スムース・トランスファー・フォーカス
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スムース・トランスファー・フォーカス(Smooth Transfer Focus、略称:STF)は、一眼レフカメラ用の交換レンズの一種である。略称のSTFで呼ばれる事が多い。
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[編集] 概要
ピントの合っていない、アウトフォーカス部の「ボケ味」の写り方に重点を置いて設計されたレンズである。
ミノルタ(現在のコニカミノルタ)が、同社の一眼レフカメラ「α」シリーズ用の望遠レンズとして発売した。2006年、コニカミノルタはカメラ事業からの撤退を決定したため、以降はカメラ事業を譲渡されたソニーがαシリーズを引き継いで生産・販売している。
2009年8月時点で、スムース・トランスファー・フォーカスレンズは写真の「STF 135mmF2.8[T4.5]」のみである。
[編集] 特徴
通常のレンズと異なり、アウトフォーカス部の点光源のボケに絞りの輪郭が現れないようになっている。これは内部の特殊レンズ「アポタイゼーション光学エレメント」により実現されている。このアポタイゼーション光学エレメントは、外周部ほど光の透過率が低くなるような特殊コーティングを施して絞り羽根の輪郭を隠すようにしたもので、これによりボケの形が絞り羽根ではなくこのコーティングの形となるため、輪郭の無い自然なボケ味となる。なお、ピントを合わせた部分は通常のレンズ同様にシャープに写る。
しかし一種のNDフィルターであるアポタイゼーション光学エレメントにより光量を損失し暗くなる、そのために露光計算ではT値[1]を、被写界深度計算ではF値を使い分ける必要がある、フォーカスがマニュアル・フォーカスのみしか使用できないなど特殊構造ゆえの短所も多くある。また、原理上ある程度絞りを開けた状態で使用しないと効果が出ない。
[編集] 脚注
- ^ ここでは、アポタイゼーション光学エレメントにより損失する分の光量をF値に加算した値。
[編集] 関連項目
[編集] 参考リンク
最終更新 2009年10月23日 (金) 12:52 (日時は個人設定で未設定ならばUTC)。
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