スチームボーイ
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| スチームボーイ | |
|---|---|
| 監督 | 大友克洋 |
| 製作 | サンライズ |
| 配給 | 東宝 |
| 公開 | |
| 上映時間 | 126分 |
| 製作国 | |
| 制作費 | 24億円 |
| 興行収入 | 11.6億円 |
『スチームボーイ』(STEAMBOY)は、大友克洋が監督したSFアニメ映画作品。2004年公開。
また、大友克洋を原作者として衣谷遊が作画を務める漫画作品のタイトルでもある。同作は講談社の漫画雑誌「月刊マガジンZ」に2005年8月号より連載され、現在は上下巻が発売されている。
目次 |
[編集] 概要
内容はスチームパンクである。総製作費24億円、製作期間9年をかけた作品[1]であったが、興行収入11億6000万円[2]、タイアップ品も売れ残り当初の予想よりも業績を残せなかった。 さらに「アニメとしては上出来だが、完成度、エンターテイメント性などを見ても前作の『AKIRA』を超えてはいない」との評価がある。 『天空の城ラピュタ』を想起する人も少なからずいるようであるが、『AKIRA』が『鉄人28号』をモチーフとしたように、この作品は『鉄腕アトム』を髣髴とさせる内容となっており、監督自身も、題名の『スチームボーイ』は『鉄腕アトム』の英題である『アストロボーイ』から引用したと発言している。『メトロポリス』や、レトロな香りのする科学文明の発展した世界が描かれている。主人公の父親と祖父の思想の違い、それにはさまれる主人公がどう自分で乗り越えていくのか、などまるでお茶の水博士と天馬博士のような対立する思想が出てくる。
[編集] あらすじ
舞台は19世紀のイギリス。科学技術が目覚しい発展を遂げていた時代。マンチェスターに住むレイは、オハラ財団に出向したため渡米している発明家の祖父ロイドと父エドワードと同じく、発明が好きな少年だった。
[編集] 漫画版
レイは科学の発展が人々を良き方向に導くと純粋に信じていた。そんな彼は幼馴染のエマや新聞記者志望の友人、ポール・マクレガーと共に蒸気車レース・ロンドン行きなど様々な小冒険を繰り広げる。
[編集] 映画版
ロンドンで国家の威信をかけた万国博覧会が開かれようとしているある日、レイのもとにロイドから謎のスチームボールが届いたことで、スチームボールを巡るレイの冒険が始まる。
[編集] キャスト
- ジェームス・レイ・スチム
- 声 - 鈴木杏/英 - アンナ・パキン
- 主人公。発明が好きな少年。
- スカーレット・オハラ・セントジョーンズ
- 声 - 小西真奈美/英 - カリ・ウォールグレン
- オハラ財団の会長の孫娘。高飛車で典型的なお嬢様。「自分がこれだ」と思ったとおりに世界が動いていると勘違いしており、物語の中でも一人だけついてこれていない感じを受ける。
- ジェームス・ロイド・スチム
- 声 - 中村嘉葎雄/英 - パトリック・スチュアート
- レイの祖父。スチームボールを開発する。スチームボール開発の際にエディが自ら受けた圧倒的な科学の力を受けて「科学=力」と認識してしまったエディの暴走を止めるためにスチームボールと科学の未来を守るためにその身を犠牲にしていく…
- ジェームス・エドワード・スチム(エディ)
- 声 - 津嘉山正種/英 - アルフレッド・モリーナ
- レイの父親。スチームボール開発の際に低温火傷で右腕と右目付近に大怪我を負う。その際、科学の力を体験し「科学=力」と実感する。その後オハラ財団に出資してもらい、多くの発明品を生み出していくが、どれも圧倒的な破壊力を持つ兵器ばかりであった…
- ロバート・スチーブンスン
- 声 - 児玉清/英 - オリヴァー・コットン
- イギリスの鉄道の父と呼ばれるジョージ・スチーブンスンの一人息子であり発明家。ロバート・スチーブンスンという実在の人物は居たが、作品はあくまでフィクションであり実際のスチーブンソンとは設定・行動その他全く違う。
- デイビッド
- 声 - 沢村一樹/英 - ロビン・アットキン・ダウンズ
- ロバートの部下。中盤以降でエディの画期的な発明を垣間見てロバートの技術者としての面子が失脚することを恐れ、自分も巻き込まれたくないとレイやスチームボールを利用しようと考えた打算的な人間。
- アーチボルド・サイモン
- 声 - 斉藤暁/英 - リック・ジーフ
- オハラ財団の社長。各国の武器商人達相手にエディの発明した武器などを売り込もうと口数多く説明する商売人。
- アルフレッド・スミス
- 声 - 寺島進/英 - マーク・ブラムホール
- サイモンの部下。
- ジェイソン
- 声 - 稲田徹/英 - デヴィッド・S・リー
- 体格の大きいサイモンの部下。サイモンの命令を受けたがレイに幾度となく目的を阻まれ、レイを目の敵にする。
- レイの母親
- 声 - 相沢恵子/英 - キム・トーマソン
- レイの母親。
- エマ
- 声 - 小林沙苗/英 - ポーラ・J・ニューマン
- レイの幼馴染の少女。
- トーマス
- 声 - 日比愛子/英 - モイラ・カーク
- エマの弟。
- ビクトリア女王
- 声 - 森ひろ子
- イギリス女王。
- 英国元帥
- 声 - 阪脩/英 - オリヴァー・モアヘッド
- その他
- 声 - 津田英三、中嶋聡彦、柳沢栄治、長嶝高士、松本大、麻生智久、黒田崇矢、伊藤健太郎、朴璐美、西脇保、今村直樹、服巻浩司、進藤尚美、立野香菜子、小林由美子、仮屋昌伸、小谷津央典、近藤孝行、星野貴紀、斉藤貴美子、白石涼子、樋口あかり、佐藤利奈、かわのりょうこ、土井敏之(TBSアナウンサー)、安東弘樹(TBSアナウンサー))
[編集] スタッフ
- 原案・脚本・監督:大友克洋
- 脚本:村井さだゆき
- 総作画監督:外丸達也
- エフェクト作画監督:橋本敬史
- 美術監督:木村真二
- CGI監督:安藤裕章
- 演出:高木真司
- テクニカルディレクター:松見真一
- デジタルコンポジット:佐藤光洋
- 編集:瀬山武司
- 音楽:スティーブ・ジャブロンスキー
- 音響監督:百瀬慶一
- 制作:サンライズ
- 製作:STEAMBOY製作委員会(バンダイビジュアル、ソニー・ピクチャーズエンタテインメント、バンダイ、電通、TBS、サンライズ、東宝、IMAGICA、カルチュア・パブリッシャーズ)
- 配給:東宝
[編集] 脚注
- ^ 「製作期間9年、総製作費24億円をかけて送る渾身の長編『スチームボーイ』は、日本のファンのみならず、世界が待っていた血湧き肉踊る“空想科学冒険活劇”である。」(STEAMBOY公式サイト)
- ^ 社団法人日本映画製作者連盟資料
[編集] 外部リンク
最終更新 2009年5月26日 (火) 16:48 (日時は個人設定で未設定ならばUTC)。
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