タ号

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タ号試作特殊攻撃機(たごうしさくとくしゅこうげきき)は、第二次世界大戦末期、大日本帝国陸軍によって開発された特別攻撃専用機である。

[編集] 概要

使用目的は爆弾を装備し、近海の敵艦船や敵上陸用舟艇、場合によっては上陸後の敵陸上部隊などに体当たりして自爆攻撃する為のものである。 疎開工場でも生産可能で、金属の使用を抑える為に全木製の、工員に高度な技術を必要としない、生産しやすいように直線的にまとめられた、使い捨ての、きわめて簡易な設計であった。

タ号には2種類あった。

ひとつは日本国際航空工業製の設計で、単座で、100馬力級発動機を搭載していた。武装は100kg爆弾を1つ。日本国際航空製は終戦までに試作機1機のみが完成した。主翼はテーパー翼の低翼単葉であり、掩体壕(えんたいごう)に隠蔽できるように外翼を人力で上方に折りたたむ事ができた。尾輪は無く、尾そりを採用していた。主翼や尾翼は、表面にフレーム跡が浮き出ているので、羽布張りとおもわれる。プロペラは木製固定ピッチ2翅であった。基本的な機体デザインは同社が生産していた四式基本練習機(キ86)とよく似ていた。また東京航空が生産していた全木製単葉複座練習機であるキ107とも似ていた。発動機もキ86やキ107と同じハ47であった。試作初号機は1945年6月25日に完成した。

もうひとつは日本国際航空製とは全く別設計の、500馬力級発動機を搭載した立川飛行機製。武装は500kg爆弾を1つ。こちらは終戦までに開発が間に合わなかった。大馬力の発動機と大重量の爆弾を装備するため、機体は日本国際航空製より大きかった。

出力からして該当する発動機はおそらく「ハ13」(海軍名称 天風)系(特に当時、九九式高等練習機二式高等練習機に採用されていた為に、大量に生産され入手が容易な「ハ13甲」)か、「ハ1」(同 寿)系か、「ハ8」(同 )系だとおもわれる。

なおタ号のタは竹槍(タケヤリ)のタだと言われている。

[編集] 性能諸元

日本国際航空製

  • 全長: 不明
  • 全幅: 不明
  • 全高: 不明
  • エンジン: 日立製 ハ47(海軍名称 初風一一型) 空冷倒立直列4気筒エンジン公称105hp
  • 速度: 150~200 km/h(推定)
  • 乗員: 1名
  • 武装: 100kg爆弾

立川飛行機製

  • 全長: 不明
  • 全幅: 不明
  • 全高: 不明
  • エンジン: 500hp エンジン
  • 乗員: 1名
  • 武装: 500 kg爆弾

最終更新 2009年6月18日 (木) 05:43 (日時は個人設定で未設定ならばUTC)。
【タ号】変更履歴

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