セメント質

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歯の模式図
A-歯冠
1-エナメル質 2-象牙質 3-歯髄 4-歯肉
B-歯根
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セメント質(セメントしつ)とは、歯根象牙質外表を覆う硬組織のことで約60%が無機質、25%が有機物、15%が水からできている。

無機質はヒドロキシアパタイトを主成分とし、有機質はI型コラーゲンを中心とするコラーゲンの他、プロテオグリカン糖タンパク質が含まれている。

無細胞セメント質と有細胞セメント質に分かれる。

  • 無細胞セメント質:歯根象牙質前面をじかに覆っている。
  • 有細胞セメント質:歯根の根尖側1/3に存在し、無細胞セメント質を被覆する。

歯根膜を介し、顎骨に固定されることによって咬合圧に対応している。また、組織学的にはエナメル質、象牙質、歯髄、セメント質よりなり、歯を支持する組織、つまり歯周組織として歯根膜、歯槽壁、セメント質がある。

  • セメント質は、多数の突起を有するセメント細胞よりなり、歯根の表面に向かい走行する。これは、栄養の供給を歯根膜より受けていることによる。
  • 加齢によりセメント質は肥厚する。高齢者では、歯槽骨と癒着することもある。
  • セメント質の厚さは根尖部や歯根分岐部では厚い。
  • 有細胞セメント質(根尖側1/3に存在)には、セメント細胞が存在する為、一度吸収されたのちでもセメント質は再生が可能である。
  • セメントエナメル境 (CEJ) では、セメント質がエナメル質を覆うことが多い。

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最終更新 2009年6月17日 (水) 16:07 (日時は個人設定で未設定ならばUTC)。
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