セピア
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| 16進表記 | #6B4A2B |
|---|---|
| RGB | (107, 74, 43) |
| CMYK | |
| HSV | (29°, 60%, 42%) |
| マンセル値 | 5.2YR 3.3/3.9 |
| 備考 | |
| 出典 | |
セピア(sepia)は、イカ墨を原料にした顔料、もしくはイカ墨そのもののこと。また、その顔料のもつ黒みの茶色をも意味する。かつてモノクロ写真などにこの色のインクが用いられたために、古い写真は薄い褐色に色褪せた。 それを見て昔を懐かしむことから、現在では懐古趣味をあらわす代名詞としても用いられる。なお、もともと"sepia"には「イカの墨」の意味もある(さらにギリシア、スペインやイタリアなど一部の国ではコウイカそのものをも指す)が、日本ではこの意味でセピアということはほとんどない。
[編集] 概要
古代ギリシャ語の σηπία(sēpia, コウイカの意)が語源。地中海沿岸地方では古代よりイカが食材にされるとともに、イカの墨がインクとして使用されていた。イカ墨には悪臭があって色あせしやすいためにインクとしてはその後一旦使用されなくなるが、近世にはイカ墨をアルカリで溶かしたあと塩酸で沈殿させ、それを乾かして茶色の顔料として使うようになった。これが西洋全般に広まるようになる。それとともに"sepia"という単語はイカ墨やその顔料、そしてその色をも意味するようになる。
19世紀末になり、セピアのインクが新聞や雑誌の印刷に使われるようになるとこの色が人気になり、この黒っぽい茶色のモノクロ写真(セピア調の写真という)も現像されるようになる。
イカ墨の色素の主成分はメラニンである。しかし現在市販されている絵具などの顔料としては、酸化鉄や酸化マンガンを含む自然の土を原料とするアンバーなどの茶色の顔料と黒の顔料を混合して作られたものであり、メラニンによる色ではない。
[編集] JISによる色の定義
| セピア(JIS慣用色名) | ||
|---|---|---|
| マンセル値 | 10YR 2.5/2 | |
日本工業規格にはJIS慣用色名として右図のように色が定義されている。JIS系統色名では「暗い灰みの茶」。



