チェロとコントラバスのための二重奏曲 (ロッシーニ)

チェロとコントラバスのための二重奏曲ニ長調Duetto per Violoncello e Contrabasso)は、1824年ジョアキーノ・ロッシーニによって作曲された楽曲。

目次

[編集] 作曲と初演

ロッシーニは当時、財界の有力者と多くの交友関係を持っており、この曲はロンドンの有力な銀行家であるデイヴィッド・サロモンズを縁者に持つフィリップ・ジョセフのために作曲されたものである。ジョセフはアマチュアのコントラバス演奏家としてドメニコ・ドラゴネッティに師事していた。初演ではジョセフがコントラバスを演奏し、チェロはドラゴネッティが受け持った(ドラゴネッティはコントラバスのほかに、しばしばチェロも演奏していた)[1]

[編集] 構成

[編集] 第1楽章:Allegro

ニ長調 4/4拍子 二部形式

二台の楽器の掛け合いによって構成される。後半部では、提示部が調を変えて再現される。

[編集] 第2楽章:Andante mosso[1]

変ロ長調 3/4拍子 三部形式

チェロとコントラバスが順に主題を提示したのち、ト短調の中間部に入る。第三部ではチェロが主題を短く再現し、中間部の終結句がふたたび現れ終止する。

[編集] 第3楽章:Allegro

ニ長調 3/4拍子 コーダを伴う三部形式

コントラバスによる3度上昇の反復リズムに乗ってチェロが軽快な主題を提示する。コントラバスがイ長調で主題を模倣するところから中間部となる。再現部ののち、中間部の終結句を発展させたコーダによって楽曲を締めくくる。

[編集] 編成

チェロコントラバス各1

[編集] 脚注

  1. ^ Philip Gossett,Duetto per Violoncello e Contrabbasso,Baerenreiter-Verlag,2008,p.V

[編集] 参考文献

[編集] 外部リンク

最終更新 2009年8月10日 (月) 15:41 (日時は個人設定で未設定ならばUTC)。
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