タチウオ

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タチウオ
分類
界:  動物界 Animalia
門:  脊索動物門 Chordata
上綱: 魚上綱 Pisciformes
綱:  硬骨魚綱 Osteichthyes
目:  スズキ目 Perciformes
亜目: サバ亜目 Scombroidei
科:  タチウオ科 Trichiuridae
属:  タチウオ属 Trichiurus
種:  lepturus
学名
Trichiurus lepturus
Linnaeus, 1758
和名
タチウオ
英名
Largehead hairtail

タチウオ太刀魚、学名 Trichiurus lepturus)は、スズキ目 サバ亜目 タチウオ科の。別名に、立魚(タチウオ)、タチノウオ、タチ、ハクナギ、ハクウオ、サワベル、シラガなどがある。種々の調理法で食用にする。また娯楽としての釣りの対象ともなる。回遊魚


目次

[編集] 形態

全長は70cmから1.5m程で、時に2m以上。重さは最大級のもので5kgほど。2002年8月、中国福建省で全長4.6m、重さ73kgの大型個体が水揚げされ、関係機関が研究・観察用の標本にすることになった。頭はとがっており、一見獰猛そうな鋭く発達した歯が目立つ。体は全体に左右に平たく、幅は指4本などと表現される。背びれは背中全体に伸びて130軟条以上あり、尾びれ、腹びれは持たず、尾部は単純は先細りになっている。体表にはがなく、その代わりに全身が銀色に輝くグアニン質の層で覆われており、生時はやや青味がかった金属光沢を持つが、死後ほどなくすると灰色がかった銀色となる。表面のグアニン層は人が指で触れただけですぐ落ちるほど落ちやすいが、生時は常に新しい層が生成されることで体を保護している。このグアニン層から採った銀粉は、かつてはセルロイドに練りこまれて筆箱や下敷きといった文房具、また模造真珠マニキュアに入れるラメの原料として使われていた。

[編集] 生態

世界中の熱帯から温帯にかけて分布する。沿岸域の表層から水深 400m 程度の範囲の泥底近くで群れて生活しているが、時には河口などの汽水域まで入り込むこともある。産卵時期は 6~10 月。稚魚や幼魚のうちは、甲殻類浮遊幼生や小さな魚などを食べている。成魚はカミソリのような歯で小魚を食べるが、時にはイカや甲殻類を食べることもある。成魚と幼魚とは逆の行動パターンを持ち、成魚は夜間は深所にいて日中は上方に移動し、特に朝夕は水面近くまで群れて採餌をするが、幼魚は日中は泥底の上 100m ほどの場所で群れていて、夜になると上方へ移動する。

[編集] 名称ほか

その外観が太刀に似ていることより、太刀魚(タチウオ)と名づけられたとする説がある(「刀」の字を取って「魛」と表記することもある)。また、通常、深さ 100m くらいの泥底に群生し、朝夕の薄暗い頃に表層に浮き上がり餌を狙って立ち泳ぎをし、頭上を通り過ぎる獲物に飛び掛って捕食する。このため立ち泳ぎすることより、立魚(タチウオ)と名付けられた説もある。

かつてタチウオは、日本近海に分布する種類が、他の地域のものと別種あるいは別亜種とされ、 Trichiurus japonicus、あるいは T. lepturus japonicus の学名が当てられていた。これを太平洋東岸に分布する T. nitens などとともに、世界の他の水域に生息する T. lepturus とすべて同種として扱う場合が増えている。

[編集] 食材

売られているタチウオ
(東京都内の店 2006年3月)

肉は柔らかく、塩焼きや煮付け、唐揚げなどで美味。新鮮なものは刺身寿司などにも用いられる。また、和歌山県有田市周辺では、太刀魚を骨ごとすりつぶして揚げた「ほねく」と呼ばれる揚げかまぼこが市販されている。

[編集] 関連項目

[編集] 外部リンク

最終更新 2009年10月11日 (日) 16:35 (日時は個人設定で未設定ならばUTC)。
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