セレブリティ

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曖昧さ回避 この項目では、セレブリティの言葉の意味について記述しています。1998年製作のアメリカ映画については「セレブリティ (映画)」をご覧ください。
曖昧さ回避 セレブは、この項目へ転送されています。NECが発売したパソコンについては「CEREB」をご覧ください。

セレブリティ: Celebrity)は、元来著名人・有名人を表す言葉で、以前はこれはタレントに弁呈されていた。言葉の語幹ラテン語形容詞Celeber」に由来し、英語では祝うCelebrated)という意味を持つことから「周りから賞賛される人」という意味がある。

日本では優雅、高級、などの意味合いで使用されることが基本であり、元来の英語が持っていたニュアンスとはかけ離れ、和製英語に近づいてきている。

目次

[編集] 概説

[編集] 英語

もともと有名人といえば芸能人を指したが1990年代以降にはスポーツマンや財界人やジャーナリストだけでなく政治家の一部に活発に芸能活動を行う者が出てきたため芸能界(歌手・俳優・芸人)の枠にとらわれない有名人の定義として英語圏で生まれた言葉。ただし名声はあくまでもマスコミ、特にテレビの娯楽番組やタブロイド新聞や(ゴシップ)週刊誌などが尺度となっていることは変わらないため、一国の首相など、有名であっても芸能活動を行わない企業家や政治家や文化人などはこの定義には当てはまらない。現在では単にメディア露出の多い著名人の事をいうように変容していった。よって権力や財力などによる名士や著名人というよりもマスコミでの有名人といった訳が近い。

  • スポーツ選手であればバラエティやコマーシャルに出場する。作家・言論家であれば本も書けばテレビにも出る。財界人であっても積極的にテレビに出演したり本を出版したりマスコミに寄稿するなどして会社の広告塔の役割を果たすなどの活動が挙げられる。もちろん政治家、財界人、文化人であればこのような売名行為はある意味で自らの格を下げることになるため、批判を受けることもある。最近の批判の例としてモデルと電撃結婚してゴシップ紙を騒がしたフランスのサコルジ大統領が挙げられる。
  • 基本的に"rich and famous"(有名でお金持ち)の意味で使われることが多く、王族大富豪政治家芸術家ミュージシャン作家ファッションデザイナー俳優スポーツ選手スーパーモデルなど、マスメディアに露出が多く、優雅な暮らしを送っている経済的に裕福な著名人などに対して通常、用いられる。有名でも、マスコミでの活動を行わない人たち、政府や企業で影響力があっても社会的には知られていない人達は、通常、セレブリティとは呼ばれない。その端的な例としてマンチェスターユナイテッドの元選手である「べカム」はセレブであるが、同チームの監督を二十年間以上も務めるファーガソン監督はイギリスでは同じように有名であるがセレブには含まれない。これは後者が芸能活動にあたる行為を一切行っていないからである。
  • 元来の意味は単なる著名人を指す言葉であり、現在も広義では、その意味で用いられている。"famous"(有名)という単語と比較すると、"famous"が「広く知られている」という強い意味であるのに対して、もう少し軽い「社会に認知されている」といった感じである。当然、悪い意味でも使われることも多く、有名な犯罪者(いわゆる「札付き」)の形容としても、この語が使われているのを見ることができる。
  • 下世話な意味で使われることも多く、文脈によっては侮蔑的な意味になるので、使う際には注意が必要である。また、狭義においては、やっかみや侮蔑の意味を込めて、「有名でお金持ち」だが「実体のない人」を指す言葉として使われる。
  • 欧米のマスメディアでは、年末年始に"celebrity of the year"という特集が組まれることが多くあるが、この場合は「(その年の)話題の人」といった意味合いのことが多い。

[編集] 日本

  • 日本では、元来の意味とも一般的な用法とも異なり、「おしゃれな(生活をしている)お金持ち」を指し、必ずしも「有名」である必要はない。また、「おしゃれ」に関しても、どちらかと言えば(見た目に)洗練されたものではなく、豪奢な物を指す。
  • 日本ではそれまで、セレブという概念がなく単に「金持ち」と言っていたが、1990年代25ans読者モデルであった叶姉妹の出現により、"セレブ"という言葉が広まっていった。セレブリティが持つイメージから、ワイドショー雑誌等のマスメディアがおしゃれでゴージャスな一般人をセレブっぽいなどと形容し、「一般人に縁のない存在」としてではなく、「派手な暮らしをする」(もしくは「裕福そうな生活」)という、セレブリティを曲解した日本独自の意味合いが広まることとなった。また、セレブ犬(裕福な暮らしをするのこと)など、接頭辞的に用いられることもある。
  • 媒体に於いても誤用が多くみられ「人気セレブ」といった意味が重複した造語が散見される、この事に宮崎哲弥は「セレブは誤用であり、成金ときちんと言うべきである。」と「たかじんのそこまで言って委員会」で述べている。
  • 尚、英語celebrityを示す対象は「名前だけでも稼いでいける人」という意味もあり、日本ではデヴィ・スカルノなどがこれに該当する。

[編集] セレブリティを紹介する番組

[編集] 海外

[編集] 日本

  • 日本にもセレブ紹介番組は存在している。近年では「世界バリバリ★バリュー」(TBS)が挙げられる。この番組は初期はサーカス、会社などを紹介する番組だったが、中期から「お金持ち(成金)、セレブ紹介番組」に完全にシフト。すると低迷していた視聴率は同時間帯では常に上位で高い支持を得る様になった。 
  • だが、プライベートを全国区に晒す訳で、一歩間違えれば犯罪に狙われる可能性がある。2006年6月東京都渋谷区で起こった誘拐事件は誘拐された女子大生の母親池田優子)が医師(美容整形外科医)で、よくテレビで家の中や高級車などを映していたので狙われることとなった。セレブの事件・不幸・転落をあざ笑ったり、嫉妬する風潮が日本にもあり、雑誌やテレビでもそのような特集がされる事も多い。

[編集] 用例

Hollywood celebrities = ハリウッドスターたち: 語源は「有名な人 (one who is celebrated) 」。


[編集] セレブリティを描いた映画

マルチェロ・マストロヤンニ主演・フェデリコ・フェリーニ監督で世界的大ヒットとなった「甘い生活」(1960年イタリア)や、ウディ・アレンが監督を務めたハリウッド映画「セレブリティ」(1998年アメリカ)で、セレブリティとその周辺に群がるパパラッチの生態が描かれている。

[編集] 関連事項

最終更新 2009年11月17日 (火) 15:52 (日時は個人設定で未設定ならばUTC)。
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