タウ粒子

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タウ粒子(タウオン(tauon)、τ粒子)とは、素粒子のうちのレプトンの一つであり、素粒子の標準模型では第3世代の荷電レプトンとして位置づけられる。

[編集] 素粒子としての性質

タウ粒子は、電気素量に等しい負の電荷と1/2のスピンを持ち、その反粒子である反タウ粒子は電気素量に等しい正の電荷と1/2のスピンを持つ。静止したタウ粒子の質量は1776.99MeV/C2陽子の約1.89倍の重さ)、平均寿命は2.90×10-13秒である。タウ粒子は、弱い相互作用によってハドロンに崩壊しうる唯一のレプトンである。17.84%のタウ粒子はタウニュートリノ電子電子ニュートリノに、17.36%のタウ粒子は、タウニュートリノ、ミュー粒子ミューニュートリノに崩壊する。

[編集] 発見の歴史

タウ粒子は、その大きな質量のために電子や陽電子、ミュー粒子に比べるとかなり発見が遅かった。1975年にスタンフォード線形加速器センターマーチン・パールらによって、電子・陽電子衝突実験の際に発見された。パールはこの業績によって、フレデリック・ライネスとともに1995年にノーベル物理学賞を受賞している。

[編集] 参考

  • M. L. Perl et al, "Evidence for Anomalous Lepton Production in e+-e- Annihilation" Phys. Rev. Lett., 35, 1489 (1975)


最終更新 2009年8月15日 (土) 12:18 (日時は個人設定で未設定ならばUTC)。
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