スーパーモナコGP
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| ジャンル | レースゲーム |
|---|---|
| 対応機種 | アーケード メガドライブ[MD] ゲームギア[GG] |
| 開発元 | セガ |
| 発売元 | セガ |
| 人数 | 1人 (2シート筐体は通信プレイ可) |
| メディア | [MD][GG]:ロムカセット |
| 発売日 | [AC]:1989年 [MD]:1990年8月9日 [GG]:1990年10月6日 |
| 価格 | [MD]:6,000円(税抜) [GG]:3,500円(税抜) |
スーパーモナコGPは、セガのF1をモチーフにしたレーシングゲーム。1989年にアーケード版が発売され、1990年にはメガドライブ、ゲームギアに移植された。1979年に同社がリリースした見下ろし形レースゲーム『モナコGP』と同じモチーフではあるが内容はまったくの別物である。
題名の通り実在のモナコグランプリが題材になっているが、元のモンテカルロ市街地コースとはほとんど別物のオリジナルコース(鈴鹿サーキットの中間部分を省略してつなぎ合わせたようなレイアウト)である。
目次 |
[編集] 作品解説
メガドライブ版ではアーケードからの移植内容となる「SUPER MONACO GP」モードと、オリジナル要素となる「WORLD CHAMPIONSHIP」モード、「FREE PRACTICE」モードが追加されている。
「WORLD CHAMPIONSHIP」モードでは世界各国全16戦を戦い、ワールドチャンピオンを目指すという内容となっている。当時のF1をモチーフにしており、実在のチーム名、ドライバー名は使われていないが、当時のチームやドライバーを髣髴とさせるネーミングが付けられており、1レース後に見ることができるパスワードを使えば、そのレース後の状況から続けることができる。
ドライバー1名のチームが全16チームで構成され、強豪チームから順に4チーム毎にA,B,C,Dにランク分けされている。プレイヤーはCランク3番目の「MINARAE」のドライバーとしてレースに参戦し、世界各地で年間16戦を戦っていく。特に後記にあるライバルチームに移籍することができるという内容は、当時のレーシングゲームの中では画期的な内容である。ちなみに年間優勝を決めると次年度はトップチーム「MADONNA」のドライバーとなる。
年間優勝した翌年にはドライバー「CEARA」が登場する。開幕戦から2戦はこのドライバーには絶対勝利できないように設定(開幕戦では4速MTを選択するとCEARAに勝利する事は可能)されており、開幕戦から2連敗してチームを負われ、再び下位チームに落とされることになる。この状態から這い上がり、ポイントを重ね、年間優勝を決めるとエンディングとなる。
アーケード版ではバタフライシフトを採用。可動筐体や通信対戦可能な2シートや4シート筐体も存在した。
[編集] システム
ゲームのシステムは、次のとおり。
[編集] アーケード版(メガドライブ版では「SUPER MONACO GP」モード)
- コインを投入し、CLASS B(オートマチック)、CLASS A(4速MT)、SUPER A CLASS(7速MT)の中からマシンを選択する。
- 予選レースではショートコースを1周走行し完走タイムにより順位が決まる。制限時間内に完走しなければゲーム設定により16位(最下位)スタートかゲームオーバーになる。
- 決勝レースはポジションリミット制を採用。チェックポイントを通過するごとに順位の制限が引き上げられ、その順位を下回った瞬間にリタイアになりゲームオーバーになってしまう(制限順位ぎりぎりの状態でチェックポイントを通過しても制限順位はそのままだが、その状態で順位を上げるとその時点で制限順位が引き上げられる)。レース中にクラッシュした場合は、その場でゲームオーバーとなる。
- 3位以内で完走すると、ウェットレースに参加することが出来る。このレースも完走するとゲームクリアになる。
- ゲーム終了時にドライバーズポイントがランキング9位以内に入ればネームエントリーが出来る。
[編集] メガドライブ版の特徴
- ゲーム開始時にトランスミッションはATかセミATかを選択できるが、ATではマシンの戦闘力が極端に落ちる。
- 他車や構築物などに接触し一定のダメージを受けると、最高速度が極端に低下する。このとき「WORLD CHAMPIONSHIP」モードではピットインの指示が出るので、ピットインしてダメージを回復できる。ピットインの指示に従わず、走り続けてもかまわない。
- ゴール地点で旗を振っているコースマーシャルを撥ねると、ポイントがリセットされ、さらにその後のポイントも0になってしまう。
どのゲームモードでもクラッシュなど非常に大きな接触ダメージを受けると、マシンが破損しその場でリタイヤとなる。
[編集] 移籍
他のチームのドライバーに挑戦してそのドライバーに2回続けて勝利すると、そのチームにから移籍のオファーが寄せられる(ただし2年目にMADONNAに移籍することは不可能)。拒否することもできるが、プレイヤーより上位のチームのドライバーに勝利した場合、上位のチームのマシンのほうが戦闘力が高いので移籍するのが普通である。もちろん下位チームにワザと勝負を挑んで移籍することも可能。また、下位チームのドライバーが挑戦してくる場合があり、2回続けて負けると現チームから追い出され下位チームに移籍させられてしまい、プレイヤーの貰い手の無い場合にはゲームオーバーとなってしまう。追い出されたチームにはレースに優勝するまで移籍はできない。1年目にMADONNAに移籍した場合は、前にMADONNAに在籍していたドライバーから挑戦されるが、そのドライバーのポイントラインキングが他のドライバーに抜かれると、抜いたドライバーが挑戦してくることになる。
なお、上位のチームに行くほどマシンの戦闘力が高くなり、レースが有利に運べる。
- マシンの最高速度が上がる。
- 他車や構築物などと接触したときに受けるダメージが少なくなる(各パーツの耐久力が高くなるため)。
- チームスタッフやキャンギャルの数が増え、ピットストップの際のタイムロスが少なくなる。
[編集] その他
- ウェットレースではコーナリングで若干マシンが滑りやすくなる
- デモ画面で水着姿のキャンギャルの画像が映し出されるが、当時のゲームユーザーには十分刺激の強いものであった。なおこの画像は、当時の男性向け写真誌のピンナップからのスキャンで、ゲーム専門誌でも指摘されていた。
- 登場するチーム名は「MADONNA」(マクラーレン)、「FIRENZE」(フェラーリ)、「MINARAE」(ミナルディ)など、当時活躍していた実際のチーム名をもじって付けられている。
- プレーヤーの技量が向上すると、下位Dランクチームのマシンでトップチームに挑んでも勝つことができる。
- アーケード版初期バージョンのタイトル画面にはマルボロロゴがほとんど無修正状態で表示されていたが、フィリップモリスに商標侵害訴訟を起こされる。後のバージョンではゲーム画面中に出てくるほかの企業をもじった看板も含め画像処理や看板変更が施された。ただし未処理のものもある。
- アーケード版ではコース脇に建つ建物やパドック、看板などが細かく表現され、華やかな町並みを作っている。また敵車もそれぞれカラーリング分けされているが、メガドライブ版ではハードウェア上の限界から、それらの町並みは再現できず、カラーリングもライバルカーのみ分けられている。
- 日本国外ではAmiga、Atari ST、コモドール64、マスターシステム、ZX Spectrum向けにもリリースされた。マスターシステムはセガから、それ以外はU.S. Gold社から発売されていた。
[編集] 続編
1992年にアイルトン・セナとタイアップした『アイルトン・セナ スーパーモナコGP II』が発売されている。
[編集] 外部リンク
- The Killer List of Videogames> - Super Monaco GP - アーケード版の解説(英語)
- Super Monaco GP - MobyGames - 移植版の解説(英語)
- Chronology of Action - フィリップモリスが起こした著作権侵害訴訟に関するドキュメント(英語)
- ITmedia +D Games:2年目に衝撃の展開が! 「スーパーモナコGP」 - ITmedia +D Gamesの「ゲイムマンの「レトロゲームが大好きだ」」コーナーの記事(日本語)
最終更新 2008年11月17日 (月) 10:32 (日時は個人設定で未設定ならばUTC)。
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