スプリングステークス

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スプリングステークス
開催地 中山競馬場
施行日 2009年3月22日
格付け JpnII
1着賞金 5400万円
距離 芝1800m
出走条件 サラブレッド系3歳牡馬牝馬(混合)(指定)
負担重量 牡馬56kg、牝馬54kg
第1回施行日 1952年3月10日
特記 上位3着まで(収得賞金0の馬は2着まで)に皐月賞への優先出走権
  

スプリングステークスは、日本中央競馬会(JRA)中山競馬場1800mで施行する中央競馬重賞JpnII競走である。正式名称はフジテレビ賞スプリングステークスフジテレビジョンが優勝杯を提供している。競走名は英語でを意味する「Spring」から。

目次

[編集] 概要

1952年クラシック競走である皐月賞の前哨戦として4歳(現3歳)牡馬牝馬限定の別定重量の重賞競走、スプリングステークスとして創設、第1回は現在とは違い東京競馬場の芝1800mで施行された。

しかし1955年からは芝1600mに、1958年からは皐月賞トライアルに指定され、上位5着までに入賞した競走馬には皐月賞の優先出走権が与えられるようになり(但し、上位に入賞した競走馬に皐月賞の優先出走権が与えられる様になったのは、ナスノコトブキが3着に敗れ皐月賞出走を逃した1966年より後の事である)、負担重量を定量に変更、更に施行場を中山競馬場の芝1700mに変更、1960年から現在の芝1800mに変更、1964年は中山競馬場の改修工事により東京競馬場の芝1800mで施行した。

1972年は流行性のインフルエンザの影響で5月初頭に東京競馬場の芝1800mで順延開催、1984年のグレード制施行によりGIIに格付け、1988年は中山競馬場の改修工事により再び東京競馬場の芝1800mで施行、1991年には優先出走権の見直しにより、上位3着までに入賞した競走馬に皐月賞の優先出走権が与えられるように変更された。

1995年からは特別指定交流競走に指定、地方所属の競走馬も出走が可能になり、更に2002年からは外国産馬の活躍による出走資格の見直しの一環で、皐月賞も外国産馬が出走可能になった事に伴い、混合競走に指定、2003年からは負担重量を馬齢に変更した。

皐月賞トライアルの中で一番歴史のある競走で、弥生賞と共に皐月賞の重要な前哨戦として位置付けられ、第8回の2着馬ウイルデイールが皐月賞を制したのを初めに、数多くの出走馬が後にGI(級)の競走で優勝している。

出走資格は、サラ系3歳(旧4歳)のJRA所属の牡馬・牝馬の競走馬(外国産馬含む)及び地方所属の競走馬(2頭まで)。

負担重量は馬齢重量で、牡馬は56キロ、牝馬は54キロである。

総額賞金は1億250万円で、1着賞金5,400万円、2着賞金2,200万円、3着賞金1,400万円、4着賞金810万円、5着賞金540万円と定められている。

上位3着まで入賞した競走馬には皐月賞の優先出走権が与えられる。

現在の優勝レイの配色は赤色地に銀色文字で、協賛のフジテレビジョンが属するフジサンケイグループの目印である目玉マークもあしらわれている。

フジテレビの競馬中継では、スプリングステークスではなく「フジテレビ賞」と呼ばれることもある。

[編集] 歴史

  • 1952年 - 東京競馬場の芝1800mの4歳(現3歳)の牡馬・牝馬の別定の重賞競走、スプリングステークスとして創設(創設当初の基本負担斤量は牡馬・牝馬共に52キロ)。
  • 1955年 - 施行距離を芝1600mに変更。
  • 1958年
    • 皐月賞トライアルに指定され、上位5着までの入賞馬に皐月賞の優先出走権が付与されるようになる。
    • 施行場を中山競馬場の芝1700mに変更。
    • 負担重量を「別定重量」から「定重量」に変更。
    • 負担斤量を牡馬55キロ、牝馬53キロに変更
    • 元地方大井所属のダイゴホマレがJRA転厩馬として史上初の優勝。
  • 1960年
    • 前年の9月1日から日本競馬の計時方式の変更に伴い、時計表示が1/5秒表示から1/10秒表示に変更。
    • 施行距離を芝1800mに戻す。
  • 1961年
    • 元地方大井所属のユキロウがJRA転厩馬として史上2頭目の優勝。
    • 渡辺正人騎手として史上初の連覇。
  • 1964年
    • フジテレビジョンから寄贈賞を受け、フジテレビ賞スプリングステークスに名称変更。
    • 中山競馬場の改修工事により東京競馬場の芝1800mで施行。
  • 1965年 - 栗田勝が騎手として2人目の連覇。
  • 1971年 - 負担斤量を牡馬56キロ、牝馬54キロに変更。
  • 1972年 - 流行性のインフルエンザの影響で東京競馬場の芝1800mで5月に順延開催。
  • 1973年 - 元地方大井所属のハイセイコーがJRA転厩馬として史上3頭目の優勝。
  • 1984年 - グレード制施行によりGIIに格付け。
  • 1988年 - 中山競馬場の改修工事により東京競馬場の芝1800mで施行。
  • 1990年 - 菅原泰夫が騎手として3人目の連覇。
  • 1991年 - 皐月賞の優先出走権取得条件が上位5頭から上位3頭の入賞馬に変更。
  • 1995年
    • 指定交流競走に指定され、地方馬は2頭まで出走可能となる。
    • 南井克巳が騎手として4人目の連覇。
  • 1998年 - 蛯名正義が騎手として5人目の連覇。
  • 2001年 - 馬齢表示の国際基準への変更に伴い、出走条件が「4歳牡馬・牝馬」から「3歳牡馬・牝馬」に変更。
  • 2002年 - 混合競走に指定。
  • 2003年 - 負担重量を「定重量」から「馬齢重量」に変更。
  • 2007年 - 国際セリ名簿基準委員会(ICSC)の勧告により、格付けをJpnIIに変更。
  • 2010年 - 国際競走に指定され、格付けをGIIに戻す。

[編集] 歴代優勝馬

回数 施行日 優勝馬 性齢 勝時計 優勝騎手 管理調教師
第1回 1952年3月10日 アサトモ 牡3 1:57 3/5 野平祐二 望月与一郎
第2回 1953年3月22日 チエリオ 牝3 1:54 1/5 阿部正太郎 田中和一郎
第3回 1954年3月21日 タカオー 牡3 1:53 1/5 高橋英夫 上村大治郎
第4回 1955年3月27日 ナンシーシヤイン 牡3 1:42 4/5 坂本栄三郎 鈴木勝太郎
第5回 1956年3月21日 キタノオー 牡3 1:41 2/5 勝尾竹男 久保田金造
第6回 1957年3月21日 ヒカルメイジ 牡3 1:37 3/5 蛯名武五郎 藤本冨良
第7回 1958年4月6日 ダイゴホマレ 牡3 1:45 2/5 伊藤竹男 久保田金造
第8回 1959年4月5日 メイタイ 牡3 1:47 1/5 八木沢勝美 尾形藤吉
第9回 1960年4月3日 コダマ 牡3 1:54.0 渡辺正人 武田文吾
第10回 1961年3月26日 ユキロウ 牡3 1:57.3 渡辺正人 松山吉三郎
第11回 1962年3月21日 カネツセーキ 牡3 1:53.1 伊藤竹男 久保田金造
第12回 1963年3月24日 メイズイ 牡3 1:53.5 森安重勝 尾形藤吉
第13回 1964年3月29日 シンザン 牡3 1:51.3 栗田勝 武田文吾
第14回 1965年3月28日 ダイコーター 牡3 1:50.9 栗田勝 柴田不二男
第15回 1966年4月3日 シヨウグン 牡3 1:54.4 中野渡清一 中村広
第16回 1967年3月26日 メジロフレーム 牡3 1:53.1 矢野一博 八木沢勝美
第17回 1968年4月28日 マーチス 牡3 1:53.1 保田隆芳 伊藤修司
第18回 1969年3月30日 ワイルドモア 牡3 1:56.7 森安重勝 尾形藤吉
第19回 1970年3月22日 タニノムーティエ 牡3 1:49.9 安田伊佐夫 島崎宏
第20回 1971年4月11日 メジロゲッコウ 牡3 1:52.1 郷原洋行 大久保末吉
第21回 1972年5月7日 タイテエム 牡3 1:50.3 須貝四郎 橋田俊三
第22回 1973年3月25日 ハイセイコー 牡3 1:51.0 増沢末夫 鈴木勝太郎
第23回 1974年3月24日 キタノカチドキ 牡3 1:52.1 武邦彦 服部正利
第24回 1975年3月23日 ロングホーク 牡3 1:51.8 柴田政人 松田由太郎
第25回 1976年3月28日 テンポイント 牡3 1:52.4 鹿戸明 小川佐助
第26回 1977年3月27日 ヨシノリュウジン 牡3 1:56.0 中島啓之 尾形藤吉
第27回 1978年3月26日 タケデン 牡3 1:51.3 岡部幸雄 元石孝昭
第28回 1979年3月25日 リキアイオー 牡3 1:49.9 星野信幸 伊藤竹男
第29回 1980年3月23日 サーペンプリンス 牡3 1:54.3 谷原義明 大久保末吉
第30回 1981年3月22日 サンエイソロン 牡3 1:53.7 小島太 古山良司
第31回 1982年3月28日 ハギノカムイオー 牡3 1:51.5 伊藤清章 伊藤修司
第32回 1983年3月27日 タケノヒエン 牡3 1:52.5 本田優 星川泉士
第33回 1984年3月25日 ビゼンニシキ 牡3 1:50.6 蛯沢誠治 成宮明光
第34回 1985年3月24日 ミホシンザン 牡3 1:49.5 柴田政人 田中朋次郎
第35回 1986年3月30日 サニーライト 牡3 1:50.3 大塚栄三郎 吉野勇
第36回 1987年3月29日 マティリアル 牡3 1:49.3 岡部幸雄 田中和夫
第37回 1988年3月27日 モガミナイン 牡3 1:49.7 安田富男 加藤修甫
第38回 1989年3月26日 ナルシスノワール 牡3 1:49.8 菅原泰夫 田之上勲
第39回 1990年3月25日 アズマイースト 牡3 1:48.9 菅原泰夫 仲住芳雄
第40回 1991年3月24日 シンホリスキー 牡3 1:50.3 武豊 岩元市三
第41回 1992年3月29日 ミホノブルボン 牡3 1:50.1 小島貞博 戸山為夫
第42回 1993年3月28日 マルチマックス 牡3 1:49.9 田中勝春 橋田満
第43回 1994年3月27日 ナリタブライアン 牡3 1:49.1 南井克巳 大久保正陽
第44回 1995年3月26日 ナリタキングオー 牡3 1:54.5 南井克巳 中尾謙太郎
第45回 1996年3月24日 バブルガムフェロー 牡3 1:50.1 岡部幸雄 藤沢和雄
第46回 1997年3月16日 ビッグサンデー 牡3 1:52.2 蛯名正義 中尾正
第47回 1998年3月22日 クリールサイクロン 牡3 1:49.8 蛯名正義 稲葉隆一
第48回 1999年3月21日 ワンダーファング 牡3 1:51.2 幸英明 領家政蔵
第49回 2000年3月19日 ダイタクリーヴァ 牡3 1:49.1 高橋亮 橋口弘次郎
第50回 2001年3月18日 アグネスゴールド 牡3 1:50.1 河内洋 長浜博之
第51回 2002年3月17日 タニノギムレット 牡3 1:46.9 四位洋文 松田国英
第52回 2003年3月23日 ネオユニヴァース 牡3 1:48.2 M.デムーロ 瀬戸口勉
第53回 2004年3月21日 ブラックタイド 牡3 1:48.3 横山典弘 池江泰郎
第54回 2005年3月20日 ダンスインザモア 牡3 1:47.3 蛯名正義 相沢郁
第55回 2006年3月19日 メイショウサムソン 牡3 1:48.9 石橋守 瀬戸口勉
第56回 2007年3月18日 フライングアップル 牡3 1:49.0 横山典弘 藤沢和雄
第57回 2008年3月23日 スマイルジャック 牡3 1:48.9 小牧太 小檜山悟
第58回 2009年3月22日 アンライバルド 牡3 1:50.8 岩田康誠 友道康夫

[編集] 本競走からの春のクラシック競走優勝馬

創設年から皐月賞の前哨戦(後に皐月賞トライアル)として施行されているが22頭が皐月賞を制覇し、更に東京優駿(日本ダービー)桜花賞優駿牝馬(オークス)NHKマイルカップのいずれかを10頭が制覇している。第13回優勝馬シンザン、第43回優勝馬ナリタブライアンは本競走からクラシック牡馬3冠を成し遂げた。

また、このレースと皐月賞を連勝した馬14頭のうち、(3冠馬2頭を含む)10頭がその後、東京優駿(日本ダービー)か菊花賞を制している。

回数 施行日 馬名 性齢 着順 優勝競走
第1回 1952年3月10日 スウヰイスー 牝3 5着 第12回桜花賞
第3回 1954年3月21日 ヤマイチ 牝3 5着 第14回桜花賞
第15回優駿牝馬
第6回 1957年3月21日 ヒカルメイジ 牡3 1着 第24回東京優駿
第7回 1958年4月6日 ダイゴホマレ 牡3 1着 第25回東京優駿
第8回 1959年4月5日 ウイルデイール 牡3 2着 第19回皐月賞
第9回 1960年4月3日 コダマ 牡3 1着 第20回皐月賞
第27回東京優駿
第12回 1963年3月24日 メイズイ 牡3 1着 第23回皐月賞
第30回東京優駿
第13回 1964年3月29日 シンザン 牡3 1着 第24回皐月賞
第31回東京優駿
第14回 1965年3月28日 キーストン 牡3 2着 第32回東京優駿
第15回 1966年4月3日 ニホンピロエース 牡3 4着 第26回皐月賞
第16回 1967年3月26日 リユウズキ 牡3 6着 第27回皐月賞
第17回 1968年4月28日 マーチス
タニノハローモア
牡3
牡3
1着
4着
第28回皐月賞
第35回東京優駿
第18回 1969年3月30日 ワイルドモア 牡3 1着 第29回皐月賞
第19回 1970年3月22日 タニノムーティエ 牡3 1着 第30回皐月賞
第37回東京優駿
第20回 1971年4月11日 ヒカルイマイ 牡3 4着 第31回皐月賞
第38回東京優駿
第22回 1973年3月25日 ハイセイコー 牡3 1着 第33回皐月賞
第23回 1974年3月24日 キタノカチドキ 牡3 1着 第34回皐月賞
第28回 1979年3月25日 カツラノハイセイコ
ビンゴガルー
牡3
牡3
2着
5着
第46回東京優駿
第39回皐月賞
第29回 1980年3月23日 ハワイアンイメージ 牡3 2着 第40回皐月賞
第31回 1982年3月28日 アズマハンター 牡3 3着 第42回皐月賞
第34回 1985年3月24日 ミホシンザン 牡3 1着 第45回皐月賞
第36回 1987年3月29日 メリーナイス 牡3 9着 第54回東京優駿
第38回 1989年3月26日 ドクタースパート 牡3 3着 第49回皐月賞
第41回 1992年3月29日 ミホノブルボン 牡3 1着 第52回皐月賞
第59回東京優駿
第43回 1994年3月27日 ナリタブライアン 牡3 1着 第54回皐月賞
第61回東京優駿
第51回 2002年3月17日 タニノギムレット 牡3 1着 第69回東京優駿
第52回 2003年3月23日 ネオユニヴァース 牡3 1着 第63回皐月賞
第70回東京優駿
第53回 2004年3月21日 ダイワメジャー 牡3 3着 第64回皐月賞
第55回 2006年3月19日 メイショウサムソン 牡3 1着 第66回皐月賞
第73回東京優駿
第58回 2009年3月22日 アンライバルド 牡3 1着 第69回皐月賞

[編集] 関連項目

最終更新 2009年11月18日 (水) 09:59 (日時は個人設定で未設定ならばUTC)。
【スプリングステークス】変更履歴

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