ダイハツ・フェロー

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フェロー (Fellow) は、ダイハツ工業軽自動車である。

目次

[編集] 歴史

[編集] 初代(1966年-1970年)

フェローバギィ

1966年に発売された初代モデルは、既に貨物用の軽商用車では十分な実績を持っていたダイハツの軽乗用車市場参入第1作であった。

スペース効率の不利を押してエンジン縦置き配置とした手堅いFR方式で、既に実績のある軽トラックのハイゼット用2ストローク空冷2気筒エンジンを23PSに強化して搭載した。サスペンションには4輪独立懸架を導入したが、後輪にダイアゴナル・スイングアクスルを採用したのが特異な点であった。日本ではいすゞ・ベレット以外に先例がなく、以降の採用例もない。

プリズムカットと呼ばれる箱形のボディー形状で大人4人が無理なく乗れる軽自動車を目指し、当時のダイハツの軽自動車販売シェアを伸ばしたが、同時期に出現した廉価で異常な高出力を持つホンダ・N360に押され、スポーツモデルの投入などを図ったものの市場を制するには至らなかった。2ドアセダンだけでなく商用の3ドアバン、ピックアップトラックのボディバリエーションがあった。角型のヘッドライトは日本車で初採用されたものである。

1970年には、北海道・東北等の降雪地帯を除いて100台限定で販売されたバギータイプの「フェローバギィ」も発表された。名前こそフェローと付くが、商用軽自動車であるハイゼットピックアップをベースに、ドアの無いバスタブ型のFRP製ボディーと大型ロールバー、グリルガードを装備し台数限定車にもかかわらず低価格で販売された。

[編集] 2代目

[編集] フェローマックス(1970年-1977年)

フェローマックス(4ドアセダン)
フェローマックス(ハードトップ)

1970年4月、2代目のフルモデルチェンジで名称は「フェローマックス (Fellow Max) 」となり、ホンダ以外の各社が後輪駆動を通していた当時の軽乗用車では珍しく、スペース効率で有利な前輪駆動に移行した。

型式は『L38』。前モデルより軽量化され、更に当時のパワー競争の煽りで軽自動車最大の40馬力を発生させるまでに至ったが、オイルショックや排気ガス問題で幾度かのマイナーチェンジでエンジンの変更も行われパワーも低下。ファミリーカーとしての需要もリッターカーへ移行して行った時代でもあり、人気は徐々に下火になった。ボディバリエーションは2ドアセダンと3ドアバンでスタートし、後にハードトップと4ドアセダンが追加された。

1970年7月、ツインキャブを発売。グレードはSSとS。

1970年10月、ハイカスタム(シングルキャブ)を発売。

1971年3月、マイナーチェンジ。

1971年8月、ハードトップを発売。グレードはツインキャブのGXLとSL、シングルキャブのGLとTL。GXLとSLには前輪ディスクブレーキを標準装備。

1972年3月、マイナーチェンジ。インストルメントパネル、フロントグリル、フロントフード、等を変更。ハードトップGHL(前輪ディスクブレーキ・レザートップ等を標準装備したシングルキャブの豪華仕様)を追加。

1972年10月、4ドアセダンを発売。グレードはデラックス・カスタム・ハイカスタムの3車種で全てシングルキャブ。同時に排出ガス清浄化が施され、ツインキャブは40psから37psに、シングルキャブは33psから31psに最高出力が低下。

1973年5月、マイナーチェンジ。フロントグリル、フロントフード、フロントフェンダー、等を変更。2ドアセダンのリヤスタイルをカムテールから4ドアセダンと同じ形状に変更。ハードトップのリヤスタイルも大幅に変更。2ドアセダンハイカスタム、2ドアセダンパーソナル、ハードトップGXL、廃止。2ドアセダンスーパーデラックス、4ドアセダンSTD、ハードトップGSL、ハードトップL、を発売。

1973年10月、保安基準改正に伴う安全対策を実施。

1975年2月、マイナーチェンジ。ツインキャブ車を廃止。ナンバープレート大型化に伴う前後バンパーの形状変更、インストルメントパネルを変更、シートバックを変更、等。

1975年12月、マイナーチェンジ。ブレーキオイル残量警報装置を採用、等。

1976年5月、マイナーチェンジ。ハードトップを廃止。ZM型360cc2ストローク2気筒エンジン車は50年排ガス暫定規制適合。AB型550cc4ストローク2気筒SOHCエンジンを搭載し、51年排ガス規制適合の550発売。550cc搭載モデルはバンパー延長のみで車幅は360ccサイズのままだった。

ダイチャレではレストアされた車両がまれにL2クラスで参加がある。

[編集] マックスクオーレ(1977年-1980年)

1977年7月、「マックスクオーレ」(Max Cuore)を発売。

フェローマックスのビッグマイナーチェンジ版であり、車幅が広げられた。形式はセダンがC-L40、バンがH-L40Vである。ラインナップは2ドアセダン(STD/DX/カスタム)、4ドアセダン(DX/カスタム/ハイカスタム)、3ドアバン(STD/DX/スーパーDX)の3種。

エンジンはAB型2気筒4サイクル。547cc、28馬力である。

1979年3月 マイナーチェンジ。セダンは53年排出ガス規制適合でE-L40、バンは54年排出ガス規制適合でJ-L40Vとなる。

1980年7月 生産終了。後継車はセダンが「クオーレ」(Cuore)、バンが「ミラ・クオーレ」である。

[編集] 関連項目

[編集] 外部リンク

最終更新 2009年10月18日 (日) 10:47 (日時は個人設定で未設定ならばUTC)。
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