タイム (雑誌)

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タイム』(TIME)は、1923年に創刊したアメリカ週刊誌であり、世界初のニュース雑誌としても知られている。

目次

[編集] 概要

政治経済・最先端科学エンターテイメントなどあらゆる情報を網羅する。

ヨーロッパ版はヨーロッパだけでなく中近東、アフリカ、ラテンアメリカもカバーしておりロンドンが拠点となっている。またアジア版は香港カナダ版はトロント南太平洋版はシドニーより発行している。

[編集] 表紙

[編集] デザイン

表紙は赤い縁取りが特徴。この体裁は創刊号から一貫して変わらないが、ただ二つの例外として、9/11テロ事件を伝えた2001年9月14日特別増刊号[1]の表紙は黒い縁取りに、地球温暖化防止への取り組みを特集した2008年4月28日号の表紙は緑の縁取りとなった。

[編集] 表紙を飾った日本人

パーソン・オブ・ザ・イヤーに限らず、アメリカの政治家・実業家・ジャーナリストなどは、タイム誌の表紙に載ったか否かを一つの格付けの目安ともしている。

タイム誌はあくまでもアメリカの雑誌であり、その視点はアメリカを中心としている。それでもアメリカの国策や外交、経済や文化などに大きな影響を及ぼす海外の話題や人物が特集されることはよくある。

1923年の創刊以来、このタイム誌の表紙には日本人が38回取り上げられている。このうち昭和天皇が6回、近衛文麿米内光政が各2回載っており、また「アジア系の高知能児」や「広島の被爆者」といった人々を代表する不特定の人物として掲載された者が2例あることから、実際に「カバーパーソン」にとして表紙に取り上げられた日本人は29名を数えるのみとなっている。

以下、号日付は各号の表紙、その下のタイトルはカバーパーソンを特集した記事へのリンク。肩書は選出された当時の代表的なものをあげた。

号/記事 表紙 人物/肩書 備考
1 1926年11月8日号
 Sea Noon
東郷平八郎  元帥海軍大将  
2 1928年11月19日号
 Emperor Enthroned
昭和天皇
3 1931年5月18日号
 Universal Crisis
各務鎌吉 日本郵船社長
4 1931年10月12日号
 Secessionist Movements
幣原喜重郎 外務大臣
5 1931年12月28日号
 Strong Policy
犬養毅 内閣総理大臣 名の「毅 (つよし)」を「Ki」と誤読している
6 1932年6月6日号
 Divinity with Microscope
昭和天皇 2度目、前回とまったく同じ画像が使われた
7 1932年9月5日号
 Fissiparous Tendencies
内田康哉 外務大臣
8 1933年1月23日号
 The Way of the Perfect...
荒木貞夫 陸軍大臣
9 1935年5月20日号
 Butterfly Redeemed
斎藤博 駐米大使
10 1934年5月21日号
 Keeper of Peace
廣田弘毅 外務大臣
11 1936年2月24日号
 Soviets v. Empires
昭和天皇 3度目、溥儀蒋介石スターリンとともに
12 1936年12月28日号
 Pain in the Heart
昭和天皇 4度目
13 1937年7月26日号
 Another "Kuo"?
近衞文麿 内閣総理大臣
14 1937年8月30日号
 Sailors Ashore
米内光政 海軍大臣
15 1940年3月4日号
 Son of a Samurai
米内光政 内閣総理大臣 2度目
16 1940年7月22日号
 Imitation of Naziism?
近衞文麿 内閣総理大臣 2度目
17 1941年7月7日号
 So Delicate Situation
松岡洋右 外務大臣
18 1941年9月22日号
 Honorable Fire Extinguisher
野村吉三郎 駐米大使
19 1941年11月3日号
 Safety Razor
東條英機 内閣総理大臣
20 1941年12月22日号
 Yamamoto v. the Dragon
山本五十六 連合艦隊司令長官
21 1942年4月2日号
 Is Hitler Running Japan?
山下奉文 第25軍司令官
22 1943年2月15日号
 How Japs Fight
永野修身 軍令部総長
23 1942年8月3日号
 Man With a Plan
板垣征四郎 朝鮮軍司令官
24 1943年11月8日号
 Come Out and Fight
古賀峯一 連合艦隊司令長官
25 1944年7月3日号
 Ruin in Two Phases
嶋田繁太郎 海軍大臣
26 1945年5月21日号
 The God-Emperor
昭和天皇 5度目
27 1955年3月14日号
 Land of the Reluctant Sparrows
鳩山一郎 内閣総理大臣
28 1958年12月22日号
 The Girls on Grant Avenue
梅木美代志 ハリウッド女優 日系歌手パット・スズキとともに
29 1959年3月23日号
 The Girl from Outside
正田美智子
30 1960年1月25日号
 Bonus to Be Wisely Spent
岸信介 内閣総理大臣
31 1962年2月23日号
 Following Henry Ford
松下幸之助 松下電器産業会長
32 1967年2月10日号
 The Right Eye of Daruma
佐藤栄作 内閣総理大臣
33 1971年5月10日号
 Japan, Inc.: Winning the Most Important Battle
盛田昭夫 ソニー社長
34 1971年10月4日号
 Japan: Adjusting to the Nixon Shokku
昭和天皇 6度目
35 1987年8月31日号
Asian-American Whiz Kids
岡政偉 アジア系高知能 「高い知能をもつアジア系アメリカ人」の一人として(他5人と共に、表紙のみ、記事中では紹介されていない)
36 1995年4月3日号
 Shoko Asahara: The Making of A Messiah
麻原彰晃 オウム真理教教祖
37 2001年9月15日特別増刊号[1]
 Music Goes Global
宇多田ヒカル 音楽アーティスト ビョークブレンダ・ファッシーマーク・アンソニー、マックス・ジ・カストロ、シャキーラとともに
38 2005年8月1日号
 Living Under the Cloud
渡辺絹代 広島被爆者 「ヒロシマの生き証人」の一人として


なお「アジア版」の発刊以後、日本人への門戸はそちらの方のみで開放されている感があり、本国版への登場はますます難しくなっているのが現状である。

[編集] 補注

  1. ^ a b 2001年は、9月10日号と9月17日号の間に、9月14日特別号と9月15日特別号が増刊されている。9月14日特別号は9/11テロ事件の速報、9月15日特別号は当初9月17日号に掲載される予定だった特集記事を前倒しにして9/11テロ事件関連記事に紙面を譲ったもの。

[編集] 関連項目

[編集] 外部リンク

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最終更新 2009年9月2日 (水) 20:45 (日時は個人設定で未設定ならばUTC)。
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