ダイゾー
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| 種類 | 株式会社 |
|---|---|
| 市場情報 | 非上場
|
| 略称 | DC |
| 本社所在地 | 〒552-0013 大阪府大阪市港区福崎3-1-201 |
| 電話番号 | 06-6577-2501 |
| 設立 | 1936年4月25日 |
| 業種 | 化学 |
| 事業内容 | エアロゾル製品の製造販売 モリブデン製品の製造販売 駐輪設備並びに機械器具設置工事 船舶の造修並びに鉄鋼構造物製作工事 |
| 代表者 | 東郷重興(代表取締役社長) |
| 資本金 | 3億1000万円[1] |
| 売上高 | グループ全社:1300億円[1] |
| 従業員数 | 721名[1] (2008年7月31日) |
| 外部リンク | 株式会社ダイゾー |
株式会社ダイゾー(かぶしきがいしゃ だいぞー、英語:Daizo Corporation)は、日本の化学メーカー。旧社名は株式会社大阪造船所(かぶしきがいしゃ おおさかぞうせんじょ)。かつては造船業を展開していた。
目次 |
[編集] 概要
1936年、造船メーカーとして大阪府にて設立された。日本国有鉄道の大島丸を建造するなど造船業を中心とした事業展開で知られていたが、昭和の終わりまでに完全に撤退した。長崎県にて住友商事、住友重機械工業と合弁で大島造船所を設立し、ダイゾーの大規模造船事業はそちらに集約された。また、ダイゾーの中に残されていた小型船舶の修繕事業も、2005年以降は子会社の大阪造船ドックに集約された。
現在はエアロゾル製品製造販売事業、モリブデン製品製造販売事業、システム構築・販売・サービス事業、駐輪設備設置工事事業、機械器具設置工事事業などを手がける複合企業となっている。近年ではM&Aを積極的に進め、オムロンや産業能率大学からインテリジェントスクエアを買収し、自社の情報システム事業部と統合し、新たにディアイスクエアを設立した。また、飛行船製造業のスカイピアを併合してスカイピア事業部を設立するなど、飛行船の製造・販売分野に進出している。
一部の子会社は重工業メーカーとしてはやや異色な飲食関連事業に携わっており、関東地方で高級レストランを経営する銀座クルーズや、小豆島でのオリーブ栽培に乗り出した東洋オリーブも傘下企業である。東芝銀座ビルにて銀座クルーズが経営する「GINZA CRUISE CRUISE」は、銀座(東京都中央区)を代表するランドマークのひとつでもある。
創業時の社名は「株式会社大阪造船所」であったが、2000年に「株式会社ダイゾー」に社名を変更した。その後、ダイゾーの傘下で損害保険事業とリース事業を営む「大造興産株式会社」が、社名を「株式会社大阪造船所」に変更した。そのため、新「大阪造船所」(2005年 - )は旧「大阪造船所」(1936年 - 2000年)の子会社である。
[編集] 沿革
- 1936年4月 - 株式会社大阪造船所設立
- 1942年9月 - 東京製鉄株式会社を合併
- 1945年6月 - 太平洋戦争により大阪工場が空襲に被災し機能停止
- 1948年6月 - 第2次計画造船の割当てを受ける
- 1948年12月 - 戦後第一船の引き渡し
- 1950年5月 - 株式会社大原造船所(現木津川工場)を併合
- 1973年2月 - 住友重機械工業株式会社、住友商事株式会社と合弁で株式会社大島造船所を設立
- 2000年8月 -「株式会社大阪造船所」から「株式会社ダイゾー」に社名変更
- 2005年7月 - 大造興産株式会社が「株式会社大阪造船所」に社名変更
- 2007年8月 - 情報システム事業部と株式会社インテリジェントスクエアとを経営統合し株式会社ディアイスクエアを設立。
- 2008年8月 - 株式会社スカイピアを併合。
[編集] 事件・事故
[編集] 神扇スプレー倉庫爆発火災
1999年6月5日、ダイゾーの製品の保管を依頼されていた倉庫会社の施設で火災が発生し、製品に次々引火して爆発したことから鎮火まで1日以上かかる大火災となった。
埼玉県五霞町の大阪造船所東京工場では、アース製薬の委託を受け殺虫剤のスプレー缶を製造していた。大阪造船所では製品の保管を倉庫会社「ダイセー・ロジスティクス」に依頼しており、同社は埼玉県幸手市の倉庫にそれらの製品を保管していた。ところが、1999年6月5日夜に倉庫内にて火災が発生した。当時、ダイセー・ロジスティクスは倉庫にスプレー缶236万本を保管していたが、それ以外にもポリエチレン製ガス管1万2500本、ペット樹脂996tを保管していた[2]。そのため、火災により保管されていたスプレー缶や樹脂類に引火し爆発、激しく炎上した。周囲100メートルを超える範囲に大量の殺虫剤の缶が火を噴きながら次々と飛来するなど[3]現場は大混乱となり、幸手市消防本部と消防団に加え久喜地区消防本部、杉戸町消防本部、春日部市消防本部らが消火活動にあたったものの、鎮火までに35時間かかった[2]。死傷者はなかったが規模があまりに甚大だったため、事態を重く見た消防庁がエアロゾル製品の保管に注意を促す通達を各都道府県に送付した[3]。
詳細は「神扇スプレー倉庫爆発火災」を参照
[編集] 下請法違反事件
2009年3月、ダイゾーが不当に下請け代金を減額するなどしたため、下請代金支払遅延等防止法に抵触するとの指摘がなされた。
中小企業庁の調査によると、ダイゾーは2006年11月〜2008年9月における下請業者5社への代金のうち、7000万円超を不当に減額していたとされている[4]。この調査結果に基づき、2009年3月、中小企業庁は公正取引委員会に対して措置請求を実施した[4]。公正取引委員会の調査に対し、ダイゾーは「得意先との価格交渉が厳しく利益を確保したかった」[5]と説明した。同年4月21日、公正取引委員会は、ダイゾーに対して下請け代金の支払いと再発防止を勧告した[6][7][8][9][10]。
詳細は「下請代金支払遅延等防止法」を参照
[編集] 建造した船
[編集] 関連する企業
ダイゾーの傘下の企業、および、ダイゾーの傘下に入ったのち統合された企業である。
- 株式会社インテリジェントスクエア(東京都渋谷区)
- エヌ・ケー・エス株式会社(京都府京都市)
- 株式会社オーエス・システム(大阪府大阪市)
- 株式会社大阪造船所(大阪府大阪市)
- 株式会社大阪造船ドック(大阪府大阪市)
- 株式会社大島造船所(長崎県西海市)
- 株式会社銀座クルーズ(東京都中央区)
- 株式会社経営開発研修センター(大阪府大阪市)
- 上海大造気霧剤実業有限公司(上海市松江区)
- 上海大造商貿有限公司(上海市黄浦区)
- 株式会社スカイピア(大阪府大阪市)
- 田川炭鉱株式会社(山形県温海村)
- 株式会社ディアイスクエア(東京都渋谷区)
- 東洋オリーブ株式会社(香川県小豆島町)
- 株式会社ニチモリ・センチュリーシステムアイ(大阪府大阪市)
- 日本フイリン株式会社(東京都中央区)
- 株式会社日本モリブデン(大阪府大阪市)
[編集] 在籍した人物
[編集] 脚注
- ^ い ろ は 「ごあいさつ」『株式会社ダイゾー』ダイゾー。
- ^ い ろ 「エアゾール製品のスプレー缶を大量に保管する倉庫で発生した火災について(概要)」『総務省消防庁』消防庁、1999年6月28日。
- ^ い ろ 消防庁危険物規制課長「エアゾール製品等の適正な保管について」『総務省消防庁』消防庁、1999年6月28日。
- ^ い ろ 中小企業庁事業環境部取引課「株式会社ダイゾーに対する下請代金支払遅延防止法の措置請求について」『中小企業庁:株式会社ダイゾーに対する下請代金支払遅延防止法の措置請求について』中小企業庁、2009年3月31日。
- ^ 「下請けいじめで公取委が業界大手に勧告――社長は日債銀元頭取」『下請けいじめで公取委が業界大手に勧告 社長は日債銀元頭取 - MSN産経ニュース』産経デジタル、2009年4月21日。
- ^ 苅田伸宏「下請法違反の疑い:公取が返金や再発防止を求める勧告」『下請法違反の疑い:公取が返金や再発防止を求める勧告 - 毎日jp(毎日新聞)』毎日新聞社、2009年4月21日。
- ^ 「ダイゾーに下請法違反で勧告――公取委、部品製造で不当減額」『長崎新聞 全国・海外ニュース:ダイゾーに下請法違反で勧告 公取委、部品製造で不当減額』長崎新聞社、2009年4月21日。
- ^ 「ダイゾーに下請法違反で勧告――公取委、部品製造で不当減額」『ダイゾーに下請法違反で勧告 公取委、部品製造で不当減額 - 大阪日日新聞』大阪日日新聞社、2009年4月21日。
- ^ 「ダイゾーに下請法違反で勧告/公取委、部品製造で不当減額」『ダイゾーに下請法違反で勧告/公取委、部品製造で不当減額―四国新聞社』四国新聞社、2009年4月21日。
- ^ 共同通信社「ダイゾーに下請法違反で勧告――公取委、部品製造で不当減額」『ダイゾーに下請法違反で勧告 公取委、部品製造で不当減額 - 47NEWS(よんななニュース)』全国新聞ネット、2009年4月21日。
[編集] 関連項目
[編集] 外部リンク
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最終更新 2009年12月7日 (月) 15:54 (日時は個人設定で未設定ならばUTC)。
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