セイバーマリオネット

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セイバーマリオネット
ジャンル ラブコメアクション
OVA:SMガールズ セイバーマリオネットR
原作 あかほりさとるねぎしひろし
監督 ますなりこうじ
キャラクターデザイン 岩田幸大
メカニックデザイン 岸田隆宏
アニメーション制作 アニメイトフィルム・ゼロ・ジー・ルーム
製作 バンダイビジュアルムービック
発表期間 1995年 - 1996年
話数 全3話
ラジオ(CD)ドラマ:SMガールズ セイバーマリオネットR
原作 あかほりさとる、ねぎしひろし
脚本 川崎ヒロユキ、あかほりさとる
放送局 文化放送
番組 のわぁんちゃってSAY YOU!
発売元 キングレコード
販売元 キングレコード
レーベル スターチャイルド
発表期間 1995年 - 1995年
販売価格 1980円
話数 全12話+おまけ6編
枚数 CD3枚
小説: SMガールズ セイバーマリオネットJ
著者 あかほりさとる
イラスト ことぶきつかさ
出版社 富士見書房
掲載誌 月刊ドラゴンマガジン
レーベル 富士見ファンタジア文庫
発表期間 1994年 - 1999年 - 以下続刊
巻数 全12巻
漫画:セイバー・マリオネットJ
原作・原案など あかほりさとる
作画 琴義弓介
出版社 角川書店
巻数 全5巻
アニメ:セイバーマリオネットJ
監督 下田正美
シリーズ構成 関島眞頼
キャラクターデザイン 島村秀一
アニメーション制作 JUNIO
製作 テレビ東京
放送局 テレビ東京
放送期間 1996年10月1日 - 1997年3月25日
話数 全25話
OVA:またまたセイバーマリオネットJ
監督 下田正美
シリーズ構成 関島眞頼
キャラクターデザイン 島村秀一
アニメーション制作 ハルフィルムメーカー
発表期間 1997年11月 - 1998年6月
話数 全6話
アニメ:セイバーマリオネットJ to X
監督 下田正美
シリーズ構成 関島眞頼
キャラクターデザイン 島村秀一
アニメーション制作 ハルフィルムメーカー
製作 テレビ東京、創通映像
放送局 テレビ東京
放送期間 1998年10月6日 - 1999年3月30日
話数 全25話+未放送1話
テンプレート使用方法 ノート

セイバーマリオネットあかほりさとるねぎしひろし原作の戦闘能力を持った女性型アンドロイドセイバーマリオネット」を描いたアニメならびに小説のシリーズである。

目次

[編集] 概説

『SMガールズ セイバーマリオネットR』(ラジオドラマおよびOVA作品)『SMガールズ セイバーマリオネットJ』(小説作品)『SMガールズ セイバーマリオネットZ』(漫画作品)があり、ラジオドラマOVA(RおよびJ)テレビアニメ(J)化された。

あかほりさとるによると本作は手塚治虫の『火の鳥 復活編』とマンガ版『人造人間キカイダー』を下地にしている[1]

あかほり・ねぎし両名がメインで関わった作品の中でも『NG騎士ラムネ&40(第1作)』『KO世紀ビースト三獣士(第2作)』『VS騎士ラムネ&40炎(第4作/最終シリーズ)』と並べ「2文字アルファベットシリーズ」の第3作として、その一角を成す。

また『セイバーマリオネットR』『セイバーマリオネットJ』共に、演じる主人公・敵役を全く同じ声優が務めている。

番外編としてあかほりの手による『私立大江戸学園興亡記』が存在する。


注意以降の記述で物語・作品・登場人物に関する核心部分が明かされています。


[編集] セイバーマリオネットシリーズの時間変遷

[編集] テラツー暦元年

22世紀末、人口増加に苦しむ地球から新たな天地を求めて外宇宙に乗り出した宇宙船団の船の一つ恒星移民船「メソポタミア号」が惑星テラツーに不時着し、生き残ったのは徳川家安、ゲルハルト・フォン・ファウスト、アレクサンドル・キーシン、ジョイ・ヒューリック、王庸平、ヴィレイ・メディチの6人で、女性がいないために彼らの細胞からクローン技術で子孫を作り、都市国家を建設した。

惑星テラツーの都市国家は日本の江戸時代をモデルにした「ジャポネス」、ナチス・ドイツをモデルにした「ゲルマニア」(アニメではガルトラント)、ロシアをモデルにした「ペテルブルグ」、アメリカをモデルにした「ニューテキサス」、中国をモデルにした「西安」、イタリアをモデルにした「ロマーナ」の6ヵ国が存在する。

[編集] テラツー暦300年

『SMガールズ セイバーマリオネットJ』に当たる。

  • テラツー史上のトピック
    • ゲルマニア(ガルトラント)による世界大戦(第一次テラツー戦役)。
    • ジャポネス(ミス・ローレライならびに間宮小樽)による女性復活。
    • メソポタミア号暴走によるテラツー破壊(アニメ版のみ)。
    • 八万年に一度のテラツー地下層プラズマ大暴走(アニメ版のみ)。
    • 西安騒動(アニメ版『セイバーマリオネットJtoX』のみ)。

[編集] テラツー暦500年

『SMガールズ セイバーマリオネットR』と『セイバーマリオネットi 〜ネオジェネ〜』に当たる。

  • テラツー史上のトピック
    • 女性復活200年祭。
    • ロマーナにおける純クローン種によるクーデター騒動。
    • ロマーナ王族による「純クローン培養とクローン種王位継承」の最終放棄。
    • マリオネットによる『人間同権』を求めた反乱(第二次テラツー戦役)。
    • マリオネット基本法成立(テラツー暦557年)。

[編集] テラツー暦600年

『私立大江戸学園興亡記』に当たる。ただし『大江戸学園』はテラツー暦599年からのスタート。

[編集] テラツー暦800年

『SMガールズ セイバーマリオネットZ』に当たる。

  • テラツー史上のトピック
    • 暴走マリオネットによる人襲事件の増加。

[編集] SMガールズ セイバーマリオネットR

最初にメディアに登場したセイバーマリオネットシリーズ。OVAは1995年製作。

[編集] あらすじ

惑星テラツーに存在する6つの文化都市の一つ・ロマーナ国を舞台にしたアクションストーリー。

この世界では『セイバーマリオネットJ』にて起こった一連のストーリーイベントを「女性復活」と称し歴史上最大の快挙と語り継がれており、それに関わった3台のセイバーマリオネットとそのマスターである間宮小樽(『セイバーマリオネットJ』の主人公)は独裁者ファウストのテラツー支配を阻み女性復活を成した最大の英雄として語り継がれている。

[編集] 登場人物

ライム
- 林原めぐみ
ジュニアの従者。フェイスシリーズ・マリオネットの最終ナンバー。「女性復活」における英雄マリオネットの「ライム」よりその名を冠された。生まれたばかりのために誰よりも純粋かつ素直で、ジュニアを親のように慕う。
チェリー
声 - 白鳥由里
ジュニアの従者。英雄マリオネットの「チェリー」よりその名を冠された。ジュニアを「仕える相手」として、また「異性」として慕い、恋人として心も体も結ばれることを夢見る。時折、暴走気味の大妄想を披露する。
ブラッドベリー
声 - 平松晶子
ヴィレイの従者であり、ジュニアの教育係。英雄マリオネットの「ブラッドベリー」よりその名を冠された。生真面目で使命に対して一本気。ジュニアに対しては母親のように愛情深く、チェリーとライムに対しては姉の如く接する。物語初盤でヴィレイを守りきれなかった事が、彼女の心に小さなしこりとなっている。
ヴィレイ・ジュニア
声 - 今井由香
ロマーナ国執政官(国王)ヴィレイの息子。普段はジュニアと呼ばれる。その名が彼にまつわる出生の秘密そのものの正体を示しており、実は彼はその名の通り“ヴィレイの子供”として生を受けた。即ち、先代ヴィレイとその恋人の自然生殖によって生まれた子どもであり、クローンではない。
キャニー
声 - 水谷優子
フェイスのしもべ「セクサドールズ」の司令塔。白い服を着ている女性。静かにして知的。
エッジ
声 - 高乃麗
フェイスのしもべ「セクサドールズ」の切り込み。全身凶器の刃物女。最初に登場し、ライムを圧倒する。
ブリッド
声 - 井上喜久子
フェイスのしもべ「セクサドールズ」の鉄砲玉。
ヴィレイ
声 - 銀河万丈
ロマーナ国執政官。初代ヴィレイのクローン体。ロマーナは代々、初代の死体から採取される体細胞クローンによって執政が行われていた。
スター・フェイス
声 - 緑川光
ジュニアの兄とされる男。その理知ゆえの無情性からヴィレイにより危険視され、星を模る仮面をかぶせられ、ロマーナ城の塔に幽閉されていた。太古の記録の断片より「ローレライ・システム」の最終成果である「乙女回路」を創り上げた天才科学者。これをもってエッジ、キャニー、ブリッド、ブラッドベリー、チェリー、ライムの6体のマリオネットを創り上げる。その正体は次代のヴィレイとして培養された、初代ヴィレイの最後の体細胞クローンである。
おじじ
声 - 緒方賢一
地下層に逃れたジュニアたちを匿い、彼らに「生きる」事や平民としての暮らし、大地に足をつける意味を教えた。
アダリィ
声 - 宮村優子
おじじと共に生きるマリオネット。おじじの子どもの頃から、彼の世話をしている。

[編集] OVA

[編集] スタッフ

[編集] 主題歌

  • エンディング(1話・2話)「抱きしめて Lovin' you」
    • 作詞:山本成美/作曲・編曲:大森俊之/歌:林原めぐみ、白鳥由里、平松晶子/音楽製作:スターチャイルド/音楽ディレクター:浅野幸治
  • エンディング(3話)「そばにいるよ 〜優しきエピローグ〜」
    • 作詞:山本成美/作曲・編曲:大森俊之/歌:林原めぐみ、白鳥由里、平松晶子/音楽製作:スターチャイルド/音楽ディレクター:浅野幸治

*オープニングはない

[編集] 小説

富士見ファンタジア文庫よりノベライズ版が2冊出版されている。執筆者は長谷川勝己

  • SMガールズ セイバーマリオネットR
  • SMガールズ セイバーマリオネットR-2 結婚前夜

[編集] SMガールズ セイバーマリオネットJ

[編集] 世界設定

セイバーマリオネットシリーズでは最もヒットした作品である。

メソポタミア号不時着から300年。男性のみの閉塞した世界は、目には見えぬが徐々に衰退の道をたどり始めていた。クローニング技術の限界による出生率の低下、男性社会による力支配による社会の先鋭化。6つの都市国家の元首たちはそれを感じていながら、誰も打開策を得ることができずにいた。

その中でゲルマニア(ガルトラント)総統・ファウストはその打開策を「優秀な人間のクローンによる他のクローンの支配」と位置づけ、テラツー征服の野望を燃やし始めた。

そんな世界情勢の中、ジャポネスの少年・間宮小樽は子供の頃に訪れた事のある“ジャポネス歴史資料館”にて偶然、隠し廊下に迷い込み地下室へとたどり着く。そこで彼が見たものは、一体の女性型アンドロイド“マリオネット”だった。

自らを「ライム」と名乗るそのマリオネットのマスターとなった小樽は、普通のマリオネットとは全く違うライムの“感情がある”行動に翻弄される。

そんな日々の中、小樽は偶然にもある人物に出会う。それはジャポネス将軍・徳川家安だった。家安はライムが来るべき“女性復活”のために造られた“道標”であることを明かし、ライムと同様に造られた“標”たるチェリーとブラッドベリーと共にその運命を小樽に託す。

そしてファウストと家安、2人の「女性復活」と「テラツーの未来」を賭けた戦いに小樽は巻き込まれていくこととなる。

[編集] 登場人物

原作とアニメと漫画版設定が異なる。なお、身長などはマリオネットのみ掲載。

間宮小樽
声:今井由香
ジャポネスに住む少年。ライム・チェリー・ブラッドベリーを目覚めさせマスター(主人)となる。正義感が強く、怒ると江戸っ子口調になる。ガルトラントでは、多く活躍したためジャポネスからは英雄として称えられている。十手のような武器を所持している。ライム・チェリー・ブラッドベリーの事を本当の家族のように大切にしている。彼の顔つきは若い頃の初代徳川家安と瓜二つであるが、遺伝的に繋がりがあるのか、真相は不明。
名の由来はあかほりが『うる星やつら』の諸星あたるが好きなのであたるから「おたる」にし次に日本風に「小樽」にした。そして姓は小樽が北海道の都市なので間宮林蔵から取った[2]
ライム
声:林原めぐみ
小樽が目覚めさせた最初のセイバーマリオネット。乙女回路を持つ。廃棄されたジャポネス資料館の地下に眠っていた。外見年齢は中学1年生程度で精神は幼いが、反面、戦闘能力は高い。無邪気・純粋という言葉が似合い、あかほりは「ある意味、無邪気すぎて罪つくり」と述べている[2]。一人称は「ボク」。精神が幼いせいか、目覚めてすぐ「小樽大好き」と言い、彼と共にいる事がライムにとっては当たり前になっていて、小樽を虐める相手には問答無用に鉄拳または蹴りをくらわせる。特に、本気で怒ったライムは小樽でも止められない。
形式番号JSM-01R 身長155cm 体重45kg スリーサイズB83 W55 H85 作戦行動半径:制限なし センサー有効半径:最大90Km 出力6800hp
チェリー
声:白鳥由里
小樽が目覚めさせた2体目のセイバーマリオネット。乙女回路を持つ。ジャポネス城の使用禁止トイレの中に眠っていた。知恵と家事に優れる。ライム・ブラッドベリーら3人の中では最もおしとやかで家庭的であるが、小樽との恋愛を夢見る余りしばしば常軌を逸した妄想モードに突入してしまうのが玉に瑕である[2]。小樽の周りをうろつく花形には、よくフライパンで叩き飛ばしている。
形式番号JSM-02T 身長150cm 体重43kg スリーサイズB80 W50 H80 作戦行動半径:制限なし センサー有効半径:地表全土 出力6500hp
ブラッドベリー
声:平松晶子
小樽が目覚めさせた3体目のセイバーマリオネット。乙女回路を持つ。ジャポネス城の広場にある銅像の中にいて、謁見の間にある巨大銅像の裏にある解除スイッチを小樽が押した事で目を覚ました。パワーに優れ、3人の中では長女的存在の姉御肌の性格である。喧嘩っ早くて大雑把だが、実は繊細な一面もある。ナイスバディを活かしたお色気攻撃で小樽に迫る[2]
形式番号JSM-03B 身長165cm 体重50kg スリーサイズB95 W60 H88 作戦行動半径制限なし センサー有効半径:最大地表全土 出力7000hp
花形美剣(はながた みつるぎ)
声:子安武人
上州屋の跡取りの少年。言動が常にあさっての方向を向いており周囲から突っ込まれる事多数。小樽を愛する(なお、同性愛は男性しかいない惑星テラツーでは当たり前の行為とされる)。アニメでは幾分か常識人になっていて、第1話では小樽の事を貧乏人という理由で小馬鹿にしていた事があったが、ライムが弟の夢路を大火事をおこしてしまった自分の事務所から助けてくれた事がきっかけで小樽と和解し、同じ長屋に住み始めた。隣は小樽達の部屋で、よく壁を突き破り小樽の部屋に乱入してくる。ライムからは“花ちゃん”と呼ばれ、よく子供じみたケンカを続けていたが、チェリーやブラットベリーが現れてからはボロ負け続きで、蹴りとばされたり、フライパンで叩き飛ばされたり、アッパーパンチで空高く飛ばされたりしているが、それでも挫けず小樽にアプローチを続けていく。
ゲルハルト・フォン・ファウスト
声:緑川光
ゲルマニア(アニメではガルトラント)の独裁者。少年時代は優しい性格だったが、洗脳によって独裁者となっていった。しかし同時に、メソポタミア号にいるローレライを救うという目的もあり、セイバードールズではその役目を果たせないと分り、ライム・チェリー・ブラットベリーの乙女回路に目を付け、小樽と対立する事となった。ローレライが無事に解放された後、元の優しいファウストに戻り、セイバードールズとテラツーを旅をしている。漫画版ではファウスト(初代)と家安(初代)との間には信頼があったが、ローレライを目覚めさせる方法について深い溝ができてしまったために対立している。『J to X』ではセイバードールズと別れ、戦争の無くなったテラツーで新たな時代を迎えるにあたって自分に何ができるかを考えるために一人で旅をしていたが、ドクター・ヘスに影武者として作り出したクローンが登場したために混乱して別れてしまったセイバードールズと、さらわれたローレライを救うために舞い戻り、戦いの後はセイバードールズと共に再び旅に出る。
ティーゲル
声:高乃麗
ファウストに仕えるセクサドール(アニメではセイバードール)。乙女回路を持つ。スピードに優れており、戦いの時は鞭を使用し、電撃を流すこともできるほか、ビームサーベルのように剣としても使える。彼女だけは幼いファウストのお世話係をしていて、本当はだれよりも優しい人である事を知っていたが、彼女の目の前でファウストは洗脳されてしまう。しかし数々の任務失敗によりファウストに見限られ、どうすればファウストの下に戻れるのかと聞くと、ライム達の乙女回路を持ってこいと言われ、負傷したままルクスとパンターと共にジャポネスに向かい、ファウストの下に戻りたいがためにプライドを捨て、ライム達と戦った。しかし、ろくに整備もされていない状態では戦いにならず、ただやられるだけであった。それでもファウストの下に戻れるという遠き希望を持ち、ブラッドベリーと戦った際にライムが介入した事で自分の乙女回路が破損してしまい、ルクスとパンターが修理しようとしたが完全に修理することはできず、過去に幼少のファウストと共に過ごしたという記憶しかなくなってしまった。だがその彼女の存在が、ファウストの本来の心を呼び覚ました。その後、ローレライの手で乙女回路が修理され、優しさを取り戻したファウストの下に再び仕えた。漫画版ではファウストがカプセル内で養生している間にドクター・ヘスから見捨てられたことを伝えられ、ゾーリンゲン(原作のみ登場)に唆されてジャポネスでライム達の乙女回路を奪おうとする。セクサドールが小樽の元に仕えることとなった後、ライムと仲良くなる。その後、再びファウストの下に戻り、ドクター・ヘスの手で全ての記憶を消されて乙女回路も除去されてしまい、女帝回路(EMPRESS)を取り付けられて究極兵器にされてしまうが、ローレライの求める愛を理解して、敗北を悟ったファウストの下に希望を示すように戻る。
形式番号GSM-01T 身長165cm 体重55kg スリーサイズB98 W63 H90 作戦行動半径:制限なし センサー有効半径:最大90km 出力6850hp
ルクス
声:水谷優子
ファウストに仕えるセクサドール(アニメではセイバードール)。乙女回路を持つ。知恵に優れファウストの参謀も務める。戦いの時は無数のダガーを使用する(このダガーは目標に命中すると爆発するものもある)。頭脳派でクールな外見とは裏腹に、チェリーと並ぶ妄想癖の持ち主である[2]。腹の裏にはかなりの陰謀の影があり、ティーゲルとパンターを出し抜いて、自分がファウストの右腕になろうとしていた事もあった。
形式番号GSM-03R 身長160cm 体重50kg スリーサイズB93 W58 H80 作戦行動半径:制限なし センサー有効半径:最大地表全土 出力6500hp
パンター
声:井上喜久子、2期は篠原恵美
ファウストに仕えるセクサドール(アニメではセイバードール)。乙女回路を持つ。パワーに優れる。原作ではセクサドールが小樽の元に仕えることとなった後、ブラッドベリーとケンカが絶えなかった。右目の星型のアイパッチに荷電粒子砲を装備している。『J』ではアイパッチの色が青だったが、『J to X』ではオレンジ色になっている。
形式番号GSM-02P 身長160cm 体重52kg スリーサイズB95 W60 H87 作戦行動半径制限なし センサー有効半径:最大70km 出力7000hP
徳川家安
声:緒方賢一
ジャポネスの統治者。小樽からは“将軍様”、ライムからは“じっちゃん”、家臣からは“上様”と呼ばれる。初代徳川家安の直系クローンであり、彼で十五代目。普段は気さくな人物であるが、有事のときには統治者として厳格にことに当たる。初代からの記憶を受け継いでいるのか、長年ローレライを救うために、乙女回路(ライム・チェリー・ブラッドベリー)を目覚めさせることのできる存在が現れるのを待っていた。ライムたちの成長の影で、自分の願いのために小樽たちを利用していることに負い目を感じていた。第16話でティーゲルに惨殺された後は、セイバーマリオネット「玉三郎」に記憶を移植し、ローレライの救出に従事。メソポタミア号内での戦闘によりその玉三郎も破壊される。ジャポネスの川辺に彼を記念する銅像が立っていて、訪れる人が絶たないらしい。
漫画版ではティーゲルの攻撃からライムを庇って殺されてしまい、セイバーマリオネット「梅幸」に記憶を移植して小樽の窮地を救った。
ドクター・ヘス
声:西村朋紘
ゲルマニアの科学者。アニメ版では謎の多き科学者だったが3期の終盤にて正体が明かされる。原作版では、初代ファウストの記憶を持ったアンドロイドという事になっている。
ミス・ローレライ
声:天野由梨
始まりの地「ジャポネス歴史資料館」にて小樽が見とれていた絵に「失われし伝説の女性」として描かれていた少女。実はテラツー国家元首全員のトップ・シークレット人物で“メソポタミア号不時着時に唯一生き残った女性”である。
アニメではメソポタミア号のコンピューター制御システム「ローレライ・システム」を創った科学者で、システムの暴走のためにシステム内に囚われてしまい、それを助けるためにライムたちの持つ「感情創出回路」である乙女回路を必要とした。
原作ではメソポタミア号の制御用生体コンピューターそのものであり、頭脳のみで生きていたものがクローン技術によって生身の体を得た存在。初代のファウストと家安はそれぞれにローレライに恋心を抱いており、それがこの作内におけるジャポネスとゲルマニア(ガルトラント)の抗争の一因にもなっている。
『J to X』ではテラツー唯一の人間の女性としてジャポネス城に住んでいる[2]
コピー・ローレライ
原作のみに登場するキャラクター。6つの都市国家それぞれに「女性復活(本物のローレライ)への道標」として生み出された。それぞれにローレライの性質の一部分を性格としてトレースされている。ちなみにジャポネスのコピーローレライは非常にネアカではっちゃけた性格。

[編集] アニメオリジナルキャラクター

師範
声:飛田展男
アニメ版オリジナルキャラクター。本名は帯市蒼右衛門、道場を開いていて、小樽に武術を教えているが、とんでもない裏の顔を持っていた青年。小雪と言うマリオネットを持っており、彼女にまつわる想いを遂げるために裏の活動を行っていた。
アニメでは第1話の前半で姿を現し、本登場は第5話から。『J to X』ではオープニングの後の映像に映ってはいたものの、本編に出ないまま終わる。
ポンタくん
アニメ1期6話に登場する神流山に棲む魔獣。子供は可愛らしいが、親の性格は凶暴で、特に母親が子を守ろうとする際には惑星を破壊する力さえ持つとも言われている。OVA2期以降では子ポンタくん(声:白鳥由里)の出番が増え、マスコットキャラクター的存在になっている。
花形夢路
声:高乃麗
花形の弟。兄とは違い、素直でよい子である[2]。『J to X』ではポンタくんと大の仲良しである[2]
大江久保彦左衛門
声:千葉繁
家安に仕える家臣。気難しい性格だが、家安は彼を信頼している。『J』では第16話で家安と共にティーゲル、ルクス、パンターの襲撃で殺されてしまうが、その記憶は第18話で梅幸にコピーされる。
玉三郎
声:川村万梨阿
アニメ版オリジナルキャラクター。ジャポネスの誇る御庭番セイバーマリオネットで、徳川家安に仕える。乙女回路を搭載してはいないが、驚きや戸惑いなどの一定の感情を見せる。常に梅幸と共に行動し、ジャポネスを侵入者から警備している。家安の使いとして、梅幸と共に度々小樽を呼びに来る事もあり、諜報活動と家安の護衛を担当している。戦闘時では薙刀を使用する。第16話で家安が彦左衛門と共に殺されてしまった後、第18話で万が一に備えて家安の記憶と思考パターンが移植(コピー)されて、窮地に陥った小樽とライム達にジャポネスを救う最後の手立て(ジャポネスガー起動のためのキーワード)を伝える。このシステムがあるため家安は自分の世継を作らなかった。その後も家安不在となったジャポネスの統治者代行を果たし、メソポタミア号で破壊されるまで彼の立場で行動した。
『J to X』でも再登場しており、メソポタミア号の戦いの後、ジェポネスにあったスペアボディを使って再生され、ジャポネス城で暮らすミス・ローレライの護衛をしている。
梅幸
声:折笠愛
原作版でも登場しているキャラクター。玉三郎と共にジャポネスが誇る御庭番セイバーマリオネットで、彼女も徳川家安に仕える。玉三郎と同じく、乙女回路を搭載してはいないが、驚きや戸惑いなどの一定の感情を見せる。常に彼女と共に行動し、ジャポネスを侵入者から警備している。諜報と護衛を担当しており、背中に背負った二刀流の剣で戦う。原作では家安の生まれ変わり(いざという時のために家安の全ての記憶が保存されている)であり、アニメ版では家安に仕えていた彦左衛門の記憶と思考パターンが移植される。
『J to X』でも玉三郎と共に再登場し、彼女と同じ方法で再生されて、ジャポネス城で暮らすミス・ローレライの護衛をしている。
ゲッテル
声:堀内賢雄
ガルトラントの最高幹部の一人。その性格はガルトラント至上主義に固められており、崩壊したガルトラントの復活を企てたりもした。その能力ははたしてどうなのかはっきりしないが、乙女回路を理解してそれに基づいた作戦を立てるなど一応司令官らしい面も見せた。乙女回路についてはかなり懐疑的で、ティーゲルたちをただの機械人形としか扱っていなかった。
『J to X』でも再登場するが、結局は偽ファウストにも裏切られて惨めなまま終わってしまう。
まりん
声:岡本麻弥
2期OVAに登場するニューテキサスにて創られた乙女回路内蔵マリオネット。開発コードNSM-X-1。
3つの乙女回路を一気に成長させるための「トリプル型乙女回路」を持つために、感情とパワーの暴走が著しく失敗作として海中に打ち捨てられていたが、テラツー地下のプラズマ活性によって目覚めた。また、アンチプラズマシステムを搭載しており、テラツー独特の気象現象である大気中のプラズマ放電を吸収し、自らのパワーにすることができる。ところがそれらのシステムは彼女の体に耐え得ない無謀な負荷をかける危険なものであり、それこそが彼女が失敗作である真の所以であった。
当初、目覚めたばかりで社会常識などが欠如していたため、野良マリオネットとして盗みなどを働き「怪盗・風小僧」と呼ばれていたが、ライムと出会った事で小樽の元に預けられることとなる。ちなみにライムは当初、彼女が海から来た事から「うみお」と呼んでいたが、チェリーたちの常識あるブーイングによって即座に却下され、パンターが提案した「まりん」で落ち着くこととなった。
トリプル乙女回路ゆえの急速な学習能力と小樽たちの元にいる事の相互効果で「心」を学ぶ。その恩に報いるために自らの命を投げ出し、テラツー八万年に一度のプラズマ大暴走を阻止する事になる。しかしライムはまりん一人に犠牲を強いる事を良しとせず、彼女を止めようとした。その後に壊れてしまう。ローレライが必ず直してみせると言っていたが、『J to X』では登場していない。

[編集] 小説

原作であり『月刊ドラゴンマガジン』(富士見書房)に連載。富士見ファンタジア文庫より単行本化されている。

小説の挿絵ことぶきつかさが担当しており、アニメ版ではことぶきの名前がキャラクターデザインの「原作者」として出されている。

『セイバーマリオネットR』が企画された際に世界観を出した時点であかほりが「これだけの世界なら、書くべき事は女性復活しかない!」と主張したのに対して、ねぎし側OVAアニメスタッフが「そんな大事を予定されているビデオ巻数でどうやって表現しろというんだ!」と反発。結果としてあかほりが富士見書房で女性復活をテーマとした小説版を執筆する事でなんとか折り合いがついたというエピソードがある。

[編集] 漫画

『セイバー・マリオネットJ』という題名で、1996年10月号〜1997年7月号で『月刊コミックドラゴン』にて連載され、1997年9月号〜1999年11月号まで『月刊ドラゴンジュニア』にて連載された。

当初、キャラクターデザイン原作者であることぶきつかさが執筆する予定であったが他の作品の仕事に追われスケジュールが合わず、高校の一年先輩にあたり同じ漫画研究部で切磋琢磨していた琴義弓介に依頼するかたちとなった。

原作・アニメとは違うオリジナルキャラクターも登場し、エピソードがオリジナルに近いものになっている。全5巻。

[編集] テレビアニメ

『セイバーマリオネットJ』という題名で1996年10月1日から1997年3月25日までテレビ東京系列で放送された。全25話。

[編集] スタッフ

[編集] 楽曲

オープニングテーマ
  • 第1-18話「Successful Mission [Ver.1]」
  • 第19-25話「Successful Mission [Ver.2]』
    • 作詞:MEGUMI、作曲:佐藤英敏、編曲:矢吹俊郎、歌:林原めぐみ
エンディングテーマ
  • 第1-23話「I'll be there」
    • 作詞:MEGUMI、作曲:佐藤英敏、編曲:添田啓二、コーラスアレンジ:奥井雅美、歌:林原めぐみ
  • 第24話「十六夜」
    • 作詞:松葉美保、作曲・編曲:岩本正樹、歌:林原めぐみ
  • 第25話「Successful Mission」
挿入歌
  • 第12話「遠雷」
    • 作詞:木本慶子、作曲・編曲:岩本正樹、歌:河合夕子
  • 第13話『咲かせるぜ!度胸花』
    • 作詞:木本慶子、作曲・編曲:岩本正樹、歌:今井由香

[編集] 各話リスト

話数 サブタイトル 脚本 絵コンテ 演出 作画監督
Program:START ライム登場!オトコだけの惑星 関島眞頼 - 下田正美 千葉道徳
Program:02 お騒がせマリオネットガール 金巻兼一 渡辺哲哉 門智昭
Program:03 ジャポネス城で大騒動!? あみやまさはる 大地丙太郎 杉山慶一 鈴木勤
Program:04 チェリーパニック ロマンス大作戦!! 植竹須美男 - 康村諒 柳瀬雄之
Program:05 ファウストの挑戦!! 野辺朋史 石山タカ明 西本由紀夫 千葉道徳
門智昭
Program:06 熱烈不歓迎!空飛ぶラブアタック! 関島眞頼 - 松園公
関田修
河村明夫
Program:07 一攫千金はヌカ喜びでぃ! 金巻兼一 本田一行
木村隆一
津幡佳明
山口晋
Program:08 恋占いバトルロイヤル!! 植竹須美男 寺東克己 下田正美 東出太
Program:09 ガルトラント、みんなでいけばこわくない!! あみやまさはる 西本由紀夫 石野聡
Program:10 潜入!!黒き帝国 長谷川勝己 高柳哲司 池端隆史 畑智司
渡辺明夫
Program:11 乙女回路で大勝利!? 金巻兼一 康村諒 畑智司
柳瀬雅之
Program:12 ファーストキスはプラズマの味!? 長谷川勝己 寺東克己 真野玲 千葉道徳
Program:13 小樽デビュー!!今、君が輝く時!! 植竹須美男 - 佐山聖子 増上寺城蔵
Program:14 迎春!!小樽杯マリオネットコンテスト!! 金巻兼一 寺東克己 花井信也 今泉賢一
Program:15 女性復活!?ローレライの謎 関島真頼 まつぞのひろし 真野玲 千葉道徳
Program:16 いきものってなあに? 植竹須美男 寺東克巳 西本由紀夫 島村秀一
Program:17 やさしさと切なさと女らしさと 金巻兼一 神戸守 小高義規 柳瀬雄之
Program:18 城塞変形!!立てジャポネスガー 長谷川勝己 開木菜織 池端隆史 渡辺明夫
畑智司
Program:19 ティーゲル、愛のはてに……!! あみやまさはる - 西本由紀夫 古賀誠
Program:20 おもいはてなく こころはるかに 金巻兼一 寺東克己 高田淳 岡辰也
Program:21 闇と光のバーベキュー大会 - 佐山聖子 山田一郎
Program:22 天空(あま)翔る想い 寺東克己 真野玲 柳瀬雄之
Program:23 ファウスト 歪んだ純心 あみやまさはる - 池端隆史 畑智司
古賀誠
Program:24 乙女たちの旅立ち 金巻兼一 甚目喜一 西本由紀夫 千葉道徳
Program:25 いつもキミがそばにいる 関島真頼 - 下田正美 島村秀一

[編集] またまたセイバーマリオネットJ

テレビシリーズ『セイバーマリオネットJ』の好評を受けて制作されたOVAシリーズ。副題は「Program26 プラズマティック・クライシス」で全巻を通じた話がテレビシリーズの第26話目としての扱いとなる。当時としては珍しいデジタル制作を導入した[3]。第一部と共通するキャラクターと声優に入替などは無かったが、収録時にパンター役の井上喜久子が産休に入ったため篠原恵美が代役を務めた。ストーリ的には後述の『J to X』につながっている。

[編集] 作品一覧

  • Rord.1「みんな幸せ」
    • オープニング主題歌「咲かせるぜ!度胸花」 歌・今井由香
    • エンディング主題歌「hesitation」 歌・林原めぐみ
  • Rord.2「美しきマリンブルー」
    • オープニング主題歌「hesitation」 歌・林原めぐみ
    • (以降、オープニング主題歌は全話において「hesitation」が使われている。)
    • エンディング主題歌「守ってあげる」 歌・平松晶子
  • Rord.3「ラブコメディーは突然に」
    • エンディング主題歌「HEART BREAK DOWN」 歌・白鳥由里
  • Rord.4「沈黙の暗殺者」
    • エンディング主題歌「影になれ」 歌・折笠愛
  • Rord.5「こころ・めざめの時」
    • エンディング主題歌「風の詩を聞きながら」 歌・金牧麗
  • Rord.6「海へ還る」
    • エンディング主題歌「I'll be there (Ballad Version)」 歌・林原めぐみ

[編集] セイバーマリオネットJ to X

『セイバーマリオネットJ』テレビシリーズ最終作で、1〜13話はジャポネス、14〜25話は西安が舞台である。26話はビデオソフトだけに収録された後日談である。

前作『セイバーマリオネットJ』のビデオ販売が好調のため制作された[4]

女性復活達成後、それまで「女性を模したもの」であるマリオネットの存続意義の揺らぐ中、小樽への恋心を確たるものにしたライム、チェリー、ブラッドベリーの「3人で一人」であることへの疑念、人間でないことへの葛藤などが描かれている。最終回は3人が人間として転生する[5]という衝撃的な結末であった。

1998年10月6日から1999年3月30日までテレビ東京系列で放送された。

[編集] 登場人物

白瀬明石
声:山口勝平
ブラッドベリーに恋をするサーカスのトップスター。外見が間宮小樽に似ている。
マリオネット3人を平等に扱う小樽に対して、「ブラッドベリーだけを選べないなら渡さない」と言い放った。3人を平等に見ることしかできない小樽への問題提起であったと言える。
楊明
声:飛田展男
西安の大臣。外見年齢は27〜29歳。幼い西安皇帝を影から操る。
その背後にはドクターヘスがおり、朱雀白虎玄武青龍の4体の戦闘用マリオネットを有す(この4体には乙女回路は組み込まれていない)。

[編集] スタッフ

[編集] 主題歌

  • オープニング
  • エンディング
    • 1〜19、21話「Lively Motion [Ver.1]」(歌・林原めぐみ)
    • 20話「風と空を越えて」(歌・今井由香)
    • 24話「Lively Motion [Ver.2]」(歌・林原めぐみ)

[編集] 各話リスト

話数 サブタイトル 脚本 絵コンテ 演出 作画監督
PHASE:01 あっちこっちで文明開化! 金巻兼一 [[]] [[]]
PHASE:02 だんじり合戦で満願成就! 関島眞頼
PHASE:03 父が出た出た父が出た! 植竹須美男 [[]]
PHASE:04 セイバードールズの旅立ち
PHASE:05 しらたきは永遠の輝き
PHASE:06 二人の小樽!?恋のタイトロープ
PHASE:07 ひとりぼっちの妖精
PHASE:08 チェリーの子育て奮闘記
PHASE:09 みんなと森と鉄球と
PHASE:10 おにぎりは平和の味!?
PHASE:11 おとこ小樽の落とし前!
PHASE:12 運命のヘブンズ・クロス
PHASE:13 黒き野望・鋼の巨人復活!!!
PHASE:14 ペア旅行は各駅停車!?
PHASE:15 悠久の都・西安
PHASE:16 翼なき鳥たち
PHASE:17 それぞれの昨日と今日
PHASE:18 プラズマ模様の空の下
PHASE:19 1/3の哀しみ
PHASE:20 西安の雨は降りやまず
PHASE:21 紅蓮の終劇・緋色の目覚め
PHASE:22 叫び
PHASE:23 機械じかけの夢
PHASE:24 虹駆けし乙女たち
PHASE:25 光…
PHASE:26 この空はどこまでも青く

[編集] テレビゲーム

プレイステーション用対戦格闘ゲームとして『セイバーマリオネットJ・バトルセイバーズ』が1997年3月28日に発売された。フィギュア付きの限定版も同時発売。登場キャラはライム、チェリー、ブラッドベリー、ティーゲル、ルクス、パンター、新キャラクターのアップル。

ゲームオリジナルのマリオネット
アップル
声:今井由香
ライムたちに何かがあった万が一の時のために用意されていた第4のセイバーマリオネット。

[編集] SMガールズ セイバーマリオネットZ

[編集] 概要

みのり書房発刊のアニメ雑誌『月刊OUT』にて1995年頃に連載された漫画作品。『セイバーマリオネットR』の発売を受けて作られた続編。数度執筆者が変わっているため、最終回は原作者であるあかほりの手による小説形式で掲載されている。

[編集] あらすじ

『セイバーマリオネットR』の時代よりさらに300年の時が経過した。ローレライ・システムの再現システム「フェイス・システム」による乙女回路の普及により、マリオネットたちは感情を持ち、より人間に近しい隣人としての立場を手に入れていた。

しかし、その一方でマリオネットの暴走事件が多発。暴走したマリオネットは正常なマリオネットや人間たちを襲うようになる。

主人公であるマリオネットドクターの女性教授は、マリオネット暴走の原因をつきとめるため、供のマリオネットを連れて暴走マリオネットが数多く出没し、彼らの残骸が眠る樹海の探索に乗り出す。だが探索を始めてすぐに一行は暴走マリオネットの襲撃を受ける。ピンチに陥る彼女らを助けたのは、どこからともなく現れたマリオネット「ZERO」であった。

ZEROは周囲に散らばるマリオネットの残骸や他の稼動マリオネットを自らに取り込み、パワーアップできる乙女回路「Z回路」の持ち主であった。しかし、なぜZEROがそんなものを持つのか、彼女たちはその疑問を解くため、樹海の深奥にある伝説の科学者「スター・フェイス」の居城を目指して進む事になる。

最終的に、暴走マリオネットの存在はフェイス・システムの連続コピーによる世代間劣化が原因であり、ZEROのZ回路はその是正を目的としてフェイスの遺した彼の意識をコピーされたコンピュータが創り上げたものだった。そしてZEROこそはコピーフェイスがライムを基礎に創り上げたZ回路試作機=次世代マリオネットだったのである。

[編集] セイバーマリオネットシリーズの基本技術

[編集] マリオネット

男性しか生き残ることのできなかったテラツーの人間たちが、失われた女性を忘れないために作り上げた女性型アンドロイドの総称。後に人間による労働力の不足、開拓における効率化などの問題によってマリオネットの立場は労働力へと転化され、当初の「女性の代わり」という立場は失われてしまい「ただの機械」であり「道具」として扱われるようになってしまう。

マリオネットはその用途によって以下のカテゴリに分類される。

[編集] 汎用型マリオネット

主に家事全般を行うために開発されたマリオネット。テラツーでは最も代表的でポピュラーなマリオネットである。

  • 代表例(括弧内は登場作品)
    • アダリィ(R)
    • じぇみに(J)
    • 小雪(J)
    • チェリー(J) ただしチェリーはセイバータイプとの兼用型である(後述)

[編集] セクサドール

主に人間(男性)の生理的な生殖欲求や視覚的な満足を満たすための愛玩型マリオネット。

  • 代表例(以下に挙げるものは全てセイバータイプとの兼用型)
    • エッジ(R)
    • キャニー(R)
    • ブリッド(R)
    • ティーゲル(J)
    • ルクス(J)
    • パンター(J)

[編集] セイバーマリオネット

戦闘能力・戦闘装備に特化したマリオネット。セイバーセイバータイプと称される事もある。

主に国家の軍隊・警察にて活躍する。また主を守るSP的性質を持つものもこれに含まれる。また、その特長によって更に細かく分類されることもある。

  • 代表例(登場作品括弧以下の表記は詳細分類)
    • ライム(J) スピード・パワーのツインバランスタイプ
    • ライム(R) スピードタイプ
    • チェリー(J) 戦略・戦術型の知略戦タイプ
    • チェリー(R) 知略戦型タイプ。
    • ブラッドベリー(J) パワータイプ
    • ブラッドベリー(R) 知略参謀型パワータイプ
    • エッジ(R) スピードタイプ
    • キャニー(R) 知略タイプ
    • ブリッド(R) パワータイプ
    • ティーゲル(J) 参謀型スピードタイプ
    • ルクス(J) 戦術・戦略・知略参謀型タイプ
    • パンター(J) パワータイプ
    • 梅幸(J) 諜報・護衛タイプ
    • 玉三郎(J) 諜報・護衛タイプ
    • クリーガァII (J) 量産型戦闘タイプ
    • 桜花(J) 量産型戦闘タイプ

[編集] 兼用型マリオネット

用途によって上記3種の内、2種以上の機能を併せ持っているタイプのマリオネット。当作にて活躍するマリオネットのほとんどはこのタイプで「セイバー+付加機能」として造られている。

  • 代表例
    • チェリー(J) セイバー+汎用型
    • エッジ(R) セイバー+セクサドール
    • キャニー(R) セイバー+セクサドール
    • ブリッド(R) セイバー+セクサドール
    • ティーゲル(J) セイバー+セクサドール
    • ルクス(J) セイバー+セクサドール(原作では更に汎用型機能がつく)
    • パンター(J) セイバー+セクサドール

[編集] 乙女回路

マリオネットに装備される感情創出回路。ミス・ローレライによる「ローレライ・システム」最終成果の一つ。感情創出とそれに伴うパワー(力)・スキル(技術)のアクセラレーター(増幅)機能を持っており、また「学習」することでマリオネットに「成長」を促す事も可能にする「心の回路」である。

原作版ではマリオネットの項に述べた目的のため、テラツー創生初期に開発された全てのマリオネットに乙女回路は装備されていた。しかしマリオネット労働力転化の流れの中で、彼女たちの乙女回路は封印され、製作も停止。最終的に乙女回路は「失われた技術」となってしまう。

アニメ版では「乙女回路」そのものがある目的のために作られた特別な機器であるため、これは初めからライムたち、ティーゲルたち、そしてまりんにしか装備されなかった。

なお、作中に登場する乙女回路は、その性質・形状から以下のように分類される。

[編集] 原作タイプ(心臓型)乙女回路

  • 『セイバーマリオネットR』『小説(原作)版 セイバーマリオネットJ』『セイバーマリオネットZ』に登場する乙女回路。その形状は心臓の形を模して作られており、位置も心臓部にセットされ、実際に人間の心臓と同じように拍動する。
  • 小説版Jにおける開発者はミス・ローレライ。開発においては幾度もの試行作動と旧回路との比較を行わねばならず、そのために一万体ものライムタイプマリオネットを必要とした。それらはジャポネスのゲロゲロ温泉郷の地下施設にて安置されている。
  • RおよびZの乙女回路の開発者はスター・フェイス。失われたはずの古代の記録から「ローレライ・システム」を再現した「フェイス・システム」を作り上げた。しかしその再現は完全なものとならず、第一世代のライムたちには異常は起こらなかったが、後に開発が第二世代、第三世代と副次世代に移行する毎にシステムが劣化。暴走マリオネットを生み出すことになる。
  • また「2文字アルファベットシリーズ」最終作『VS騎士ラムネ&40炎』に登場するマリオネット・バロン三人娘「ドラム」「チェロ」「トランペット」に内蔵されている感情創出回路もこのタイプの乙女回路である。開発者はバロン三人娘の母(製作者)にあたるオルガン・シンフォニー。

[編集] 寄生型(Zタイプ)乙女回路
  • 「セイバーマリオネットZ」に登場する乙女回路。心臓型乙女回路の中で、他の乙女回路を取り込みパワーアップを果たす機能を持つ乙女回路。暴走マリオネットの是正を目的として作られた。「セイバーZ」の主人公マリオネットZERO(ゼロ)にのみ装備されている回路。

[編集] アニメタイプ(円筒機械型)乙女回路

  • 『アニメ版 セイバーマリオネットJ』に登場する乙女回路。形状は円筒形。胸部にセットされるのは原作版と同じだが、しっかりと機械に固定されているために拍動は動作ではなくLEDやインジケーターで表される。
  • 開発者は「ミス・ローレライ」「徳川家安」「ゲルハルト・フォン・ファウスト」の3名。ローレライの基礎理論を使い、家安とファウストがそれぞれに乙女回路を独自開発した。
  • 特徴として3つの同回路がワンセットとなっており、3つ揃って一人の人間の思考感情をバックアップする機能を持つ。それぞれの乙女回路は、その性質において特徴付けが成されている。たとえばライムとパンターの持つ乙女回路が「純真」を、チェリーとルクスの持つ乙女回路が「貞淑」を、ブラッドベリーとティーゲルの持つ乙女回路が「母性」をそれぞれの性質として持つように作られている。
  • 女性復活という目的のため、メソポタミア号の「ローレライ・システム」本体と互換性・相互作用機能が存在している。

[編集] トリプルタイプ乙女回路
  • 『またまた セイバーマリオネットJ』に登場する乙女回路。ニューテキサスで開発され、まりんに装備された。
  • 通常の乙女回路ではありえない急速な学習能力と超高度なアクセラレーター機能が特徴。本来、1台のマリオネットに1回路しか持てない乙女回路を強引に連結して、乙女回路の成長を倍化させようと目論んで開発されたもの。そのため、装備されたマリオネットにかかる負荷が相当なものになる。装備されたマリオネットは最終的に自らの乙女回路の成長度に耐え切れず自滅するという欠陥を持っている。

[編集] 私立大江戸学園興亡記

2000年、『月刊ドラゴンマガジン』10月号増刊『ファンタジアバトルロイヤル』に掲載された作品。『セイバーマリオネット』シリーズの最終的な後継作品としてあかほりの手によって執筆されているが、その後の展開は存在していない。

テラツー暦にして600年代のストーリーで『セイバーマリオネットJ』および『JtoX』から300年、『セイバーマリオネットR』から100年後の世界として設定されている。タイトルの通り「大江戸学園」を舞台とした学園もので、その舞台はジャポネスとなっている。

それ以前に発表された作品からの発展類型は以下の通り。

  • 本作に登場する“人間”は「人間」と「マリオネット」に分類される。すなわち、マリオネットが人間と同等の存在として、その権利が認められている。100年ほど前にロマーナを統治したヴィレイ執政官(かつてのヴィレイ・ジュニアが成長して王となった存在)によって発された宣言で、その後「マリオネット基本法」が出来るなど、急速にテラツーの中で「新たなる義務・権利・常識」として根付いている。
  • 「男性のマリオネット」が登場。マリオネットの類型にも様々なパターンが登場する。また『J』や『R』と異なり『Z』と同じく、ほとんどのマリオネットに「乙女回路」もしくはそれに類する感情創出回路が装備されている。
  • ほとんどのマリオネットは人間と同居する上で、その力に上限がかけられる「リミッター・システム」を装備している。このリミッターを解除し、自らの100パーセント(ともすればそれ以上)の能力と特性を全開にするための「アタッチメント」が存在。なお、アタッチメントの利用は個々のマリオネットの判断に委ねられる。リミッター・システムを始めから持たないもしくは意図的に破壊しているマリオネットもいるが、そうした存在は違法マリオネットとして刑罰などの対象になる。

[編集] セイバーマリオネットi 〜ネオジェネ〜

シリーズ最新作。『月刊ドラゴンエイジ』2008年8月号で連載開始。作画は大朋めがね。

女性が復活した後の世界で、『J to X』の200年後(『R』と同じ時代)という設定になっている。

[編集] 英語版

英語版は『セイバーマリオネットR』をMedia Blastersが、その他の作品を米Bandai Visualが発売している。

英語版では『セイバーマリオネットJ』『またまたセイバーマリオネットJ』『セイバーマリオネットJtoX』『セイバーマリオネットR』それぞれの作品で主要キャラクターの声優が交代しているが、ライム役のMaggie Blue O'Haraのみ『セイバーマリオネットJ』および『セイバーマリオネットR』で配給会社の枠を超えて担当している。

[編集] 脚注

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  1. ^ 小黒祐一郎 『この人に話を聞きたい アニメプロフェッショナルの仕事 1998-2001』 飛鳥新社、2006年
  2. ^ 『「セイバーマリオネットJ to X」設定資料集』『月刊ニュータイプ』1999年1月号、角川書店、179-183頁。
  3. ^アニメージュ』1999年1月号、徳間書店、14頁。
  4. ^ マーチャンダイジングライツレポート1998年10月号
  5. ^ 3人は爆発に巻き込まれて亡くなり、その時3人の性格が地上に送信され、それを元にして遺伝子が作られた。

[編集] 外部リンク

テレビ東京 火曜18:00枠
前番組 番組名 次番組
セイバーマリオネットJ
セイバーマリオネットJtoX

最終更新 2009年11月28日 (土) 20:54 (日時は個人設定で未設定ならばUTC)。
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