スチールホイール
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スチールホイール(Steelwheel)は、鉄で製造された自動車のホイール。通称・鉄チン(てっちん)ホイール。
[編集] 解説
アルミホイールに比べ安価で丈夫に製造できることが長所である。反面重量は重くなり[1]、またスタイリッシュな形状に加工しづらい[2]。ほとんどの場合くすんだ銀色で、ブレーキキャリパーのオフセットによる凹凸と穴が数個開いている(原付バイク用のものは2本にまとまった支柱が3束ある形状)という無骨な見た目となるため、市販乗用車の場合、黒く塗装した上でアルミホイールのような見た目に作られた樹脂製のホイールキャップが外側に取り付けられることが多い。
その性質上、見た目をあまり気にせず安価に済ませたい車両に使われることが多いため、原付、タクシー、営業車、パトカーなどでよく目にされる。そのため、かつては覆面パトカーの目印とされたが、近年ではアルミホイール装着車を導入していることからスチールホイール装着車の置き換えが進みつつあり、次第にこの法則は当てはまらなくなってきている。
また、軽トラックやバンなどの貨物車両や大型4WD車両においては、車両重量及び積載荷重に対する安全基準を満たしたJWL-T規格アルミホイールが純正・社外も含めて余り種類が多くない[3]事情もあり、スチールホイールが積極的に利用され続けている。
純正装着品以外の社外品においては、ハブボルト穴を複数開けて何種類かの異なるPCDに対応できるようにしたマルチホールタイプが主流であり、降雪地帯でのスタッドレスタイヤ向けホイールとして量販店で販売されている。
モータースポーツにおいては、NASCARの車両に現在でもスチールホイール[4]が用いられており、NASCAR車両をイメージした社外品のスチールホイールも存在する。
[編集] 関連項目
[編集] 脚注
- ^ アルミホイールであっても物によっては鉄製並に重たいものもあるので一概にスチールホイールが重いとは言い切れない面もある。これは、アルミホイールがスチールと同強度を出す為にはより分厚く設計しなければならない為である。また、軽量化よりもデザインを重視している場合もあり、インチアップや同サイズのアルミへの履き替えの際には、こうした点を十分考慮する必要がある。
- ^ 但し、カーディーラーでの新車販売面での事情(ディーラーオプション扱いのアルミホイールを併せて売りたい販売側の事情)などもあって純正採用が進んでいないだけで、マルチスポーク形状などのデザインを重視したスチールホイールが全くないという訳ではない事に注意が必要である。フルデザインスチールホイールの一例
- ^ 軽合金製ディスクホイールの技術基準では「専ら乗用の用に供する乗車定員10人以下の自動車(乗用車)を除く普通自動車、小型自動車及び軽自動車」には「トラック及びバス用軽合金製ディスクホイールの技術基準に適合したホイール(所謂JWL-T規格)」が必要とされており、こうした車両のアルミホイールはJWL-T刻印が打刻されているものでなければ保安基準に適合せず、車検に通らない。
- ^ 市販車両のものと異なり、高張力鋼を使用した非常に強度の高いホイールの為、一般的なアルミホイールよりもはるかに軽量である。
最終更新 2009年10月19日 (月) 20:11 (日時は個人設定で未設定ならばUTC)。
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