タングステン

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タンタル - タングステン - レニウム
Mo
W
Sg  
 
 
一般特性
名称, 記号, 番号 タングステン, W, 74
分類 遷移金属
, 周期, ブロック 6 (VIA), 6 , d
密度, 硬度 19250 kg/m3, 7.5
光沢ある銀白色
原子特性
原子量 183.84 u
原子半径(計測値) 135 (193) pm
共有結合半径 146 pm
VDW半径 no data
電子配置 [Xe]4f14 5d4 6s2
電子殻 2, 8, 18, 32, 12, 2
酸化数酸化物 6, 5, 4, 3, 2(酸性酸化物
結晶構造 体心立方構造
物理特性
固体(常磁性
融点 3695 K
(3422 、6192 °F)
沸点 5828 K
(5555 ℃、10031 °F)
モル体積 9.47 ×10-3 m3/mol
気化熱 824 kJ/mol
融解熱 35.4 kJ/mol
蒸気圧 4.27 Pa (3680 K)
音の伝わる速さ 5174 m/s (293.15 K)
その他
クラーク数 0.006 %
電気陰性度 2.36 (ポーリング)
比熱容量 130 J/(kg·K)
導電率 18.9 ×106/m·Ω
熱伝導率 174 W/(m·K)
抵抗率の温度係数 0.0051/K(0~300K)
(フィラメント用)
第1イオン化エネルギー 770 kJ/mol
第2イオン化エネルギー 1700 kJ/mol
(比較的)安定同位体
同位体 NA 半減期 DM DE MeV DP
180W 0.12% 1.8×1018 α 2.516 176Hf
181W {syn.} 121.2 ε 0.188 181Ta
182W 26.50% 中性子108個で安定
183W 14.30% 中性子109個で安定
184W 30.64% 中性子110個で安定
185W {syn.} 75.1 日 β 0.433 185Re
186W 28.43% 中性子112個で安定
注記がない限り国際単位系使用及び標準状態下。

タングステン (:Tungsten :wolframium, : Wolfram, 仏語tungstène) は、原子番号は74。元素記号は W 。金属元素の一つ。

原子量は183.84である。灰白色の非常に硬く重い金属で、クロム族元素に属する。化学的に安定で、その結晶は体心立方構造 (BCC) を持つ。融点は3400℃ほどで、沸点は5000℃を超える。比重は、19.3。希少金属の一つである。

目次

[編集] 用途

金属のうちでは最も融点が高く、金属としては比較的大きな電気抵抗を持つので、電球フィラメントとして利用される。また、タングステン合金や炭化タングステンは非常に硬度が高いため、高級な切削用工具に用いられる。比重が大きく高い硬度を持つため砲弾、特に対戦車、対艦船用の徹甲弾に用いられるが、この用途では後発の劣化ウランと競合する。との比重が近いことから、金の延べ板の偽造に用いられることがある。狩猟用の散弾銃弾や、鉛の釣りのおもり(シンカー)に代わる代替品としても注目されているが、コストや加工などの問題から普及は進んでいない。タングステン鋼としても利用されている。

タングステンの産出量は、中華人民共和国が52,000トンで、世界の産出量の83.7%を占めており、次いでロシア連邦カナダオーストリアなどで、多く産出される。

前記の様に産業上・軍事上非常に重要性が高い金属であるが地殻存在度が低い物質であり、産出地にも偏りがある。日本においても多くを他国からの輸入に頼っている状況であるため、万一の国際情勢の急変に対する安全保障策として国内消費量の最低60日分を国家備蓄すると定められている。

[編集] 歴史

1781年スウェーデンカール・ヴィルヘルム・シェーレが灰重石から三酸化タングステンの分離に成功し、タングステン酸と命名。1783年スペインファン・ホセファウストのエルヤル兄弟が、タングステン酸を木炭で還元して初めて単体を得、ウォルフラムと命名。

タングステン (Tungsten) とは、スウェーデン語デンマーク語ノルウェー語で「重い石」という意味である。元素記号の W はドイツ語の Wolfram にちなむ(エルヤル兄弟の命名もここから)。これは、タングステン鉱石(鉄マンガン重石)wolfartから来ており、これが錫鉱石の中に混入すると、鉱屑を作って錫の精製を阻害することから、錫を狼のようにむさぼり食べるという意味で名づけられた。

[編集] タングステンの化合物

[編集] タングステン酸塩鉱物

鉱物学において、タングステン酸塩からなる鉱物タングステン酸塩鉱物(たんぐすてんさんえんこうぶつ、tungstate mineral)と呼ぶ。タングステン酸カルシウムである灰重石(CaWO4)、タングステン酸鉄である鉄重石(FeWO4)、タングステン酸マンガンであるマンガン重石(MnWO4)などがある。

[編集] 同位体

詳細は「タングステンの同位体」を参照

[編集] 関連項目

ウィキメディア・コモンズ

[編集] 外部リンク


1 元素周期表 18
1 H 2 13 14 15 16 17 He
2 Li Be B C N O F Ne
3 Na Mg 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 Al Si P S Cl Ar
4 K Ca Sc Ti V Cr Mn Fe Co Ni Cu Zn Ga Ge As Se Br Kr
5 Rb Sr Y Zr Nb Mo Tc Ru Rh Pd Ag Cd In Sn Sb Te I Xe
6 Cs Ba * Hf Ta W Re Os Ir Pt Au Hg Tl Pb Bi Po At Rn
7 Fr Ra ** Rf Db Sg Bh Hs Mt Ds Rg ...
* La Ce Pr Nd Pm Sm Eu Gd Tb Dy Ho Er Tm Yb Lu
** Ac Th Pa U Np Pu Am Cm Bk Cf Es Fm Md No Lr

pnb:ٹنگسٹن

最終更新 2009年11月19日 (木) 16:08 (日時は個人設定で未設定ならばUTC)。
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