ズンドコベロンチョ
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ズンドコベロンチョは、1991年4月18日にテレビドラマ『世にも奇妙な物語』内で放送されたストーリー。第94作目。同回の作品に『愛車物語』『ライバル』がある。
いくつかの書籍には「ストーリーテラーであるタモリが最も好きな作品」と書かれている。
脚本は北川悦吏子。過去にも番組の脚本をいくつか担当していたが、この作品をきっかけに注目されるようになる。
当時、放送終了後に「ズンドコベロンチョ」に関する問い合わせがフジテレビに殺到した(北川本人によると約650件)。また、インパクトのあるその語感から風俗店やバンド、アダルトビデオの名前等にも使われた事がある。
その後、「行列」「ガード下の出来事」「先生のあんなこと」などの派生作品も製作されていった。
三谷幸喜脚本のドラマにおける「赤い洗面器の男」の話や富士ゼロックスの「Apeos」のCMに似た手法が取られている。
注意:以降の記述で物語・作品・登場人物に関する核心部分が明かされています。
目次 |
[編集] 内容
主人公は、優秀なエリートサラリーマンの三上(草刈正雄)。主に仕事の場を中心に自分の知識の広さ・深さを披露し、日々、難解な言葉を頻繁に駆使・活用して周りから畏怖・尊敬されていた。ある日、身の回りで「ズンドコベロンチョ」なる言葉を耳にする。その語呂の奇妙さに興味を持った彼は、それが一体どういうものなのか軽い気持ちで調べようとするが、なかなかその意味を知る事が出来ない。
気が付くと、「ズンドコベロンチョ」は流行の中心となっていて、常に周囲の会話の中に「ズンドコベロンチョが…」「やっぱズンベロだよ…」と出てくる程。主人公は度々その会話に聞き耳を立てるものの、その内容を得るには至らない。当然主人公も周囲の人間に話を振られるが、今更聞くに聞けない状況になってしまい、適当に相槌を打つしかない。
周囲や家族のズンドコベロンチョに関する会話の内容に共通性が無く、主人公をますます混乱させる。また、度々核心に迫るチャンスがありながら、それを逃し続ける。
どう画策してもその言葉の意味を知ることが出来ず、半ば錯乱状態になってしまう。そんな主人公を尻目に、ついに会社でも「ズンドコベロンチョ・プロジェクト」が発動。しかも自分がその責任者に大抜擢されてしまう。進退窮まった主人公は、ついに半泣きで皆に「教えて…、ズンドコベロンチョって、何?」と尋ねる。そんな彼に、周囲は驚愕と失望の声を一斉に上げるのだった。
[編集] スタッフ
- 脚本:北川悦吏子
- 演出:金澤克次
- 製作:日活
[編集] キャスト
[編集] こぼれ話
作者の北川悦吏子によると、知り合いのサラリーマンと懐石料理を食べている最中に「友人から電話が来ても結婚の話ばかりだ」と言い、「もし結婚と言う言葉が解らなかったらどうなるだろう。自分の知らない言葉が在るってのは怖い」と続けた。ならその解らない言葉は何がいいだろうと言うとそのサラリーマンは「ズンドコベロンチョはどうだろ」と言った事からこの作品が誕生した。
その後、会議でシナリオを出したところプロデューサーが即、映像化を決定し放送されることとなった。この番組で会議の際に即映像化が決定される作品は珍しい。 北川は書いたらすぐ忘れていくため一度目に書いた脚本のデータを消してしまい二度目の脚本が使われている。
なお、「ズンドコベロンチョ」の意味は未だに不明である。太田出版発行の「世にも奇妙な物語7」に収録されているノベライズでは都市伝説の牛の首の様に誰もが皆知ったふりをしているだけで存在しない物と言う事になっているが、この作品はノベライズを担当した作家による独自の展開であり、ズンドコベロンチョの意味も本来とは異なる可能性がある。
[編集] ノベライズ
- 世にも奇妙な物語7(1991年7月23日発売 太田出版)
- 最初のノベライズ。展開の一部が小説オリジナルになっている。
- 世にも奇妙な物語III(1993年11月29日発売 太田出版)
- 「世にも奇妙な物語7」の文庫版。
- 世にも奇妙な物語 北川悦吏子の特別編(2003年3月11日発売 角川書店)
- 北川悦吏子の作品を集めたノベライズ。この本に収録されている物が一番オリジナルに忠実。
[編集] 関連項目
最終更新 2009年11月8日 (日) 16:04 (日時は個人設定で未設定ならばUTC)。
【ズンドコベロンチョ】変更履歴


