タンジブルユーザインターフェース
タンジブルユーザインターフェースの最新ニュースをまとめて検索!
タンジブルユーザインターフェース(Tangible user interface)もしくはタンジブル・ビット(Tangible bits)とは、マサチューセッツ工科大学(MIT)教授石井裕が提唱するユーザインタフェースの形態である。
既存のコンピュータの概念を一新し、形のない情報を直接触れることができる(タンジブル)ようにした、より実体感のあるインタフェースである。
目次 |
[編集] 概要
たとえば、何らかの複雑な化学式や数式をキーボードなどの旧来のインターフェイスで入力しようとした場合、紙に比べて何倍もの時間を要する。 また、一つのインターフェイスで複数の人が同時に作業に参加するなどのことは現状では基本的に不可能である。
このタンジブルはそういった「インターフェイスによる制約」を取り払い、人間とコンピュータとの距離をさらに短くするものである。
[編集] 実例
- 「クリアボード」 - タンジブル最初期の例。透明な板に、文字や絵を描くことで、遠隔地の同じ板にもそれを表示させることができる。電話や電子メールなどよりも表現力豊かで、FAXなどよりも簡単な機器として注目を集めた。
- 「タンジブル防災シミュレータ」 - 地図上に駒を置き、その駒をスイッチのように回したり、位置を変えることによって避難所の位置・災害発生地点・災害規模などを変更でき、実際の災害時に避難が可能かどうかなどをシミュレートできる。NTTコムウェアが開発。
- 「ミュージックボトル」 - 台座の上に瓶を置き、その蓋を開けると、録音されていた音楽などが再生される機器。瓶ごとに内容を変えることができ、複数の楽器の演奏を収録して合奏させることなども可能。
- 「Matrix Music PAd」画面上に表示された3つの光の玉を動かすことにより、音楽がミックスして再生されるiPhoneアプリ。それぞれの光の玉の中には音の演奏データーが内包されていて、編集する事も可能。
[編集] 関連項目
[編集] 参考文献
- 石井裕「タンジブル・ビット : 情報と物理世界を融合する,新しいユーザ・インタフェース・デザイン(<特集>仮想と現実の融合)」情報処理 Vol.43, No.3(20020315) pp. 222-229(ISSN 04478053)
- 椎尾一郎,増井俊之,塚田浩二「MouseField : ユビキタスコンピューティングのための入力デバイス(タンジブルコンピューティング, <特集>インタラクション: 技術と展開)」情報処理学会論文誌 Vol.46, No.7(20050715) pp. 1661-1670(ISSN:03875806)
[編集] 外部リンク
フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 Text is available under GNU Free Documentation License.
最終更新 2009年10月29日 (木) 04:26 (日時は個人設定で未設定ならばUTC)。
【タンジブルユーザインターフェース】変更履歴



