを抱える人気車種となった。「アルト」の成功を受け、他の軽自動車メーカーも追随して同様のコンセプトの軽商用車を発売し、「セカンドカー」需要を開拓した。
1979年10月
加えて2シーター車を設定。それまで商用車には物品税が無税であったが、軽ボンネットバンの急速な普及に対して商用車にも2%の物品税が課せられることになる。ただし2シーター車は対象外とされていたため、軽ボンネットバンの2シーター車は他メーカーでも合わせて一斉に設定された。これにより価格設定を変更し、2シーター車は従来の47万円になり、4シーター車は2万円上乗せされ49万円になった。
1980年5月
AT車を発売。トルクコンバータ式2速ATであった。
1981年1月
3気筒SOHC4ストロークエンジン (F5A) 搭載車発売。型式は「H-SS40V」となった。
1982年10月
マイナーチェンジ。全車角型ヘッドランプとなると同時に、上級グレードとなるLタイプ・Gタイプを追加設定する。
1983年10月
4WD「スノーライナー」シリーズ発売。12インチホイール&同12インチタイヤ[3]を採用しリアデフには手動式のフリーホイールハブが装備されている。ただしブレーキシステムはFF車同様、4輪ドラムブレーキを用いる。
1984年4月
エアコン付特別仕様車「マリアンヌ」を発売。


[編集] 2代目(CA71V/CC71V型・1984年-1986年、CA72V/CC72V型・1986年-1988年)

スズキ・アルト
(2代目)
後期型(1986年7月-1988年9月)JUNA
後期型JUNA リア
[[ファイル:|250px]]
メーカー
親会社
製造国
製造期間 1984-1988年
設計統括
デザイナー
乗車定員 4人
ボディタイプ 3/5ドアハッチバック
ハイブリッド {{{ハイブリッドシステム}}}
エンジン F5A DOHC 12V I/Cターボ
F5A DOHC 12V EPI
F5A EPIターボ
F5A ベンチュリーキャブ
F5A シングルキャブ
モーター
最高出力/トルク
最高出力 64ps/7500rpm(F5A I/Cターボ)
42ps/7500rpm(F5A EPI)
48ps/6000rpm(F5A EPIターボ)
30ps/6000rpm(F5A ベンチュリーキャブ)
28ps/6000rpm(F5A シングルキャブ)
最大トルク 7.3kg-m/4000rpm(F5A I/Cターボ)
4.2kg-m/6000rpm(F5A EPI)6.5kg-m/4000rpm(F5A EPIターボ)
4.0kg-m/4000rpm(F5A)
変速機 5MT/4MT/3AT/2AT
駆動方式 FF/4WD
サスペンション
全長x全幅x全高 {{{全長x全幅x全高}}}
全長 3,195mm
全幅 1,395mm
全高 1,400 - 1,435mm
最低地上高
ホイールベース 2,175mm
車両重量 540 - 630kg
乾燥重量
総重量
最大積載量 200/100kg
燃料タンク容量 26 - 30L
燃費
{{{自由項目1(項目名)}}} {{{自由項目1(内容)}}}
{{{自由項目2(項目名)}}} {{{自由項目2(内容)}}}
別名 {{{別名}}}
先代
後継
姉妹車/OEM {{{姉妹車}}}
車台共有車
同クラスの車 {{{同クラス}}}
-自動車のスペック表-

一代センセーションを引き起こした初代アルトだったが、ダイハツスバル三菱が続けて軽ボンネットバンを販売したこともあり、生産台数が徐々に伸び悩み始めていた。そこでスズキはアルトをフルモデルチェンジさせ、他社のモデル(特にダイハツ・ミラ)に対抗した。従来より内装の質感を高めると共に、スカートを履いた女性の乗り降りを楽にするというコンセプトの下、回転ドライバーズシートを一部の車種に採用し、アピールポイントとした。

1984年9月
フルモデルチェンジ。全車4ストロークエンジン(F5A)を搭載。一部車種に回転ドライバーズシートを採用した。また、スポーティー風グレードの「S」には12インチラジアルタイヤ(135SR12)&ハーフホイールカバー付12インチスチールホイール、およびアルトとしては初となるフロントディスクブレーキが標準装備となる。
1984年12月
4WDシリーズ追加。発売当初は「スノーライナー」シリーズと呼ばれていた。プッシュボタン式のパートタイム方式で今回から4WDシリーズ全車にフロントディスクブレーキおよびオートフリーホイールハブが採用された。
1985年2月
カラードバンパー&カラードフロントグリル(車体色がスペリアホワイトの場合のみ)、10インチカラードフルホイールカバー、エアコン等を特別装備した特別仕様車「麻美スペシャル」を発売。
1985年5月
スポーティー風グレード「S」をベースにエアコンと12インチアルミホイールを標準装備した特別限定車「キッズ」発売。
1985年9月
軽自動車初の電子制御燃料噴射装置 (EPI) 付き3気筒SOHCインタークーラーターボモデル「アルトターボ」を追加。
1985年10月
アルト累計台数100万台を記念して特別仕様車として5ドアが追加された。軽ボンネットバンとして初の5ドア車となり、後にカタログモデルとなる。
1986年7月
マイナーチェンジ。異形ヘッドランプの採用とフロント周り及びインパネの変更を行い、軽自動車初の4バルブ化された3気筒DOHCエンジンを搭載した「ツインカム12RS」シリーズを追加。これと同時に既存の「アルトターボ」はグレード名を「ターボSX」に改名。リアサスペンションには新開発の「アイソトレーテッド・トレーリング・リンク(I.T.L)」式リジットコイルサスペンション[4]を4WD全車およびスポーティー系グレードを含むFF車の一部の上位グレードに採用。上記の「ツインカム12RS」の登場に伴い、既存の3気筒SOHC・シングルキャブレター仕様のエンジンを搭載したスポーティー風グレードの「S」が廃止。ちなみに、この「S」というグレードはワークス等の派生シリーズを除いた純粋な実用型のアルトとしては最初にして最後のタコメーターが標準で装備されていたグレードであった。
1986年7月
コラム式2速ATとベンチシートを採用した特別仕様車「レジーナ」が発売された。サイドブレーキは、現在のコラムシフト車の主流である足踏み式ではなく、手で操作するステッキ式を採用している。「レジーナ」のコンセプトは、3代目アルトにも引き継がれ、その後セルボモード、最終的に現在の主力車となるワゴンRへと発展していく。また、これと似たようなタイプで、エアコンと回転ドライバーズシートを標準装備したフロアシフト版の女性向け特別仕様車「ジュナ」(エスペラント語で「若々しい」の意。若々しい女性のためのアルト)も同時にラインナップされた。
1987年1月
ウォークスルーバン」発売。
1987年2月
「アルトワークス」シリーズ発売。3気筒4バルブDOHCインタークーラーターボエンジンを搭載し、軽自動車に64馬力出力規制が設けられる発端となった。グレードは、FFの「RS-S(廉価版)」・「RS-X」、ビスカスカップリング式フルタイム4WDの「RS-R」。サスペンションは標準のアルトよりも固く設定されていた。「RS-X」と「RS-R」には各種エアロパーツが標準装備されていた上に、ピンクを基調とした派手な内装も話題になった。
1987年8月
FF車の一部の上位グレードのAT車が、2速ATからロックアップ付き3速ATに変更されて発売[5]
1988年5月
エアコン、フロントバケットシート、ブロンズガラス等を特別装備した特別仕様車「アルト ビーム」を発売。


[編集] 3代目(CA11S/11V/21S/21V型・1988年-1994年)

スズキ・アルト
(3代目)
後期型(1992年-1994年)
3ドア(リア)
アルトハッスル
メーカー
親会社
製造国
製造期間 1988-1994年
設計統括
デザイナー
乗車定員 4人
ボディタイプ 3/5ドアハッチバック
ハイブリッド {{{ハイブリッドシステム}}}
エンジン
モーター
最高出力/トルク
最高出力
最大トルク
変速機
駆動方式 FF/4WD
サスペンション
全長x全幅x全高 {{{全長x全幅x全高}}}
全長 3,195mm (CA11S/11V)
3,295mm (CA21S/21V)
全幅 1,395mm
全高 1,400mm
最低地上高
ホイールベース 2,335mm
車両重量 660kg
乾燥重量
総重量
最大積載量
燃料タンク容量
燃費
{{{自由項目1(項目名)}}} {{{自由項目1(内容)}}}
{{{自由項目2(項目名)}}} {{{自由項目2(内容)}}}
別名 {{{別名}}}
先代
後継
姉妹車/OEM {{{姉妹車}}}
車台共有車 マツダ・キャロル
スズキ・セルボモード
スズキ・ワゴンR
同クラスの車 {{{同クラス}}}
-自動車のスペック表-

回転ドライバーズシートがセールスポイントだった先代のアルトは、ホイールベースが他社のモデルと比較して短く、室内空間で一歩見劣りしていた。そうした問題を踏まえて、3代目のアルトはホイールベースを一気に伸ばし、当時の軽自動車の中で一番長くすると共に、モデルバリエーションに従来のレジーナなどに加えて、国産車初の両側スライドドアを持つ「スライドスリム」を回転ドライバーズシートと併せて新たに加えた。エンジンは先に3代目セルボに搭載されたF5B型(3気筒SOHC12バルブ)を一部のグレードに採用し、それ以外はSOHC、DOHC、ターボに関わらず全てF5A型(バン、ワークスを含む)を採用。

1988年9月
フルモデルチェンジ。両側スライドドアのグレードも設定したが、狭い場所での乗降が楽な反面、電動式ではなかったため、「ドアが重い」と女性オーナーからクレームが多く、またスカートを履いた女性はドアを開けてシートを回転させて降りる際に、スカートの中が見えてしまう[6]という意見もあり、この世代のアルトの中では特徴的なモデルであったにも関わらず、ヒット作とはならなかった。このモデルからは2代目以降のマツダ・キャロルのベースモデルにも採用された。「ワークス」は独立車種として標準モデルのアルトとは異なるデザインになり、丸形2灯のヘッドライトにエアロパーツで武装した外観を持ち、スペックに関しては従来の過激さそのままだったが、マイルドなF5A / F6ASOHCターボ車(SX系)も設定された。また、女性向けの特別仕様車としてSOHCターボ車に設定された「ワークスie」は後にカタログモデルとなる。後にF6AターボもDOHC化され、
韓国ではこのアルト5ドアモデルが、大宇国民車(現:GM大宇)により「ティコ(Tico)」のネーミングで生産された。
初期の3ドアモデルのアウタードアハンドルはマツダ・ボンゴのような縦型だった。
1989年4月
消費税施行に伴い、物品税が廃止されると、ボンネットバンのメリットが薄れたためアルトにも5ナンバー車を設定し、フロンテはアルトに統合される形で生産終了となった。これによって従来のモデルの大半が5ナンバーに切り替わり、5ドアバンを廃止する代わりに5ドアセダンを4車種設定する等、競合車種のダイハツ・ミラ同様セダン重視のラインナップとなる。
1990年3月
マイナーチェンジ。新規格化に伴い、エンジンを550ccのF5B型から660ccのF6A型へスイッチ。更にフロント部分を大幅変更、リヤバンパーも大型化して新規格に対応。ワークスも、バンモデルから乗用5ナンバーモデルへと変化。レジーナに5ドアを追加設定し、スライドスリムは右側(運転席側)のみをスライドドアとし、左ドア(助手席側)を5ドアのボディパネルに変更して、1:2ドアの形をとった。また「重い」とクレームの多かったスライドドアに、パワークロージャー機構を採用し、使い勝手を向上させている。
1991年9月
マイナーチェンジ。3ドア車のドアのアウターハンドルの形状を縦型から横型に変更。インパネも形状変更された。「ワークスRS/R」及び「ワークスRS/X」のリヤブレーキがディスク化された。また「レジーナ」が廃止された。
1991年11月
5ドアのBピラー以降の全高を1,600mmまで高め、荷室容積を拡大した「ハッスル」を追加。コンパクトカーが大きな荷箱を背負った、フランス車に多く見られるフルゴネットスタイルは欧州ではポピュラーな存在であるが、日本ではこのハッスルと日産・AD MAX以外に市販車はなく、ショーモデルでもオートザム・レビューをベースとしたM2 1004がある程度で現在でも主流ではない。
ハッスルのボディーは全て3ドアで、バンの「Hu」、ワゴンの「St」と「Le」の各グレードがあり、定員(バン「Hu-2」のみ2名)、トランスミッション、駆動方式の違いで、計10車種から成る。
積載性、個性、存在感の面では秀でていたが、通常のアルトを改造して生産する特装車扱いとなり、車両価格が高く(バン 69.9 - 89.8万円、ワゴン 85.2 - 112.0万円)、ドア数が少ないことなどから当時の市場には受け入れられなかった。また同時期に発表されたミニカトッポの影響もあり、生産台数は非常に少ない。
1992年6月
「ワークスR」を追加。全日本ラリー選手権でダイハツ・ミラ X4Rに立ち向かうために開発されたラリー仕様車で4WDのみの設定である。外見では特に変更点がないが中身はかなりの変更を受けている。まずMTはクロス化、エンジン内部には手が加えられフロントマフラーを変更、内装は軽量化のため簡略化されアンダーコートも最初から付いてない状態である。またパワーウインドウの設定もなくエアコンはオプション[7]になり、専用タービン、一段コアの多いインタークーラー、大型の羽のついたラジエターファン、ハイカムなど盛りだくさん。リヤシートも軽量化のためバン用のを装着、そのため他のワークスが乗用車登録の5ナンバーであるのに対し、「ワークスR」は排ガス規制の緩い商用車登録の4ナンバーである。車両重量はベースのRS/Rが700kgであるのに対し20kg減の680kgとなっている。後期最終型の「ワークスR」には大型のボンネットフードや鍛造ピストンが奢られている。今はなきN1RCPUをユーザーが後付けすることにより本来の実力を発揮する。そのままでも90PSを誇るエンジンは、CPUの封印を解くことにより100PSを発生すると言われる。ちなみに白のみの車体色の設定だが競技用モデルのためドアミラーは黒になり、スチールホイールとなる。また専用ステッカーも貼られる。「ワークスR」はその翌年から2年連続して全日本ラリー選手権Aクラス&全日本ダートトライアル選手権AIクラスのチャンピオンマシンとなっている。


[編集] 4代目(HA11S/11V型・1994年-1998年)

スズキ・アルト
(4代目)
前期型(1994年-1997年)
[[ファイル:|250px]]
後期型(1997年-1998年)
メーカー
親会社
製造国
製造期間 1994-1998年
設計統括
デザイナー
乗車定員 4人
ボディタイプ 3/5ドアハッチバック
ハイブリッド {{{ハイブリッドシステム}}}
エンジン
モーター
最高出力/トルク
最高出力
最大トルク
変速機
駆動方式 FF/4WD
サスペンション
全長x全幅x全高 {{{全長x全幅x全高}}}
全長 3,295mm
全幅 1,395mm
全高 1,400 - 1,405mm
最低地上高
ホイールベース 2,335mm
車両重量
乾燥重量
総重量
最大積載量
燃料タンク容量
燃費
{{{自由項目1(項目名)}}} {{{自由項目1(内容)}}}
{{{自由項目2(項目名)}}} {{{自由項目2(内容)}}}
別名 {{{別名}}}
先代
後継
姉妹車/OEM {{{姉妹車}}}
車台共有車
同クラスの車 {{{同クラス}}}
-自動車のスペック表-
1994年11月
フルモデルチェンジ。特に3ドア車はデザイン的に先代からのキープコンセプトでホイールベースを含むボディサイズは先代から据え置かれたが、「レジーナ」や「スライドスリム」などのバリエーションはなくなり、3ドアと5ドアの標準モデル、そしてスポーツモデルの「ワークス」のみとなる。先代はベスト・アルトのコンセプト通り大ヒット作となったが、コスト削減のためか4代目は身内であるワゴンRの影響によってやや影の薄れたモデルとなってしまった。フルモデルチェンジで「ワークス」の上級グレードの「RS/Z」のエンジンは新開発のオールアルミ製3気筒DOHC12バルブインタークーラーターボのK6A型660ccエンジンを搭載し、ECUが16ビットへ変更。最高出力64hp 10.5kg-m/3500rpmを発生。なおF6A SOHCインタークーラーターボの「ie/s」は制御用コンピューターは従来どおり8ビットを採用。
1995年5月
先代モデルに設定された競技仕様車の「ワークスR」が追加された。「RS/Z」をベースとし先代と同じくエンジンのファインチューニング、クロスミッションの採用、装備の簡略化など。エンジン出力に変化はないが最大トルクは11.0kg-m/3500rpmへと性能UPされている。ただし先代とは違い、乗用車登録の5ナンバーとなっている。
1995年10月
「ワークス」のみフロントフェイスを含むマイナーチェンジ。
1997年4月
本格的なマイナーチェンジ。実用シリーズはフロントグリル、リアバックドア等のデザインが変更される。ただしワークスは、155/55R14扁平タイヤアルミホイール (RS/Z) 、内装フルトリム、ホワイトメーター等の小規模な変更に留まる。
1998年1月
「ie/s」をベースに専用バケットシート、専用14インチアルミなどを装備した、ワークス特別限定仕様車「スズキスポーツリミテッド」を発売。
1998年5月
お買い得特別仕様車「ビーム」を発売。


[編集] 5代目(HA12S/22S/23S型・1998年-2004年、HA12V/23V型・1998年-2005年)

スズキ・アルト
(5代目)
後期型バン(2000年10月-2004年9月)
[[ファイル:|250px]]
メーカー
親会社
製造国
製造期間 1998-2004年
設計統括
デザイナー
乗車定員 4人
ボディタイプ 3/5ドアハッチバック
ハイブリッド {{{ハイブリッドシステム}}}
エンジン
モーター
最高出力/トルク
最高出力
最大トルク
変速機 4MT/5MT/4AT/3AT/CVT
駆動方式 FF/4WD
サスペンション
全長x全幅x全高 {{{全長x全幅x全高}}}
全長 3,395mm
全幅 1,475mm
全高 1,440 - 1,455mm
最低地上高
ホイールベース 2,360mm
車両重量
乾燥重量
総重量
最大積載量
燃料タンク容量
燃費
{{{自由項目1(項目名)}}} {{{自由項目1(内容)}}}
{{{自由項目2(項目名)}}} {{{自由項目2(内容)}}}
別名 {{{別名}}}
先代
後継
姉妹車/OEM {{{姉妹車}}}
車台共有車 スズキ・ワゴンR
スズキ・MRワゴン
スズキ・アルトラパン
同クラスの車 {{{同クラス}}}
-自動車のスペック表-
1998年10月7日
軽自動車規格改正と共にフルモデルチェンジ。この型からマツダキャロルとしてボディパーツも大半が共通となるOEM供給を開始。最上級グレードの「エポP2」はオートエアコン、後席分割シート、シートベルトアジャスターを装備した。また、「Sc」にはDOHCリーンバーンエンジン搭載車(電子制御スロットル搭載)を設定し、10・15モード測定値で29km/Lの低燃費を実現。スポーツ仕様の「ワークス」はエンジンに可変バルブ機構・ドライブ・バイ・ワイヤを採用し軽自動車としては究極とも言える高性能化を図った。ただし今回は競技仕様車である「ワークスR」の設定はなくなった。
1999年2月4日
「ワークスie」をベースに、運転席・助手席SRSエアバッグ、4輪ABSや快適装備を充実させた特別仕様車「ワークス リミテッド」を発売。
1999年3月16日
5ドア「エポ」をベースにSiターボエンジンを搭載した新グレード「エポターボ」を発売。
1999年5月6日
DOHCリーンバーンエンジンとCVTを搭載し、低燃費を実現した、3ドア「Sc リーンバーン」CVT搭載車を発売。
1999年10月7日
一部改良。燃費・動力性能を向上。発売20周年を記念し、特別仕様車「エポエクストラ」を発売。また、セルボCの実質的な後継として、スバル・ヴィヴィオビストロからブームになったクラシック仕様であると同時にアルトの最上級モデルである「アルトC」が設定された。しかし、デザインが不評だったことと、レトロ風ドレスアップブームの終焉により、僅か1年しか生産されなかった。
2000年5月18日
スズキ創立80周年を記念し、5ドア「Lc」をベースに便利な装備を加えた特別仕様車「80周年記念車 Lx」を発売。
2000年9月28日
インドでの生産・販売を開始。800ccエンジンまたは1100ccエンジンを搭載する。
2000年12月5日
一部改良。エンジンは全車、オールアルミ製のK6A型DOHCエンジンに統一されワークスを含むターボモデルは全て廃止。これにより、国土交通省の「優-低排出ガス車(☆☆)」認定を軽自動車で初めて取得(リーンバーンエンジン搭載車を除く)。「ワークス」、「アルトC」、「エポP2」が廃止され、オーソドックスな実用モデル(3ドア「エポ」、5ドア「エポ」、5ドア「エポエクストラ」、バン・3ドア「Vs」)のみの設定となる。また、上級仕様を装備しつつ、お買い得な価格に抑えた新グレード「21世紀記念スペシャルLx」を新設定。なお[ワークス」は「Kei ワークス」としてその役割を引き継いでいる。
2001年2月15日
「アルトC」の後継として「アルトC2」設定。豪華なCに比べるとかなり質素なものだった。
2001年7月23日
5ドア・3速ATでありながら、60万円台からの低価格とした新グレード「Lb」を発売。また、累計生産台数400万台達成
2001年11月14日
上級装備を採用しつつ、求めやすい価格とした新グレード「N-1」を発売。
2002年4月10日
一部改良。5ドア「エポ(2WD車)」と新グレード3ドア「バン・VI」が「超-低排出ガス(☆☆☆)」認定を取得。低価格グレード「Lb」に5速MT車を追加設定。また、オプションだったセダンの運転席・助手席エアバッグが標準装備となる。
2002年12月4日
セダンの5ドア「エポ(2WD車)」とバンの3ドア「VI」に5速MT車を設定。4速AT車も燃費性能を向上し改良。


[編集] 6代目(HA24S型・2004年- 、HA24V型・2005年-)

スズキ・アルト
(6代目)
前期型(「G」(4WD仕様)・2004年9月-2006年12月)
後期型(「E II」(4WD仕様)・2006年12月- )
バン(「VS」・2005年1月- )
メーカー
親会社
製造国
製造期間 2004年-
設計統括
デザイナー
乗車定員 4人
ボディタイプ 5ドアハッチバック
ハイブリッド
エンジン
モーター
最高出力/トルク
最高出力
最大トルク
変速機 3AT/4AT/5MT
駆動方式 FF/4WD
サスペンション
全長x全幅x全高 {{{全長x全幅x全高}}}
全長 3,395mm
全幅 1,475mm
全高 1,500 - 1,510mm
最低地上高
ホイールベース 2,360mm
車両重量 720 - 810kg
乾燥重量
総重量
最大積載量
燃料タンク容量
燃費
{{{自由項目1(項目名)}}} {{{自由項目1(内容)}}}
{{{自由項目2(項目名)}}} {{{自由項目2(内容)}}}
別名 {{{別名}}}
先代
後継
姉妹車/OEM {{{姉妹車}}}
車台共有車 スズキ・ワゴンR
スズキ・MRワゴン
同クラスの車 {{{同クラス}}}
-自動車のスペック表-
2004年9月13日
フルモデルチェンジ。ワゴンRと同じプラットフォームを用いる。このモデルより、5ドア車のみとなり、3ドア車が廃止される。また、グレード体系も見直し、「E」・「G」・「X」となる(E」・「G」は5速MTと3速ATの2種類、「X」は電子制御式4速ATのみの設定)。コンセプトは、「自分の時間に気軽に使える親近感のわくクルマ」。室内高は5代目に比べ30mm高くなっている。アルトが代を重ねる毎にユーザーの年齢層が上昇したため、若返りを図るべく丸と角を組み合わせたおしゃれなスタイルに。外観フォルムは「円と直線」をテーマにしている。また、ボディカラーの一部は香りをテーマにしていて、そのひとつのムスクブルーメタリックはオートカラー・アウォード2005[8]でオートカラーデザイナーズ賞のエクステリアカラー部門を受賞している。5代目に引き続きマツダにキャロルとしてOEM供給している。エンジンは先代に引き続き全車K6A型DOHCエンジンを搭載するが、先代に存在していたVVT仕様とリーンバーン仕様はこの代ではそれぞれ廃止されている。
2005年1月12日
5代目を継続販売していたバンがフルモデルチェンジ。今回からバンも5ドアとなる[9]。ボディカラーはスペリアホワイト(26U)1色のみの設定で前後バンパーには同社のキャリイ同様、塗装はがれの心配がない白色樹脂を使用している。
2005年5月9日
乗用車モデルの「G」をベースに、アルミホイールや電動格納式ドアミラーなどを装備した特別仕様車「Gスペシャル」。商用車モデルのバンにはキーレスエントリーやパワードアロックなどを装備した新グレード「VP」を発売。バン「VP」発売に伴い、現行のバンは「VS」となった。
2006年1月5日
低価格グレードの「E」をベースに、パワーウィンドウ、12インチフルホイールキャップ[10]を装備した「E II(イーツー)」を発売。同時にボディカラーの「ミントグリーンメタリック」を廃止する替わりに、「ラベンダーメタリック」を追加。
2006年7月10日
「G」をベースに、専用フロントグリル、電動格納式ドアミラー、スモークガラス(リア・バック)を装備した特別仕様車「G II(ジーツー)」を発売。同時に仕様変更される(「G」の5MT・4WD車と「X」の2WD車が「平成22年度燃費基準+10%」を達成、「G」の2WD・5MT車は「平成22年度燃費基準+20%」を達成、ボディカラーの「キャッツアイブルーメタリック」を廃止、「ココナッツベージュメタリック」は「ミルクティーベージュメタリック」に変更)。
2006年12月11日
一部改良。特に乗用車モデルでマイナーチェンジ並みの大きな改良が加えられ「E」と「X」はフロントグリルとウインカーの位置を変更[11]。また、シート表皮はブラウン系に変更された。ボディカラーは「アンティークローズメタリック」と「ライムグリーンメタリック」を追加し、「ラベンダーメタリック」を廃止。2WD・3速AT車の排ガス性能・燃費性能を向上。また、特別仕様車として発売していた「E II」、「G II」がカタログモデルに昇格。同時に「E II」は新仕様の「E」に改名。これに伴い「G」と「X(セットオプション装着車)」が廃止された。バンは外見上の変更はなく、シート表皮デザインの変更程度である。
2007年1月22日
日産自動車へも「ピノ (PINO)」の名称でOEM供給開始[12]。なお、「ピノ」は「アルト」と異なり、全車ABSが標準装備となっている[13]
2007年6月
「X」のみ仕様変更。4輪ABS(EBD・ブレーキアシスト付)を標準装備化。
2007年9月12日
お買い得特別仕様車「E II」を再発売。今回はCDオーディオやパワーウィンドー等を標準装備した「E」をベースに、電波式キーレスエントリーおよびセキュリティアラームシステム、ボディカラー同色のカラードアハンドル、UVカットガラス(フロント)が特別装備されており、当グレード専用のボディカラーとして「マルーンブラウンパール」が新たに設定された。
2008年7月
仕様変更。新ボディカラーとして、「エアブルーメタリック」と「クラッシーレッドパール」を追加。また、「E II」専用色として設定されていた「マルーンブラウンパール」は全グレードで設定可能に。これにともない、「ブライトレッド2」、「ムスクブルーメタリック」、「アンティークローズメタリック」、「ライムグリーンメタリック」を廃止。[14]お買い得特別仕様車の「E II」は好評で、再びカタログモデルに昇格した。
2008年11月
「G II」の2WD車のみ仕様変更。
2009年3月
世界累計販売台数1,000万台を達成。
2009年4月
4AT車専用の最上級グレードの「X」が廃止[15]。これにより5MT/3AT車最量販グレードの「G II」が事実上の最上級グレードに昇格した。
2009年5月12日
発売30周年を記念し、最廉価グレードの「E」をベースに電波式キーレスエントリー(ハザードランプアンサーバック付)・パワードアロック(バックドア連動)・セキュリティアラームシステム、かつての最上級グレードの「X」に採用されていたドアサッシュ・Aピラーブラックアウト、誕生30年記念デカール(バックドアに貼付)を装備した特別仕様車「誕生30年記念車」を発売。ボディカラーは特別設定色のノクターンブルーパールなど5色を設定(ベース車では設定されている「ミルクティーベージュメタリック」は選択不可だが、代わってベース車では設定できない「マルーンブラウンパール」が選択できる)。価格は71.4万円(2WD・5MT車)からと装備を充実しながらもベース車の1.05万円高に抑えた。

[編集] 脚注

  1. ^ 厳密にはフロンテハッチのフルモデルチェンジである。
  2. ^ 同型エンジンを搭載した乗用車フロンテ(SS30S型)には、排気ガス規制をクリアするため触媒に空気を送るコンプレッサーが装着されていたが、商用車アルトには不要であった。
  3. ^ FF車は全て10インチホイール&同10インチタイヤ
  4. ^ 実質的にはラテラルロッド3リンクコイルリジットサスペンションだが、通常1個であるトレーリングリンクとアクスルビームを繋ぐゴムブッシュの数が2個となっているのが特徴。
  5. ^ ATは日本自動変速機製で、ロックアップ機能の採用は軽自動車用ATとしては初。
  6. ^ スイングドアと違ってドアを開けたときに運転席が丸見えになってしまうため。
  7. ^ ラリーの規定のNに対応するため。
  8. ^ オートカラー・アウォード2005
  9. ^ 3代目アルトの5ドアバン(550ccモデル)以来の投入となった。
  10. ^ 4WD車は13インチフルホイールカバーが標準装備。
  11. ^ ウインカーの位置がフロントバンパー上部に配置されている。「G II」は前期型同様、ヘッドランプの隣に配置。
  12. ^ 軽自動車としては業界初の3姉妹車化となる。
  13. ^ ちなみに5代目「キャロル」もピノ同様、全車ABSが標準装備となっている。
  14. ^ OEM車のキャロルピノもこれに準じ、ボディカラーの設定を変更(OEM車では「マルーンブラウンパール」は新色として扱われる)。また、現在は「クラッシーレッドパール」と「マルーンブラウンパール」は「E II」と「G II」のみ設定。
  15. ^ ただしOEM車のキャロルとピノはこれまで通り4AT車を継続設定。

[編集] 関連項目

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[編集] 外部リンク

最終更新 2009年6月19日 (金) 10:05 (日時は個人設定で未設定ならばUTC)。
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