路上ライブ

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路上ライブを行っている若者達、観客、そして通行人

路上ライブ(ろじょう - )、またはストリートライブは、路上パフォーマンスのひとつで、歩道公園などの屋外で演奏活動を行うこと。また、漫才コントダンスパフォーマンス、アートパフォーマンスなどを路上で実演することについても路上ライブと呼ぶことがある。

目次

[編集] 目的

主にアマチュアやデビュー間もないプロなどの知名度のないアーティストが、費用をあまりかけずに自分たちの作品を知ってもらうための手段として行われる。CDMDカセットテープやライブチケットなどの販売も併せて行われることが多い。 この他に、多くの人達に見てもらい知名度を向上する、声をかけてくれる人との面識を深める、曲を聞いた人からの投げ銭によりお金を稼ぐ、人前での実演を繰り返すことによって技量の向上が見込まれるなど、実演者により目的は様々である。

[編集] 実演場所

人通りの多い駅前の歩道や、都心の公園などが選ばれることが多い。 楽器を広げたり人が集まったりするためのスペースと、周りに住宅が無いなどある程度の音を出せる環境が求められる。

[編集] 実演方法

音楽の実演の場合、一番シンプルなものは、体一つでのア・カペラであり、つづいてアコースティック・ギターなどの電源不要な楽器を使用した弾き語りなどがある。拡声器を使用する場合もあり、充電式の小型なものから、外部電源式のやや本格的なものまである。エレキ・ギターや、シンセサイザーなどの電気楽器を使用する場合も電源が必要であり、外部電源を用いる場合は小型の燃料式発電機が使われることが多い。いずれにしても、持ち運びを容易にするためにコンパクトな物が選ばれ、設置や撤収が簡単なように工夫されている。

慣習として、実演者の前に投げ銭を入れるためのギターケースや空き缶などが置かれる。曲を聞いた上で聞いた人がその演奏に対してお金を払っても良いと思った場合、投げ銭をすることができる。

[編集] 問題点

歩道など公道で、所轄する警察署の許可を取っていない演奏行為や、物品販売行為は、道路交通法で禁止されている。公園などでの演奏行為や、拡声器を使って大きな音を流すことについても、自治体の条例などで禁止されていることが多い。仮に禁止されていなかったとしても、興味のない人にとっては単なる騒音であり、迷惑な通行妨害となる。実際、1999年郷ひろみ渋谷で行った路上ライブでは警察署への許可を取らなかったために大きな混乱と交通渋滞を引き起こし、企画したプロデューサーなどが書類送検された。

また、同じ場所に多くの実演者がいる場合、拡声器を使用しない者は使用する者の中で実演できないなど、実演者間の環境や目的の違いにも問題がある。これらの問題が原因で実演者間のトラブルに発展する場合もある。

[編集] 現状

CD売り上げが減少する中、各レコード会社は新人発掘に慎重となっており、宣伝費もなかなか掛けられなくなっている。そんな中でも自分の作品を世に問いたいアーティストは依然多く、活路を求めて路上に出る者も増えている。ゆず川嶋あいなど、路上出身のアーティストの活躍によって、この動きはさらに加速されており、路上ライブの名所は多くのアーティストでひしめく状況となっている。

諸外国では、場所を決めて路上パフォーマーに提供している所も多く、これにならって東京都ではヘブンアーティストの制度を始めた。しかしながら、演奏の場所、日時が限られていて、出演できるようになるには審査が必要ということもあって、十分機能しているとは言えない。

[編集] 関連項目

最終更新 2009年11月9日 (月) 10:02 (日時は個人設定で未設定ならばUTC)。
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