スパイカーF1

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スパイカーF1
参戦年度 2007
出走回数 17
コンストラクターズ
タイトル
0
ドライバーズタイトル 0
優勝回数 0
通算獲得ポイント 1
表彰台(3位以内)回数 0
ポールポジション 0
ファステストラップ 0
F1デビュー戦 2007年オーストラリアグランプリ
初勝利 -
最終勝利 -
最終戦 2007年ブラジルグランプリ
  

スパイカーF1Spyker F1)は2007年にF1に参戦をしていたコンストラクター。

目次

[編集] 概要

2006年まで参戦していたMF1レーシングを、オランダの高級スポーツカー専門メーカーであるスパイカー・カーズが買収し、F1に参戦した。

チームの国籍登録はオランダであるが、施設のほとんどは前身であるジョーダンから引き継がれており、実際のチームの本拠地はイギリスにあった。チームカラーはオランダのナショナルカラーであるオレンジで統一された。

[編集] 来歴

[編集] 2005年

[編集] 2006年

  • ミッドランド所有のMF1レーシングをスパイカーがシーズン終盤に買収し、シーズン終了までの3戦は「スパイカーMF1」として参戦した。シーズン中はコンストラクター名を変更できないという規則に対し、タイトルスポンサーという形でチーム名を変更するという苦肉の策だった。

[編集] 2007年

スパイカーF8-VII
  • 正式にコンストラクター名をスパイカーに改称し、アブダビフラッグキャリアであるエティハド航空と国営不動産開発会社アルダーをメインスポンサーとして獲得した。エンジンはトヨタからフェラーリに変更し、車体のF8-VIIは前年にミッドランドが使用していたM16(系譜は2004年ジョーダンが使用していたEJ14へ遡る)に、新エンジンのフィッティングと空力のパーツのアップデートを加えたものを使用した。2007年初頭よりマイク・ガスコインがチーフテクニカルオフィサー(技術部門の最高責任者)として加入しており、第13戦イタリアGPでは新設計の車体を投入した。(当初はトルコGPにて投入の予定だったが、リヤエンドのクラッシュテストを通過できず次戦イタリアGPでの投入となった)
  • モナコGPのフリー走行第3セッションでは、雨による路面状態の変化やトラフィックをうまく回避したことから、スーティルがセッションのトップタイムを記録した。これは、前身チームのジョーダングランプリ、ミッドランド(MF1)時代を除く、「スパイカーF1」として初の記録だった。
  • イギリスGP後、チームはアルバースの解雇を発表。理由はスポンサーからのスポンサーフィーの支払いが滞ったためとしているが、アルバースの今季成績から以前より解雇の噂が囁かれていた。直後のヨーロッパGPではテストドライバーのマルクス・ヴィンケルホックを昇格させる事が発表されたが、あくまでヨーロッパGPに限ってのスポット起用となった。なお、このグランプリでは荒れた天候とタイヤ交換のタイミング選択が当たり、デビュー戦となるヴィンケルホックがチーム初となるラップリーダーを6周にわたって記録した。
  • 続く第11戦ハンガリーGPから最終戦ブラジルGPまでは、正式ドライバーとして前年にスーパーアグリのドライバーを務めていた山本左近が起用された。
  • 第15戦日本GPエイドリアン・スーティルは9位でフィニッシュしたが、8位で終えたヴィタントニオ・リウッツィが黄旗の振られている区間で追い越しを行ったとしてペナルティが課せられ、スーティルは8位に繰り上がり、チーム初のポイントをもたらした。
  • 10月5日、インドの実業家でキングフィッシャー航空会長のビジェイ・マリヤと元スパイカーCEOのミッシェル・モルが、共同でチームを買収することを発表した。10月24日には2008年のチーム名をフォース・インディアに変更することが承認され、これによりスパイカーの名は1年足らずでF1の舞台から姿を消した。

[編集] 戦績

シャーシー エンジン タイヤ ドライバー 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 ポイント ランキング
2007 F8-VII
F8-VIIB
フェラーリ V8 B AUS MAL BHR ESP MON CAN USA FRA GBR EUR HUN TUR ITA BEL JPN CHN BRA 1 10位
エイドリアン・スーティル 17 Ret 15 13 Ret Ret 14 17 Ret Ret 17 21 19 14 8 Ret Ret
クリスチャン・アルバース Ret Ret 14 14 19 Ret 15 Ret 15
マルクス・ヴィンケルホック Ret
山本左近 Ret 20 20 17 12 17 Ret

[編集] その他

  • 2007年にスーパーアグリとリザーブ兼ファーストテストドライバー契約をしたギド・ヴァン・デル・ガルデがスーパーアグリでの初テスト後の翌日にスパイカーF1がギド・ヴァン・デル・ガルデとのリザーブ兼セカンドテストドライバー契約をしたと発表した。つまり二重契約である。ギド・ヴァン・デル・ガルデは「スパイカーF1の一員になれてうれしい」とコメントしており、新車発表会にも姿を現している(スパイカーF1のシャツで写真撮影も応じている)。また、スーパーアグリ側は「我々の契約が正当」とのコメントを発表している。ギド・ヴァン・デル・ガルデがなぜこのような行為をしたのかは不明だが、一説に資金力不足からあまりテストに参加できないスパイカーF1に所属しているとスーパーライセンスの取得が遅れる事が懸念されるため、スーパーアグリでのテスト走行をこなしスーパーライセンスを少しでも早くもらおうという目論見があったといわれている。しかしながらスーパーアグリのSA06のテストでのドライブではメカニカルトラブルで4周しか走行できていない。(表向きにはこうなっているが、ギド・ヴァン・デル・ガルデのスポンサーからの入金が期日までに無かったために強制的にマシンから降ろされたというのが本当の原因である(ギド・ヴァン・デル・ガルデを参照)
  • 2006年に下位争いのライバルチームであったスーパーアグリ、トロ・ロッソは、ストーブリーグの期間中、大手資本の技術、金銭の支援により著しく戦闘力が向上。シーズン初頭から劣勢が予想されたスパイカーF1は、スーパーアグリとトロ・ロッソのマシンが、他のチームの著作物を流用したものであるとして調停裁判所に提訴する声明を行い(実際は未提訴)、2007年オーストラリアGPではスーパーアグリを、次戦マレーシアGPではトロ・ロッソを、それぞれカスタマーカーであり出走資格が無いとして、レーススチュワードに提訴(いずれも却下)するなど、サーキットの内外を問わずポジションの向上に奔走していた。
    • 提訴する最大の理由は、コンストラクターズランキングに対して支給される興行収入の分配金と航空貨物便による輸送費の免除を手に入れることである。トロ・ロッソとスーパーアグリが他チームのシャーシを流用してアドバンテージを得ることで、入賞または上位完走が容易になり、一からシャーシを製作するものの戦闘力に乏しいスパイカーF1がランキング最下位になる可能性が高いため、分配金と輸送費免除を受けられず財政的に苦しくなってしまう。
    • 司法判断によって2チームが撤退することを恐れたバーニー・エクレストンFOM会長は、3チームの調停を行い、ランキング下位3チームで9,10位に支給される分配金を山分けすることで合意を得た。
    • マクラーレンスクーデリア・フェラーリの技術的な機密文書を不正に入手したとして2007年のコンストラクターズポイントならびに出走記録を剥奪されたため、スパイカーF1がランキング最下位を脱出、さらに日本グランプリでエイドリアン・スーティルが入賞した。ただ、チーム代表のコリン・コレスは「カスタマーカー問題をうやむやにしない」旨を発表しており、国際商工会議所での審理が10月9日から始まることになっている。なお、分配金などの恩恵はフォース・インディアにもたらされる。

[編集] スポンサー

2007年度F1選手権を終了時点でスパイカーF1のスポンサー/技術協力だった企業。

タイトルスポンサー

  • エティハド航空
  • アルダー

スポンサー

  • Trust
  • Exact
  • メディオン
  • Dremel
  • Dream7
  • Navteq
  • Kemppi
  • AD Sportwereld
  • MaxCredible


[編集] 関連項目

[編集] 外部リンク

最終更新 2009年11月14日 (土) 09:45 (日時は個人設定で未設定ならばUTC)。
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