タイムスリップ10000年プライム・ローズ

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タイムスリップ10000年プライム・ローズ』(タイムスリップいちまんねんプライムローズ)は、手塚治虫原作のアニメ


注意以降の記述で物語・作品・登場人物に関する核心部分が明かされています。


目次

[編集] 概要

1983年8月21日の『24時間テレビ 「愛は地球を救う」』内で10:00~12:00の時間帯に放送された手塚原作による24時間テレビアニメスペシャルの第5弾。実質的な放映時間は90分。

手塚が週刊少年チャンピオンに連載中だった漫画『プライム・ローズ』をアニメ化したものだが、原作が当時まだ完結しておらず、加えて長編ストーリーを90分にまとめた関係から手塚や脚本の藤川桂介によって終盤にかけて大胆なアレンジが施されている。ストーリーの骨子や主要登場人物はさほど変わらないものの、設定やデザインを含め細部にはかなり相違点が見られる。

[編集] 原作との相違点

以下のような相違があるがアニメ版での展開が手塚の当初のシノプシスに忠実であると言われている。

  • 結末は原作ではガイとピラールが元凶のコンピュータを過去に戻って破壊することによりこれまでの物語が全て無かったことになるが、アニメでは本来の時間でエミヤが石化能力を駆使してコンピュータに単独で接近しこれを一刀両断にして倒している。
  • アニメ版のエミヤが出突っ張りのヒロインとして終始活躍するのに対し、原作では終盤のエミヤにこれといった活躍が見られず寧ろサブキャラのガイやブンレツ、ピラールに美味しい見せ場を奪われてしまった感が否めない。
  • ガイは原作ではコンピュータに爆弾を設置した直後に警備システムのビームで絶命するがアニメでは生き残りブンレツと共にエミヤの元をさっている。
  • ピラールは原作では長髪だったが、アニメではスキンヘッドに変更されている。また、服装も未来の軍服にマントを羽織り光線銃の曲撃ちが特技だったが、アニメでは近未来SF的な武器やコスチュームが払拭された設定上の都合により古代ファンタジー風の剣士のような出で立ちと変化し、まるで別人のような印象を受ける[1]。原作との共通項は「エミヤを娶ろうとする片眼鏡の美形」という点だけである。最期も原作でガイと共にはコンピュータの警備システムのビームで絶命するが、アニメではバズスに唆されたキリコに背後から刺殺されるという惨めな死に様であった。
  • キリコは原作ではピラールの義兄にしてスウォードプレイの達人でエミヤの父の仇という重要キャラだったが、アニメでは単なるピラールの部下となっている。

[編集] ストーリー

19XX年、某国が打ち上げていた人工衛星デスマスクの地球落下事故により、千葉の九十九里浜とテキサス州ダラスがそこだけ抉り取られたかの如く忽然と地上から消滅した。それから数十年の後、タイムパトロール隊員の胆原凱(たんばら がい)は、長官から消滅した二都市がどうやら10000年後へタイムスリップしたらしいとの報告を受け、調査のため10000年後の世界へと向かう。そこでは、強大な軍事国家グロマン国がククリット国を一方的に支配し、ククリットの奴隷たちがグロマンの監視下で一つ一つ形の異なる不気味な石像を次々と作らされていた。果たしてその目的とは…?

[編集] 登場人物(声の出演)

[編集] 制作スタッフ

  • 原作・構成:手塚治虫
  • 企画:都築忠彦(日本テレビ)
  • プロデューサー:武井英彦(日本テレビ)、出崎哲(マジックバス)
  • キャラクターデザイン:手塚治虫、清水恵蔵
  • 監督:出崎哲
  • 脚本:藤川桂介
  • 美術:小林七郎
  • 絵コンテ:石黒昇
  • 作画監督:清水恵蔵
  • 音楽:大野雄二
  • 制作:日本テレビ、手塚プロダクション

[編集] ソフト化

[編集] 脚注

  1. ^ 原作のデザインを既に『ブレーメン4 地獄の中の天使たち』の重要キャラであるブレスト大佐に流用していたため、混同を避ける意味での窮余の措置だと思われる

[編集] 外部リンク

最終更新 2009年9月23日 (水) 02:04 (日時は個人設定で未設定ならばUTC)。
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