ホンダ・カブ
ホンダ・カブの最新ニュースをまとめて検索!
|
||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
ホンダ・カブ(Cub)とは、本田技研工業が製造するオートバイの車名であり、シリーズ車種として数車種が生産されている。
目次 |
[編集] 概要
元々は1952年から1958年まで生産された自転車補助エンジンキットの愛称であったが、現在では1958年から生産開始したセミスクータ型のモペッドであるC100型以降のシリーズ名スーパーカブを略してカブと称することが多い。
スーパーカブの競合車種としてヤマハのメイト、スズキのバーディーなどが挙げられるが、カブはこれらのバイクを表す一般名詞のように使われることもある。
カブの車名は熊などの猛獣の子供を指す英語のCubに由来し、小排気量ながらパワフルなオートバイをアピールした命名となっている。耐久性と経済性に富み、登場から半世紀以上を経た今日でも改良を続けながら、日本を始めとした世界各国で生産が続いている。
発売を開始した年だけでも9万台売れたという大ヒット商品であったが、本田技研工業株式会社によればスーパーカブ・シリーズの生産台数は2008年4月末時点で累計6,000万台[1]に達し、輸送用機器の一シリーズとしては世界最多量産・販売台数を記録している。
20世紀後半のモータリゼーション史上、四輪自動車分野のT型フォードやフォルクスワーゲン・ビートルに匹敵する貢献を残した二輪車である。しかも発売開始後50年以上を経ても、多くの原設計を引き継ぎながら生産が継続されていることは特筆すべきものである。
[編集] カブ(1952年)
1952年から本田技研工業が生産した自転車補助モーター(小型エンジンキット)「F型」の愛称。
新興メーカーである本田技研が自転車補助モーターの分野に進出したのは1946年で、当初は旧日本陸軍の小型発電機用エンジンの流用からスタートしたが、その後自社開発エンジンに移行し、以後の通常型オートバイ分野への進出を助けた。
それら初期の通常型自転車補助モーターは自転車のペダル付近に搭載されるため、女性はオイルなどでスカートを汚しやすかった。この問題点を解決すると同時に、自転車補助モーターの販路拡大を狙って開発されたのが1952年の「カブF型」であった。
「カブF」キットは、在来型補助モーターと違って、エンジン搭載位置は後輪側面、その後の駆動系統も全て後輪回りで完結する構造で、乗り手にも自転車取り付け工事を行う業者にも扱いやすかった。純白の琺瑯処理タンクと「Cub」のロゴが入った赤いエンジンカバーから「白いタンクに赤いエンヂン」のキャッチコピーが付けられた。ダイキャストの多用で生産性も向上させている。
「カブF」の特異だった点は、販売店に外交員を飛び込み営業させる常道を取らず、日本全国の5万軒に及ぶ自転車店に取り扱いを勧める営業ダイレクトメール(DM)を送るという、当時としては画期的な拡販手段を用いたことである。
創業者・本田宗一郎の右腕である営業・経理部門トップの藤沢武夫が自ら勧誘文章を練り、社員・代筆業者・取引銀行の担当者までも総動員して宛名書きしたDMは、「1台の定価25,000円、卸価格19,000円。代金は前金で願いたい」という内容であった。「ホンダ」の知名度が低かった当時は詐欺とも誤解されかねなかったが、杞憂であった。早々に5000軒もの自転車店から反応を得ることができ、ほどなく注文が殺到したのである。
その後数年間、カブFはホンダの経営を支える重要製品になると同時に、既存自転車店を自社製品のディーラー網として開拓して行くきっかけともなった。
- 総排気量:49.9cc
- 最大出力:1ps/3,600rpm
[編集] スーパーカブ
2009年現在、日本で一般的に知られているオートバイの「カブ」とは、本田技研工業の「スーパーカブ」を指す。1958年のC100に始まるスーパーカブ・シリーズは、世界最多量産の二輪車(同時に世界最多量産の車両である)として知られる。
高性能と高い耐久性によって、それ以前に日本の市場に存在していた同クラスの小型オートバイのみならず、簡易な補助エンジン自転車と、上位クラスのスクーター(当時90cc-200cc級が主流)との双方を、一挙に圧倒する大成功を収めた。エンジンをオーバーヘッドバルブ(OHV)式からオーバーヘッドカムシャフト(OHC)式へ変更するなど、機構の改良は多岐にわたるが、基本設計は半世紀近く変えていないにも拘らず、2009年現在に至るまで販売実績を重ねている。
[編集] 基本構成
基本構成は、太いパイプとプレス鋼板で構築されたフレームに、耐久性に富み低燃費な自然空冷式単気筒OHC(初期はOHV)49cc4ストロークエンジンを水平に近い角度に搭載、独特の遠心式自動クラッチを組み合わせた3段式変速機と、フルカバードされたチェーンドライブで後輪を駆動するものである。なお現行モデルには110ccなど4段変速機の車両もあるが、いずれの変速機もロータリー式(初期は変則リターン式)の変速パターンを採用している。
自動クラッチとロータリー式変速機構を備えた構成は、本田技研工業社長であった本田宗一郎が出した「蕎麦屋の出前持ちが片手で運転できるようにせよ」という条件に応え、左手のクラッチレバーを廃した結果である。さらにはウインカースイッチも一般的なオートバイと異なり、スロットルグリップがある右手側に上下動作式のスイッチが装備され、つま先の掻き上げ操作に適さないぞうりなどの履物でも変速操作ができるよう、シフトペダルにはかかと用の踏み返しが付けられた。片手運転やぞうり履き運転をも想定しなければならない、という設計当時の世情のおおらかさの裏返しといえるが、結果として乗り易さに大きく寄与した。
自然空冷式の単気筒エンジンは、実用型エンジンながら8,000rpm以上の高回転を許容する設計で耐久性が高いだけでなく、経済性にも優れており、定期的なオイル交換のみで長期の使用に耐える。その排気量の割には大容量のマフラーを備えており、オートバイとしてはエンジン騒音が低くなっているのも長所である。エンジン出力は当初、最高4.3ps(≒3.16kW)で、1958年当時においては競合車種のほぼ2倍という突出した性能であった。その後はバルブの改良などで5.5ps(≒4.05kW)まで向上させたこともあったが、後年、環境対策等もあってデチューンが進められ、カタログスペック上の最高出力は低下している。2007年9月以降のモデルは排気ガス対策(低エミッション対策)のためPGM-FI(燃料噴射機構)を採用し、49ccで最高出力3.4ps(≒2.5kW)となっている。
車体には大型レッグシールドが装備されており、風防効果を上げている。レッグシールドの材質は射出成形プラスチック製で、発売当時は非常に画期的な技術だった。このレッグシールドは、専用のシュラウド(冷却用外覆)や強制空冷ファンを持たない自然空冷エンジンを両側から抱え込むような配置になっており、前方からの走行風を冷却のため誘導する役割をも担っている。
車輪は前後とも17インチ径を採用している。それまでのオートバイは主に18インチか16インチを採用しており、イレギュラーな規格ということで開発当時はタイヤメーカーから製造を断られたこともあったが、性能から割り出された車輪径は一時ビジネスバイクのデファクトスタンダードにまでなった(現在はライバル他車だけでなくカブも含め14インチを採用する車種が増えている)。
なおハンドレバーによるクラッチ操作を必要としないため、日本の自動車運転免許制度においては、50ccを超える排気量のモデルは自動二輪車のAT限定免許でも運転が可能である(50ccは原付が運転できる免許であれば全て可=小特免許以外の免許)。
[編集] 日本での市場
日本での主な使われ方としては、郵便配達や新聞配達、出前などの小口配送、電力会社や銀行などの集金・営業用途などのビジネスユースが挙げられる。また大径タイヤと頑丈な機構とで悪路にも強いことから、農村を中心とした地方の高齢者にも愛用者は多く、田舎に行くと鍬や鎌を荷台にくくりつけて田園地帯や山道を走るスーパーカブ乗りの老人を21世紀初頭の今なお見ることができる。
交番配備のパトロールバイク(いわゆる黒バイ)として長い間使用している地方の警察もあり、それらは透明ハンドル付きのウインドシールド(取り外して簡易盾に出来る)、書類を入れるスチールのボックスを装備している。かつては旧食糧庁(小豆色カブ)や旧電電公社(若竹色カブ)などでも使用されていた。珍しい例としては、種子島で高校生が通学に使うバイクとして指定されている。
[編集] 超低燃費車
スーパーカブは大変燃費が良い事でも知られており、かつてのカタログでは180km/Lを謳っていた(50カスタム系)。この数値は30km/h定地走行テスト値に拠るもので、2007年までのキャブレター最終型でも146km/Lを公称していたが、2007年以降の燃料噴射型は排気ガス対策を優先した設定のため110~116km/Lに悪化した。
もっともこれらの公称数値は燃費テスト用の条件を整えた場合の非現実的数値で、実際のカブ50の燃費は法定30km/hを守るゆっくりした操縦で60~90km/L、アクセルの全開や高速での走行などラフな使い方で45~60km/Lくらいである。それでもなお、世界中の内燃機関を動力とした市販車の中でもっとも燃費が良い乗り物であると言える[要出典]。
ホンダ主催の低燃費競争(通称・エコラン)においては、専用競技用車両の動力としてカブのエンジンを使用するクラスの他に、カブ50を使用するクラスもあるが、この競争でのカブ50の燃費は、おおよそ実燃費からカタログ数値以上の間の値が出ている。
[編集] 現在販売されている車種
- スーパーカブ50 - スタンダード・デラックス・カスタム仕様
- プレスカブ50 - スタンダード・デラックス仕様
- リトルカブ - スタンダード・セル仕様
- スーパーカブ110 - スタンダード・プロ仕様
デラックスはスタンダードと違い、メタリック塗装で左右にバックミラーが付く。またフロントキャリアと音の出るウインカーリレーも装備されている。
カスタム仕様はセルモーター・角型ヘッドライト・大型メーター、メーター部に燃料計装備(ほかのカブはシート下の給油口に装備されている)などの上級仕様(50ccモデルは4速トランスミッション)。カスタム仕様が追加されたのが1980年代(正確には1982年に発売)のため、オールド&ビンテージバイクの雰囲気を強く求める「カブフリーク」には人気薄である。かつてはこのカスタム仕様をベースにした赤一色の車体色が特徴的な特別仕様の「赤カブ」も販売されていた事もある。なお「赤カブ」仕様は1983年にバンダイから1/12スケールでプラキット化された事がある。
プレスカブは前照燈つき大容量前カゴ、大型リヤキャリヤ、強力サイドスタンド、強化型スイングアーム、重積載用に250ccクラスのリアブレーキなどを装備した新聞配達仕様。頻繁な発進停止に対応する3速ロータリー式トランスミッション(完全に停止しなくてもニュートラルに入る)装備。デラックス仕様はグリップヒーター等の豪華装備がついている。それ以前には、ニュースカブシリーズという視認性の良いブライトイエローの車体のカブが存在したが、その後PROが集配業務用として取って代わった。
リトルカブはホンダ・シャリィの販売中止に伴う女性ユーザーの取り込みを意識し、車体を低くすることによる扱い易さを優先して14インチ車輪を採用している。標準モデル(セルモーターなし・3速)とセルモーター付き仕様(4速)がある。排気量は50ccのみ。
2007年9月21日に自動車排出ガス規制強化に伴うマイナーチェンジが行われ、カスタムを含む50ccシリーズ全車に電子制御燃料噴射システム(PGM-FI)を採用し、キャタライザーをエキゾーストパイプ内に装着し、平成18年度排気ガス規制に適合させる。しかし最高出力が3.4ps(≒2.5kW)と従来のキャブレター仕様に比べ0.6ps(≒0.44kW)し、燃料消費量はスタンダード・デラックスで110.0km/L、カスタムで116.0km/Lと、マイナーチェンジ前と比べカタログ値の上では数値が大幅に悪化している。またエンジンのクランクケース部分はブラックレイアウト(黒色塗装)される。なおリトルカブは10月5日にマイナーチェンジされ、これに伴い共用車体に17インチホイールを装備させていたストリート仕様は生産終了となった。
なお90ccシリーズは2008年9月の自動車排出ガス規制強化に伴い生産終了となった。
|
||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
[編集] スーパーカブ110
90ccの生産終了後から後継車種の販売再開が熱望されていたが、90ccが日本国内のみの生産であったことと、海外で生産されているシリーズ車両(下記)が100-125cc中心であったことから、後継車種はスケールメリットの点から海外生産車両と仕様を共通化させる形で開発が行われた。
そして2009年6月19日にスーパーカブ 110が発売された。車体構成は海外車両のドリーム(通称・タイカブ)をベースにしたことから、国内仕様のカブとしては初となるパイプのみによるフレームとテレスコピックサスペンションを採用しており、外装はプラスチック部品を多用しながらもカブのイメージを最大限に残したデザインとなっている。
エンジンも海外車両のウェーブと部品を共通化させた電子制御燃料噴射システム(PGM-FI)搭載の109ccエンジンを採用し、出力は日本国内の規制に適合させながら最高出力を90ccより1.2ps(≒0.88kW)向上させた8.2ps(≒6.03kW)に設定し、クランクケースの塗装は銀色とした。またミッションも海外車両同様に2段クラッチの4段変速機を装備している。
その他にもマルチルフレクターヘッドライト・左側プッシュキャンセルウインカー・メインスイッチ一体型ハンドルロックなどがカブシリーズとして初めて装備されている。
なおエンジン及びパーツの6割は国産ではなく、海外シリーズ車種の生産中心地となっているタイホンダなどから輸入されており、全体的な車体の組み立ては熊本製作所で行われている。
10月16日にはバリエーションモデルとしてスーパーカブ 110プロが発売された。この車両は一人乗り専用設計で、大型のフロントバスケットとリアキャリアを搭載し、ヘッドライトとフロントウインカーを前面に移動させている。また通常モデルを14インチの前後ホイールや専用サスペンションに換装しているが、これは郵政仕様のMDシリーズ(下記)と同様の装備となっている。
[編集] かつて販売されていた車種
- スーパーカブ70 - デラックス・カスタム
- カブ100EX・スーパーカブ100(タイ・ホンダマニュファクチュアリング社製、逆輸入車)
- スーパーカブ50 - ストリート仕様
- スーパーカブ90 - デラックス・カスタム
- ニュースカブ90
(かつては55ccや65ccの車種も存在した)
[編集] MD50・MD90
1972年8月に当時の郵政省(現日本郵政株式会社)の規格で共同開発した郵便配達用のカブ。MDはメイル・デリバリー(郵便配達)の略称であるが、一般的には郵便カブまたは郵政カブと呼ばれる。車体色は「郵政レッド」という専用色である。
MD採用前に、C50、C90をベースにボトムリンク車をベースに大型特製フロント、リアキャリアを装備したものを郵政省向けに納入していた。その後C90とアメリカ向けCT90をベースにフロントテレスコピック式サスペンション、アップハンドル、前後輪17インチタイヤを装着し、フロントに特製キャリヤ、リヤに大型キャリヤを装備したMD90(K0)が生産された。
続いてMD90(K1)が生産され、アンダーボーン・プレスフレームを基本とし、フロントサスペンションをテレスコピック式、重量物の積載に対応している。ハンドルをアップハンドル、前後輪を小径の14インチに換装し、狭い路地での機動性を高めてある。
後に、原付免許所持者でも乗れるようMD50(K0)とそのボアアップ版MD70(K0)が生産され、名称も「スーパーカブ・デリバリー」となる。
1987年にCDI点火や12V電装システム、MFバッテリーを、1998年に排気ガス規制対策など改良を重ね、2007年にはエンジンにPGM-FIを搭載し現在に至る。
集配および貯金保険業務用営業かばんの装着用にフックが着いたフロントキャリア、多くの荷物を積むための大型化された後キャリアや、ハイマウントのヘッドライト・ウインカー、寒冷時に使用するグリップヒーター、寒冷地において始動性の向上の為のキャブヒーターなど実用装備に設計し直されている。
郵政主導での開発のため、一般向けの販売はされていないが、中古車が放出品として一般向けに売り出されることがある。郵政レッドの車体色のまま放出車に乗る事に法的規制は無いが、現在は日本郵政では内規によりそのままの車体色で払い下げることを禁止している。また所持しているユーザーにはなるべく車体色を換えて使用するよう依頼している。
なおホンダが2011年から業務用車両の後継として電動スクーターの販売を計画していることが報道されており[1]、大口顧客である日本郵政も電気バイク導入を検討しているが、法規制や耐久性などの実用面をクリアする必要があることから、今後もMDシリーズを存続させるのかが注目されている。
[編集] モデル履歴
A型('47.12-'52)━━━━━━━┓
C型('49.02-'52)━━━━┫
F型('52.05-'54)━┻━┓
┏ ━ ━ ━ ━ ━ ━ ━ ━ ━ ┛
┗━━━C100('58.08-'59)━━━C102('60.04-'65)━━━━━━━┓
┗━C105('61.08)━※ ┗━━C90('64.10)━※ ┃
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
┗━━C50/C50M('66.05-'68)━━C50/C50M, C70/C70M('69.01)━━┓
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
┗━━C50DX/C50DXM, C70DX/C70DXM, C90DX/C90DXM('71.01)━━━┓
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
┗━━C50STD/C50DX/C50DXM, C70STD/C70DX/C70DXM
C90STD/C90DX/C90DXM('76.04) ━━━━━━━━━━━━━┓
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
┗━━C50STD/C50DX/C50DXM, C70STD/C70DX/C70DXM('78.10)━━━┓
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
┗━━C50STD/C50DX/C50DXM, C70DX, C90DX/C90DXM('81.02)━━━┓
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
┗━━C50ST/C50STD・PRO/C50DX/C50SDX/C50SDXM, C70SDX
C90DX/C90SDX/C90SDXM('82.04)━━━━━━━━━━━━━┓
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
┗━━C50SDX/C50SDXM('83.02)━ C50STD/C50DX/C50P('83.03)━━┓
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
┗━━C50ST/C50DX/C50SDX/C50SDXM/C50ビジネス('83.10)━━━━┓
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
┗━━C50ST/C50DX/C50SDX/C50ビジネス, C70DX/C70SDX
C90DX/C90SDX('86.06)━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
┗━━A-C50('88.03) ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
┗━━A-C50ST/A-C50ビジネス/A-C50DX/A-C50SDX, C70DX/C70SDX
HA02DX/HA02SDX, A-C90ST/A-C90DX('91.10) ━━━━━━━┓
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
┗━━A-C50ST/A-C50ビジネス/A-C50DX/A-C50SDX
C70DX/C70SDX('96.12)━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
┗━A-C50ST/A-C50ビジネス/A-C50DX/A-C50SDX
C70DX/C70SDX, HA02DX/HA02SDX, A-C90ST/A-C90DX('98.12) ━┓
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
┗━C50ST('01.03)━━C50ST/C50DX/C50SDX/C50ストリート仕様
プレスカブ50ST/同50DX, HA02DX/HA02SDX('02.02) 現行機種
C105系
┏C100('58.08-'59)
┗━━C105('61.08-'63)━━━C65('64.12-'67)━━━ stub
C90系
┏C102('60.04-'65)
┗━━C90('64.10)━━━ stub
[編集] 姉妹車種
スーパーカブ形の横型単気筒エンジンを搭載している車種を挙げた。
[編集] 現在販売されている姉妹車種
[編集] 過去に販売された姉妹車種(2009年7月現在)
- ゴリラ
- マグナ50
- ベンリイ(Benly50S、CD50、CD90、CL50、CL90、SS50、CS65、CS90、ほか)
- シャリィ(CF50、CF70)
- ダックス(ST50、ST70、ST90)
- ハンターカブ(CT50、CT110)
- ポートカブ(C240)
- ジャズ
- ソロ
- ジョルカブ
- モトラ
- XL70
- ATC70
- スポーツカブ(C110S)
[編集] 海外での市場
耐久性・経済性において卓越した実用小型オートバイであることから、世界中への輸出および現地生産がなされてきた。
まず1959年にはアメリカ合衆国に輸出が開始され、「良識ある市民の実用的使用」をマーケティングイメージとした「YOU MEET THE NICEST PEOPLE ON A HONDA」というキャッチフレーズで軽便バイクとして人気を得ただけでなく、「バイクはアウトローの乗り物」という社会的イメージの強かったアメリカでのオートバイのイメージ向上にも貢献し、『HONDA』という企業のアメリカでの認知度と社会的評価を高めた。
このアメリカ市場での成功を受け、続いて1961年より台湾にて現地生産が開始された。この頃から海外のユーザーからも圧倒的な支持を受けて急速に普及する。スーパーカブは1960年代以降の東南アジアにおいて、この種のビジネスバイクを普及させる端緒ともなった存在で、扱いやすさや経済性のみならず、メーカーの想定範囲や先進国の安全常識では到底考えられない異常な酷使・過積載(「100kg 単位」での重貨物搭載や、子供まで含めての3人乗り、4人乗りといった曲乗り状態も珍しくない)にも耐えてしまう高い信頼性によって、オートバイを生活の道具として重要視する発展途上国の大衆ユーザーたちから強い支持を得ている。
なお国内外に類似デザイン・類似設計の後発競合車種(ヤマハのメイト、スズキのバーディーなど)が多数存在するが、知名度の点でも圧倒的に優る。一時期、ベトナムではバイクは全て(一般名詞として)「ホンダ」と呼ばれており、「ヤマハのホンダ……」といった使われ方がされていた。
20世紀末期以降の日本国外における海外市場では、現地生産車を含めたカブシリーズの中心は実用性向上や運転免許制度などの理由から派生車種であるドリームやウェーブなどの100-125ccクラスへ移行しており、日本の中心である50ccは海外では極めて少数で、90ccは日本のみの生産となっていた[2]。またアメリカ向け輸出は終了しており、2008年時点でも対米正規輸出は行われていない。
[編集] 海外車種
- CT110 - オーストラリアでは現在も販売されている。通称「ハンターカブ」。
- ドリーム - タイを中心に海外生産された車種。通称「タイカブ」。
- ウェーブ - 上記ドリームの派生車両。いわゆる「スクーター」のデザイン。
[編集] 日本での競合車種
日本の郵便物の集配達等を担ってきた郵政省、郵政公社、日本郵政グループでは、ホンダ・カブと並び下記車種(いわゆる郵政バイク)を調達していた。
[編集] コンセプトモデル
[編集] その他
- 1960年(昭和35年)- 毎日産業デザイン賞を受賞。
- 1961年(昭和36年)- イギリスのモード賞を受賞。
- 2007年(平成19年)- 日本機械学会の『機械遺産』に認定。(カブF型エンジン)
- 2008年(平成20年)- グッドデザイン賞のロングライフデザイン賞とライフスケープデザイン賞を受賞。
- 2009年(平成21年)- 発売50年を記念し、著名人がカラーリングなどをデザインしたカブの展示を開催[3]。
[編集] 参考文献
[編集] 脚注ヘルプ
- ^ http://www.honda.co.jp/news/2008/c080521b.html (この数値にはハンターカブ・ドリーム・ウェーブなどの海外シリーズ車両も含まれている)
- ^ http://world.honda.com/news/2002/2021217.html (2002年12月現在の生産国および生産車種の一覧)
- ^ 『東京新聞』2009年(平成21年)6月26日(金) 12版 経済 8面、より。
[編集] 関連項目
- モペッド
- スーパーカブ (映画)
- 水曜どうでしょう - 「原付東日本縦断ラリー」「原付西日本制覇」の企画内で登場、それぞれ東京~札幌を4日間で、京都~指宿温泉をのべ6日間で走破している。またその後ベトナムで「ハノイ→ホーチミン 原付ベトナム縦断1800キロ」という企画も放送されたがこちらはスーパーカブではなくドリームIIが使われた。
- ザ・ビーチ・ボーイズ - 「Little Honda」というスーパーカブを題材とした曲を制作している。
[編集] 外部リンク
- スーパーカブ50
- スーパーカブ90
- スーパーカブ110
- スーパーカブ系・系図
- タイカブ系・系図
- タイホンダ/製品(タイ語) - タイではスーパーカブ系の派生車種が生産されている。
- Hondaエコノパワー燃費競技会全国大会 公式HP - カブ50およびエンジンが使用されている。
- 社団法人自動車技術会・ホンダカブF型
- 社団法人自動車技術会・ホンダスーパーカブC100
- 社団法人日本機械学会・機械遺産(カブF型)
- Honda社史・50年史 限りない夢、あふれる情熱
- LOVE CUB 50 プロジェクト
|
|||||||||||||||||||||||||||||||||||
最終更新 2009年11月23日 (月) 06:59 (日時は個人設定で未設定ならばUTC)。
【ホンダ・カブ】変更履歴










